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韓国へは船でも行ける

日本から海外へ、船で行けるのを知っていますか?
海に囲まれた国だから当然ですが、海外旅行に行くと聞いたら、基本的には飛行機で行くものだと思いますよね。
なので、、船で出国してきました!

福岡から韓国

福岡から釜山は約200km。
東京↔︎大阪の半分の距離です。
福岡から鹿児島に行くのと同じ距離だというんだから、それはもう国内旅行の範囲ですよね。
福岡からソウルでも540km。
東京までの距離が880km。
福岡の人は自分の国の首都に行くより他国の首都に行く方が近いということですね!笑

こうやって、実際の数字で見るといかに身近な国だということがわかります。

福岡空港発着の韓国便は、2024年現在10社あります。(共同運行含む)
ソウルなら1時間半。
釜山ならなんと1時間をきる早さです。
本当に海外とは思えない距離ですね。

クイーンビートルに乗ってみた

クイーンビートル

JR九州が運行している船で、福岡↔︎釜山を3時間40分かけて毎日運行しています。
2022年に刷新して、ビートルからクイーンビートルになりました。
それまでは、本当に黒い船でビートル(カブトムシ)のようなシルエットでした。

ジェットフォイルだったので、外に出ることはできない高速船でした。
その代わり2時間40分といまより時間は短かったです。
まさかの刷新で時間がかかるようになるとは。。
どうやっても飛行機に勝てないので、違うところで勝負しているのかもしれないですね。

船からみた福岡の街
ヤフオクドームと福岡タワー


クイーンビートルの船内

船内は、指定席でシートは新幹線より少し広いかな?という位です。(感覚的に)
国内で乗る船と…まぁ、似ています。
豪華客船ではなく移動手段の一つという感じです。
鹿児島から屋久島への船など、ちょっと距離のある船はだいたいこんな感じですね。(笑)

ただ、もちろん少し違うなと思った点もありました。

  1. 船内に免税店がある

  2. 荷物を専用の棚に入れる

  3. 国際間移動なのに自転車置き場がある


ビートル内には自転車置き場がありました
デッキで海風にあたることもできます


最大の敵。船酔いは?

船旅だというと1番の心配は、揺れないの?ってことだと思います。
これに関していえば…天気次第です!
当たり前ですが、外海、しかも玄界灘なので、荒れたら揺れます。
しかも、、めちゃくちゃ揺れます。

今回は…
行きはもう地獄のようでした!苦笑
出航して30分で立っていられないほどの揺れで、配られた酔い止めも虚しく。。
売店も免税店も全てクローズしました。
それぞれに袋が配られ、真っ青な顔をしてる人たちがあちこちに座り、トイレは全部埋まり。
二度と乗りたくない、、と思いました。
以前、台風の去ったあとに乗ったときも、信じられないほど揺れ「絶対に船には乗らない!」と思ったのを思い出しました。

そんなときの、クルーたちの素晴らしい対応といったらありません!
汗だくで走り回り、もどしている人たちには冷たいおしぼりを配って回っていました。
首筋を冷やしたらいいですよ!とそれぞれに声かけをしていました。
まさにプロ!
そんな様子を見れるのは…揺れを我慢したおかげですね。笑


ただ、毎回そうなわけではないのでご安心を。
帰りは全く揺れず、船内でお酒を飲みながらキンパを食べる余裕な旅でしたので。
そんな思いしてなんで船に?と思うかもしれませんが、船には船のいいところがあります。

1つ目は釜山港が街と近いこと。
タクシーを使ったらすぐですし、歩いて釜山駅にも行けるのですぐ遊びはじめられます。
(福岡の場合…港より空港の方が近いんでは?という思いはありますが)

そして2つ目はたくさんの買い物ができること。
女性は特に、韓国コスメや免税品を買うことが多いですよね。
液体のものを買うと、毎回とても重たくなります。
飛行機で重量制限にひっかかることもしばしばです。
LCCを使ってせっかく安く行くことができても、追加料金をとられたりもします。
その点、船だと持ち込み放題です!
どれだけ重くてもパスできるので、私としてはこのメリットが大きいです。

韓国へ行くなら、船も選択肢の一つにしてみてはどうでしょう?

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