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こんな状況下だからこそ、ソーシャルディスタンスな運動会を滋賀で開催してみた話

おばんです。さわりょーです。

普段は滋賀県湖南市で大人スポーツ部というスポーツコミュニティを運営したり、ミニ部活という中学校の課外活動でeスポーツ部の講師をしたり、某商業施設でコミュニティマネージャーという仕事をしたりしています。スポーツを通じて人が集い、共創する場を作るのが好きで得意な人間です。


めーーーーーーーーーちゃくちゃ久しぶりにオフラインで集まってのイベントを、先日開催しました。

最後にイベントした記憶あるのが、2月22日のニャンニャンニャンの日。なのでおよそ8ヶ月ぶりのオフラインのイベントレポート的なやつです。

それではどうぞ。
*時間がない方は以下の動画だけでもどうぞ!




#1 事の経緯

6月のとある日にFacebookを眺めていると、友人であるレンくんがこんな記事を書いていた。


「おもろいやーん」と思いつつ、特にメッセージもせずに1ヶ月程たったある日、そのレンくんからこんなメッセージが来た。

「サワリョーさん、こんな事やりたいんですがやりませんか?スポーツといえばサワリョーさんな気がしていて」


おそらくレンくんは以下の記事を見ていて連絡をくれており、それで連絡をくれたっぽい。


この文章は以下の文章で締めた。

滋賀・湖南でも未来の運動会をやりたいな


という事でお互い「滋賀で運動会を実現したい」というところで思いが一致して、運動会へレッツゴーという話になる。これが7月の頭の話。




#2 運動会までの流れ

とはいえ当時はまだロックダウンが解除されたから1ヶ月程度しか経っていない。当然大規模な集会やイベントはまだまだ規制が掛かっており、「運動会をやるとは言ったものの、どうやって実現に漕ぎつけようか・・・」ということで頭を悩ましていた。

その時に、ちょうど上の記事で出てきた「未来の運動会」開催元の人に、「一緒に未来の運動会を滋賀で開催できそうな人が現れました〜」と連絡したところに、この状況下においてもどうやったら運動会が実現できるかを考えるオンラインイベントやるから参加しない?と言われて、レンくんと参加する。

そこをきっかけに先輩運動会プレイヤーの方々からアドバイスをもらい、色々あって、開催へと漕ぎ着ける!


ソーシャルディスタンス運動会(以後SDU)の詳細はこちら。



#3 運動会開催にあたり大事にしたかったこと

ここには2つあります。


1つ目、これはSDUプロジェクトメンバーの1人でもある下ちゃんの口から出た言葉です。

今年は家族一緒に楽しんで、思い出や記憶に残るような体験が全くない


とても共感する言葉でした。


オンラインのイベント、それこそオンラインのエクササイズ、オンラインでのゆるスポーツ大会、ワークショップetc と参加しているのですが、どうも記憶に残っていないんですよね。

圧倒的に情報量が少ない、つまり五感に与える刺激がオフラインのイベントと比べて少なくなってしまうためでないかと推測しています。


そしてもう一つが「触れない繋がり」です。

やはりどれだけ楽しくて、満足度が高い運動会でも、「感染者」が出てしまえば失敗という風になってしまいます。

対人的には直接は中々触れられ中ででも、どのように心と心が触れ合う瞬間を生み出せるか。ここがキーポイントでした。

ここは競技でもそうですが、イベントのロゴででも表現をしています。

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このロゴでは、琵琶湖を中心に配置し、その周囲には滋賀県の4つの地域(湖北・湖西・湖東・湖南)を配置。それぞれ距離を取りつつも1本の白いトラック線で「つながり」を持っていることを表現しています。
(引用元:ONE SLASH Facebookページより)



#4 運動会の様子

ソーシャルディスタンス伝言ゲーム

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つまりは距離のとったジェスチャーゲーム 。このお題は、現在爆発的な興行収入を生み出しているあの映画がテーマです。分かるかな・・・?


靴飛ばし(ドラコン)

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靴をどれだけ飛ばせるかそ競うやつ。


靴飛ばし(ニアピン)

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靴を琵琶湖の中に入れられるかという種目。琵琶湖は青色シートの中に、描かれています。


シートバレー

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ブルーシートを使って、二人組で行うバレー。シートを張っていないとボールを飛ばせないため、勝手にソーシャルディスタンスを保てます。


喜びのエルボータッチ

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手にはビニール手袋を身につけてはいれども直接のハイタッチを避けて、エルボータッチで嬉しを共有。


参加者の声


当日の模様




#5 運動会の振り返り

SDUプロジェクトメンバーの最年少であるスギョーちゃんがイベント開催して1時間後くらいにこんなことを言っていました。

このイベントやって、私よかったですー!!!

本人は覚えているかは分からないけど、この言葉は僕にとって深く刻まれた言葉でした。


また運動会後には、こんな声も参加者の方から聞こえてきました。

今年は地域での住民運動会が開催されずに寂しいなー、って思っていたんだけど今日参加できてよかったよ!また開催してね!


高齢化や人口減少が進んでいる地域も多い中で、お祭りが姿を消していっているように、今後地域での運動会も減少していくのではないかと感じてます。

今回は「3密を避ける」という課題を解決して運動会を開催しましたが、次回以降の課題としては「0歳から100歳まで参加できる運動会」を設計することかもしないな〜と今回開催して思いました。


また直近のアクションとしては

湖南市で運動会をやる

という風に思っています。


今年は市が主催となるようなスポーツイベントが軒並み中止となっており、個人的にも周りの人に聞いてもしょんぼりしている。

ので出来る形を、ここ湖南市でも探って開催したいなと。


ひとまずは10月31日は湖南市初の市民主導の夏祭り #みんなつ があるので、それも頑張ろーー!


#6 お世話になった人々

運動会協会

先輩運動会プレイヤーその①。一般社団法人運動会協会の犬飼さんにも、今回の運動会実施に関して色々と相談に乗ってもらいました。


運動会屋

先輩運動会プレイヤーその②。大学時代、実はアルバイトしていました。前述の犬飼さんが主催されたオンラインイベントで再開し、相談乗ってもらいました。


うるう

SDUプロジェクトメンバーのとのくんが今回のロゴを製作してくれました!いつも無茶ぶりにも、ナイスなコンセプトで製作物を作ってくれます。




今回は内容がわりとコンパクトに纏まって嬉しいです!
バイバーイ!

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