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不思議の国のアリスの穴に落ちてみて

先週、今週はかなりへこんだ週だった。自分の中で色々なものが欠壊し、たくさん泣いて落ち込んで、もやもやし続けた数日間。


私は落ちる時はとことんまで落ちる。自分がそうした気分になった時、なぜかいつも不思議の国のアリスの、アリスが穴に落ちるシーンが頭に浮かぶ。




Down, down, down. Would the fall never come to an end?
いつも頭に流れるこの一節。不思議なもので、ネイティブでもないのにこれが自分の頭に現れるのは中学生の教科書でやった英語のこの一節。終わりの見えない深い闇の中にいる自分が見えてくる。


しかし、アリスが不思議の国に辿り着いたのと同じく、自分もいつかは浮上して地上に降り立つ。悩み続けると人間あがるしかなくなってくる。


浮上してやる気が出た今日は新しくできたカフェに来てみた。気になりながらタイミングが合わずなかなかいけなかった場所。今そのカフェで執筆をしている。オーダーしたラテはまずまずだったけれど、新しい環境にくると気分が変わっていい。




前向きな気持ちで作業に取り組む。真っ暗闇を彷徨って泣きまくったからこそ見えてくる光。




穴に落ちて深い闇の中にいるのは一見どん底だけれど、この光や新たに歩いていく道の貴重さを教えてくれる。光や道を見つけた時の喜びもひとしおである。


私の中でこの闇の中に落ちていく作業は1歩前進するために必要なことなのである。と、そんなことに最近気がついた。


これからも人生何度となく穴に落ち続けて同じフレーズが頭の中に流れ続けると思う。だけれど、裏を返すとこれが一通り終わると気持ちも落ち着き、良い方向に向くのだから何度でも落ちて這いあがろう。



そんなことをつらつら書きながら作業に打ち込む昼下がり。
午後も気合を入れて頑張ろう。


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