付加価値をつける仕事をする

これまで有料のnoteは買ったことがなかったけど、ふとこちらを購入した。

ぶっちゃけ、買うまえは
「780円……ちょっとした文庫本くらいの値段じゃん。ほんとのそれだけの価値があるんかいな」
といぶかしんでいたけれど、なるほどよんでみると納得した。

みずからの経験を赤裸々にかたってそれをエビデンスにしつつ、フォロワー数ごとの最適戦略をわかりやすく説明してくれている。とても勉強になったし、さっそく実践してる。

すごいのは内容だけじゃない。780円という値段も、安いとはいいがたいが、高いともかんじない絶妙な値づけ。売れゆきによって価格をかえる戦略も、購買意欲をそそる。キャッチコピーもうまい。


編集者の存在意義は


まあnoteの内容は買ってよんでいただくとして、わたしが感じたのは「編集者の存在意義」だ。

これだけコンテンツをひとりで練りあげ、うまく文章におとしこみ、マネタイズまでひとりでできてしまう人にとって、編集者というのは必要なのだろうか。

たしかに、ただブログをまとめて本にするだけだったら誰がやってもおなじだろう。

ただ、編集者として分けまえをもらうからには、自分が関わることでそのコンテンツになにかしらの付加価値(あたらしい切りくち、ターゲットの間口をひろげる、図解・コミカライズ、対談などなど)をくわえられなければ意味がない。


自分がいたことでなにが変わったか?


ということで、自分のなかで「だいじょうぶ、意味はある」という結論におちついた。

「自分がどのような付加価値をつけくわえられたか」という視点は編集者のみならず、働くすべてのひとにとって大事なことだと思う。

・自分がいなかったら、そもそもその仕事は存在しないか?
・自分がいなかったら、その仕事のスピード、質、規模などは劣ったものになってしまったか?

このあたりはつねに考えておきたい。


補:虚無感にも意味がある


あ、ちなみに、わたしは最近「本をつくる意義」をかんがえあぐねて虚無感をいだくことも多かったけど、最近よんだ本でちょっとそれが解消された。

人間の欲求を5段階にわけたマズローせんせいによれば、ひとが内面的に成長するとちゅう、これまで自分がやってきたすべてのことが無意味に感じられる「高次病」という状態になるらしい。

その虚無を乗りこえると、あたらしい価値観をもった自分として行動していけるんだとか。そういうことがわかるだけでもちょっと安心する。

もし虚無感をいだいたら、それは自分が精神的に成長しようとしているあかしととらえてもいいかもしれない。

(了)

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澤 有一良

こんなことをかんがえている

編集者として仕事をしたり、人と会ったりしたなかで気づいたりボンヤリと思ったことを書いていきます。週に一度は更新予定
2つのマガジンに含まれています
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