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記事:AIで見抜く不登校の予兆 「先手」支援へ、埼玉の学校が実証研究(朝日新聞)

埼玉県戸田市で行われている、不登校の予兆をAIで予測する実証に関する記事。

出欠や保健室の利用状況、学校生活に関するアンケート、学力テスト、タブレット端末で子どもたちが自ら記録する日々の心身の状態などのデータを、AIが分析。不登校になるリスクを算出し、高い順に、赤、ピンク、オレンジ、黄色で色分けして示す。

https://digital.asahi.com/articles/ASS425S7QS3RULFA00R.html

記事中の教育データの取り扱いに関する「ガイドライン」は以下のものですね。なかなか大作の記事なので、あとでゆっくり読みたいと思います。執筆者はまさに記事中に登場する同市教育委員会の教育政策室長の横田氏です。実は友人です。

元の朝日新聞の記事で興味深かったのは、データの活用について保護者によるオプトアウト方式(参加したくなかったら離脱できる)としたところ、実際には非参加者は少なかったということ。それだけ丁寧に説明してきたんだろうなと思います。

記事で強調しているのは、あくまでAIは教員にとっての「参考情報」に過ぎないということ。

「そもそも不登校対策に、この時点でこれをやれば良いという正解はない。100%の正解がない世界で、人の判断とAIの判断をどう掛け合わせていくかが、今後の教育現場には問われている

https://digital.asahi.com/articles/ASS425S7QS3RULFA00R.html

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