今年度中に野党連合は「影の内閣」を立ち上げる必要がある(2018/10/13)

題: 今年度中に野党連合は「影の内閣」を立ち上げる必要がある(と思う) from 澤田石 順
澤田石 順(神奈川の鶴巻温泉病院の内科医)です。私は森ゆうこ先生を2014年から大応援している自由党員であり、JCPサポーターの一員、阿部知子先生(小児科医、衆院議員)を大尊敬している一市民。吉良さんとは、2012年の国会前ファミリーエリアでの明日香さん達の反原発活動において知り合うことができました。TPP反対で2013年四月からほとんど毎週(金曜)、高円寺駅前で TPPストリートミーティング を2016年五月まで155回くらい開催。
(諸先生には、このメールはbccではなく、ccで同報しております。皆様は公人でありますから。公人ではない同志の方にはbccで送ってます)
(mail to JCPサポーター、日本共産党中央委員会、森ゆうこ先生、阿部知子先生、吉良よし子さん[JCP参院議員])

実は私は、この九ヶ月は不眠症が甚だしく、言論活動が衰えてました。ようやく、回復しつつあり、三日くらい前から膨大にメッセージをtwitter/facebook/mailで送信してますが、まだ十分には回復してませんので、以下に、twitter/facebookに掲載した文章を、まったく整理しないままメールに載せることをお許し下さい。真意は、伝わると信じますので。
掲載する前に少し解説させていただきます。

 玉城デニーさんの沖縄県知事当選という事実、安倍晋三は自民党規約で次はないという事実。この両方は、私達「国民の生活第一」「人間の顔をした資本主義」「先進国並の労働者保護、先進国なみの教育への公費支出」を目指す人々に巨大なチャンスを与えてると思います。
 前者はオール沖縄という態様での選挙が多数派が支持する候補者を当選させることができることの証明となりました。国政での野党連合の強さを証明したことにはもちろんなりません。政党が全面にでたことで敗北した先の新潟県知事選挙の教訓をふまえて、政党色をなくしたことで、オール沖縄で戦えたので勝てました。
 来年の参院選挙、2021年の衆院選は、沖縄県知事選のように事実上ただ二人のうちの一人を選択する選挙ではありません。小選挙区は二人に一人の性格もありますけども。個々の小選挙区においては自民党と野党統一候補の二つに一人の選択となるとしても、最も重要な浮動票(過半数以上)は、彼/彼女が属している小選挙区の候補の中味を詳しく見るのではなく、自民党よりも野党が信頼できるか否かで投票することでしょう。そのような浮動票の半分はどちらも信頼できないので投票しないかもしれませんが、投票するとしたら、自民党内閣は顔が見えるのに、野党内閣は顔が見えないので、なんとなくわからないので、自民党の方がましかなと思って自民党に入れる人がその過半数だと思います。
 野党連合が政権交代すると本気になるならば、戦術とて「影の内閣」という音と画像と文章で見える存在の設立は必須だと思います。野党連合が政権交代すると本気になるならばと私は言いました。私から見るところでは、小沢さん、森ゆうこさん、山本太郎さんとか自由党の先生達のみが本気であり、次の衆院選挙での政権交代を日本共産党の小池さんとかは実現しようとは考えて無いように危惧してます。これはあくまでも私の見方であります。もっと悪いのは立憲民主党。同党は単独政権を目指しているように見えます。枝野さんらは次の次の次に単独政権を取れることを現実的目標にしているように見えます。
 森ゆうこ先生、吉良よし子先生、安倍知子先生、次の参院選で自民・公明候補の半分を落選させるため、そして次の衆院選で政権交代を実現しようではありませんか。そのためには、できれば今年中、遅くとも天皇交代の一ヶ月前までには、「影の内閣」を野党連合で形成して下さい。野党連合として国会内の統一会派結成という手段も良いでしょうし、参院選では比例選挙での統一名簿実現の望ましいと思います。
 統一会派結成とか、比例選挙での統一名簿よりも、遙かに有効・実効的なことは、影の内閣の創設だと思います。
 細かいところでのすべての政策協定はできなくても、スローガン的な政策だけでも良いでしょう。ただし、細かいところで必須なのは、子供の教育だけは大学まで無償、年金増額、生活保護増額、最低賃金1500円、消費税減税、安倍内閣による法人税の年間三兆円減税の中止、不労所得(利子や配当、有価証券譲渡益など)に一律40%課税(あるいは合算課税)、年金と医療の社会保険税の累進課税化、労働者関係法律を安倍政権の前に戻す等など。原発再稼働しない、憲法違反の戦争法案・特定秘密保護法・共謀罪の廃止とかについては、政策協定の後の方でちょろりと触れるだけでいいと思います。立憲主義とか平和については、浮動票にとって、基本的にどうでもいいことですから。私は普通の病院で仕事してて、原発や戦争法案・特定秘密保護法・共謀罪について、ある時期は週四日は街頭で活動してて、そのことを職場の仲間に話してましたが、10人に一人くらいしか関心なし。なので、生活に密着しないことを全面には出さない政策協定が良いと主張します。
 大切なことは浮動票の獲得なのです。無党派の中で浮動票は半分くらいだと思います。無党派の1/4は自民・公明に、1/4は野党に投票してきたと思います。無党派の半分が真の浮動票であり、その半分は選挙に参加してなかったと思います。自民とか公明にずっと投票した1/3も浮動票だと思われます。公明党・創価学会や自民党、企業の強烈な運動により、何も考えることなく、自民・公明に「ずっと」投票してきた「無党派」の浮動票もいますし、新聞の世論調査では自民または公明支持と回答してきた「浮動票」の人もかなりおりますでしょう。
 繰り言となりすみませんが再確認します。

★影の内閣を創設することは政権交代のために必須
★浮動票の獲得を最優先する戦術を採用すべし(特定秘密保護法とか戦争法案
 廃止、脱原発のごとき「高尚」なことを決して全面には出さない!)

以下、本日のtweet等を長いですが、整理することなくそのまま掲載させていただきます
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#影の内閣を野党連合は平成30年度内に組閣せよ
安倍政権による諸政策の過半数に国民の過半数は反対しているが、野党に投票しない理由は単純だ。立憲民主党、日本共産党、社民党等の政策協定が明確ではないからだけではなく、政権交代したら誰が総理で、誰が厚労大臣とかがビジュアルでないから

#影の内閣を野党連合は平成30年度内に組閣せよ -2
庶民は #影の内閣 が映像・音・文になれば、安倍内閣に代わる選択肢として認識するであろう。#影の内閣 が発足した直後はNHKすら取り上げると予想する。自民党と経団連の犬たる電通により少なくともテレビでは放送されないことにはなろうが

#影の内閣を野党連合は平成30年度内に組閣せよ -3
影の内閣が発足して見える化する効用は極めて大きい。野党連合の政策協定がその前提。「国民の生活が企業利益よりも大切」「子供の教育と大学の研究は先進国並に国が金出す」「年金、生活保護、医療・介護も先進国並に」という概要で良い

#影の内閣を野党連合は平成30年度内に組閣せよ -4
選挙で勝利するためには浮動票の獲得が最優先
浮動票は無党派と同じではない。自公の支持者にも浮動票あり
影の内閣の顔、総理大臣は誰がいい?
理屈で正しいことをすらすらと言う人物は、浮動票を惹き付けない
結論⇒森ゆうこ参院議員が良い!

#影の内閣を野党連合は平成30年度内に組閣せよ -5
影の内閣総理大臣に森ゆうこさん @moriyukogiin を推奨する理由
1 国民の生活第一との信念
2 笑顔の好感度も安倍内閣攻撃の迫力も抜群
3 小政党所属故、諸党に気配りせざるを得なく、彼女はできる
4 共産党等の野党指導者が深く信頼している

#影の内閣を野党連合は平成30年度内に組閣せよ -6
影の内閣の名簿、私はこうしたい
・総理大臣⇒森ゆうこ(自由党参院議員)
・共産党の志位さん⇒外務大臣
・立憲民主党の枝野さん⇒法務大臣
・共産党の小池さん(医師)⇒厚労大臣

政権交代のため野党共闘が必要なるも、共産党が第一に「戦争法廃止、立憲主義回復を共闘の一丁目一番地に」と提唱するのは戦術ミス。庶民の関心でない
国民の生活第一⇒派遣労働廃止、最低賃金増額、教育支出を先進国並に、安倍政権による法人税3兆円減税をやめる。このような政策を中心なしないと、庶民の心には響かないと思う。消費税を数年かけて、あるいは直ちに廃止も必要な政策である

tw: 安倍・自公明政権支持の自称保守(事実は左翼)の人々は必見!
・中島はリベラル⇔パターナル(父権的)、リスクの社会化⇔個人化の2×2で諸党を分析する
・澤: 日本共産党は中国共産党と反対のリベラルである

◎中島岳志(政治学者/本物の保守)vs小池晃(日本共産党書記局長)の対談⇒ https://youtu.be/k7SBayXFu1M #とことん共産党

・私の考え: 左翼・革命家は人間の理性を信頼するが、右翼・保守は理性の危うさを自覚する。前者は現実より理念を優先して大改革を求めるが、後者は現実を直視してそこから小さな改革をしようとする。
 両人ともこの思考だと思います。

・憲法は死者による為政者の制約である
・日本共産党は死者の叡智を積み重ねて・・
・立憲主義と民主主義には緊張感がある。選挙で勝った政権は自由ではなく、憲法により制約される

#非国民・売国奴の定義 ↓のどれか一つに合致する
国民の生活よりも
1-日本企業 2-米国の #軍産複合体 3- #超国家企業 の利益を優先する
・自民、公明、維新は全てを満たしてます。それでも、あなたは #2019参院選 で自公に投票する?
日本共産党、立憲民主党、社民党はどれにも合致しません

#こんな考えの方は2019参院選で自公に投票しよう -6
どれか一つに合致するなら
1 内閣総理大臣は政治を私物化してもよい
2 内閣は必要に応じて憲法に違反しても良い(違憲の法律制定OK)
3 莫大な企業献金をもらう自民党は、国民の生活よりも企業利益を優先して当然
4 派遣労働等の非正規雇用者を増やしたい(庶民の総賃金はもっと減るべき)
5 全ての子供達に、親の経済事情に関係なく、大学までの教育を保証したいと思わない(保育・教育への公費支出を先進国並にする必要はない)
6 原発をどんどん再稼働することで、再び事故が起きても仕方ない
7 中央政府は農林水産業を保護する必要なし、外国の食糧と木材に依存する方向に大賛成
8 自分は非正規雇用だけども、自民党の企業優先政策により、そのうちに自分も正社員になれると信じる
9 自民党の政策には反対だけども、自民党に投票するとなんとなく安心で、いつか救われるように思える
10 自民党の政策には反対だけども、そんなことを口にすることは怖い
11 NHKの報道によると自民党政権のしていることは正しいと思える
12 自民党あるいは公明党に投票する(信ずる)者は救われると信じる

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