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パラリンアートの SDGs

パラリンアート(ParalymArt)という日本発の活動があります。

これは一般社団法人 障がい者自立推進機構(以下、機構)が推進している、「障害のあるアーティストが民間企業や個人の協力を得ながらアートを通して報酬を得て自立していくことを支援する社会貢献事業です。

具体的には世界中の障害があるアーティストが、1つのテーマで作品を制作し競い合うコンテストの「パラリンアート世界大会」の開催があります。

また、 SDGsに貢献したいという企業等に対して機構が「パラリンアート」を斡旋し企業は作品を自社に飾り代金を機構に支払います。機構は代金の半分をアーティストに支払うことで、アーティストは収入を得ることができます。

リアルな作品だけでは無く、最近では「NFT作品」も発売するなど精力的に新しい分野でも活動されています。

他にも企業等の要望に応じて、アーティストが制作を行うコラボレーションや、スポンサー企業名を冠したアートコンテストなども行われています。

古くは1960年代にジャン・デュビュッフェ等が、先住民や精神障害者などが美術教育を受けずに創作した作品の価値を見出して蒐集していました。

 SDGsの様な概念の広がりとITの進歩による情報共有法の進化により実現した事業の好例だと思いました。 Stay SDGs!!
#sdgs  #パラリンアート #芸術

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