「ワンオペ」「頑張ること」が目標にしない日々ってのもいいんじゃね?  ~明日、親が介護施設に入居します! ⑩~

ワンオペできる人もいるだろう。

だからって、誰もがワンオペすべきじゃない。ワンオペ出来る人はただの超人、オリンピック金メダリスト級の人だと私はおもっている。

ってか、私個人体験としては、全人類に言いたい。

「ワンオペ」はやってはいけない!「頑張ること」を目標にしないでほしい!


介護だろうが、育児だろうが、仕事だろうが・・・なんでも一人抱え込んではいけない。

「そんなのわかってる!けど、どうしようもないんだ!!」

ってのが、現状ですよね。

私も散々、右往左往して、今も右往左往。そんでキャハーと発狂しそうな日々。ぶっちゃけすでに逝っちゃったからココに書き込めてるのかもしれません。


きっとワンオペについて一生悩んでるクチです。

散々、一人で抱え込まないで。って言われている。

ワンオペはキツイぞ!絶対やめろ!行政や福祉制度をバンバン使うんだ!周りに相談を・・・ってガンガン言われていてもね。

初めてのことだら色々わからないんだ。そして、介護(自分は20代の頃でしたので)や育児してる世代って働き盛りっていう人間年齢的に心身が一番充実してる時だから、結構、無理がきくんだよ。

周りは体力気力が弱った要介護の親→「守らなきゃ」

周りは体力気力がこれからの乳幼児→「守らなきゃ」

弱いモノを守らなきゃって本能的なモノも発生してる気がするのは私だけだろうか?


とにかく初めての介護育児だし、頑張ろう!って頑張ることを目標にして、わからないことを、わからないままにして我慢をしちゃうんだ。


どこまで頼っていいのか?依頼していいのか?自分のワガママなんじゃね?

最初は出来たし(そりゃ、最初は気力体力睡眠しっかりとれている状態だったからです。)だったらこれからもできるって思って、気力・体力・睡眠不足が続く生活続けていれば、色々破綻しちゃうんだよ。

もっと頑張ればいいんじゃね?ってか、もっと頑張ろう!!って危険な思考になる。


「頑張る」ことが目的になる。


最初の目的は「家族介護や育児をする」だったのに「ただただ頑張る」が目的にすり替わる。


だってさ、それぐらい疲れちゃうんですよ。自分の疲れすらわからないほど疲れている。

覚悟と判断の繰り返しがワンオペです。

一応、体は動いてるように見えるけど、脳をフルスロットルで動かしながら、介護や育児の重労働もしてるんですもん。

下手こきゃ、要介護者や幼児はケガや病気等々になってしまう可能性大。神経すり減らしますがな。

だから、「自分が疲れている」という状態に気づけない。

見えない形で心身は悲鳴を上げている状態。


そりゃ、安寧を求めていた「家族」という場に介護や育児などのワンオペしちゃえば、ドカッーンと色々、なっちゃいます。私もなっちゃいました。


誰かのアドバイスも聞きつつも、判断するのは自分。自分の正解を見つけようと右往左往。

疲れた脳と肉体で、相手に少し違う意見を言われれば、「否定された!責められてる!!自分が悪いんだ!!!」とむせび泣いた日。


めまぐるしく変わる福祉・行政制度(まあ、そりゃそうだ。利用者の数と質がどんどんと変わるからね)の手続きの煩雑さ。(は、多分、公務員さん達が一番思っていると、市民は静観するしかない現状。)


結局、自分が納得した形にするには、自分を筆頭に各所へ依頼してワンオペレーション。

そう危険な、心身疲労するワンオペになる。


「専門家に相談」って言っても、専門家もそれを「専門」としての商売をされてるわけだから、ダダじゃない。

しかも、専門研究の末、ぶっちゃけどの専門家の知見や技術が「自分の家族」に合うかわからない。

自分の失敗談としては、専門家先生は超絶わかりやすく話してくれてるのに説明聞けるほど、気力・体力、残ってないってのも実際、経験済みです。


介護、育児、仕事とかの大変なことから逃げるというよりは「1人で抱え込まない」仕組みを作りたいと思う。

行政さんは立場上、超絶、何かしたいけど、してるようで、実際、動けない人達がおおいだろうからさ。


シリーズものはあまり長いと読む気が失せるので、ザックリ10でまとめたいと思い、今日が~明日、親が介護施設に入居します!~は終わりです。

殴り書きでしたが、自分と向き合えた時間でした。

親が要介護状態になって、ずっと以前から施設を探していたのに、今回、とあることがきっかけで入所しました。

「なんだ、結構、簡単に入所できるんだ。」って思ってしまったけど、それぐらいうちが緊急状態だったようです。

そんなこともわからないほど、ボロボロでした。

ゆっくり養生します。


また、どっかでお会いしましたら、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。


どうか、毎日、みんなに笑われていますように