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念願の東京ジャーミイ

東京にモスクがあるのをご存知ですか?
何年も前から知っていたのに、なかなかタイミングが合わず行けていませんでした。
今回、マレーシアでモスクに触れ「日本のモスクにも行きたい!!」とようやく実現です。


モスクと一言で言っても、各国にあります。
東京ジャーミイはトルコのモスクになります。
私は、トルコとシンガポールのモスクが違うのか・・・などは分からないくらいの素人です。。

ムスリム(イスラム教徒)たちは全世界にいますが、コーランはアラビア語で読むそうです。
聖書は自国語で読みます。
お経も自国語で唱えます。
コーランはアラビア語で声に出して読むそうで、教えてくれた方も「私はアラビア語読めないんだけどコーランだけは大丈夫!」とおっしゃっていました。


代々木上原駅から歩いて10分程度のところに、東京ジャーミイはあります。
突然現れます!
門があるわけでもなくすぐ入口です。
そして、ミナレット(塔)がやはり印象的です。

東京ジャーミイ

一見すると結婚式場のようですよね。
でも、ヒジャブをつけた女性や、外国の方がいるので違うんだと気がつきます。

入口からして異国情緒満載!
曲線とミナレット、アラビア文字が魅力的

見学者も自由に入ることができます。
私はスカーフを持参しましたが、入口にレンタルできる布がありました。
なにも持ってない場合は借りましょう!

入り口からはいってすぐ 正面
お祈りをされている方

マレーシアのモスクで実際にお祈りをさせてもらったことがあります。
作法を習って「やってみましょう!」と、膝とおでこをついてお祈りをしました。
日本人にとって、頭を下げることや、膝をつくことはこれといって抵抗のあるものではありません。
意外と違和感なくできました。
モスクの方にも「日本人のお辞儀と同じですよ」と言われました。

モスクで感じたのは、人々の集いの場になっているなということです。
床に座って話している人たちや、寝転んでる人、コーランを読んでいる人。
これは、どこのモスクでも似たような雰囲気です。
神聖に祈るだけの場所とは違う、もっと身近なものなのかもしれませんね。
ムスリムの人たちは1日5回のお祈りをするそうなので、生活の一部なんだと感じました。

ゆっくりくつろぐ人たち

モスク内の壁や天井は本当に綺麗でした。
色使いもさることながら、模様も独特で絶対に日本にはない感覚です。
キリスト教の教会となにが違うのかと言われたら、やっぱりこのドーム型の丸さな感じがします。

壁から天井にかけても美しい!
幾何学模様に見えるモスクの天井

2階部分に上がると、全体を見下ろすことができました。
女性専用なんだそうです。
イスラムの世界では、女性と男性をしっかり分けている印象があります。
1階部分は男性女性どちらでも大丈夫でしたので、女性専用がありますよという感じです。

イスラムのこと、私はなんにも知らないなと痛感します。
テレビで見るのは、過激な情報だったり偏っていたりしますよね。
宗教を悪のように考えがちですが、知らないだけではないかと思います。
空港にはPrayer Roomがあります。(日本語で「祈祷室」と訳されるのはどうかと思いますが・・・)
なんと羽田空港にもあるんですよ!
⇒ 羽田空港Prayer Room
それだけ用意するのは、それだけ信仰している人が多いからです。
知って、理解することは世界を広げることだと思います。
怖いと思わずに、ちょっと覗いてみてはどうでしょう?

次はイスタンブールのモスクに行きたいです!

2023年旅

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