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第15回星空案内人シンポジウムのレポ

第15回星空案内人シンポジウムのレポ

2023年3月5日(土)、6日(日)に開催された第15回星空案内人シンポジウムに参加しました。毎年この時期に開催されているようで、星空案内人の資格を取得していなくても参加できるということでした。コロナからオンライン開催をされているようですが、このままオンラインが続けば参加しやすいなぁと思っています。さわさわが参加して印象に残っていること、記憶に残っていること、集中していた部分だけになってしまうかも知れませんが、ご了承ください。

ここでは3月6日(日)の発表内容の一部をご紹介します。

1 星空ファクトリー

「2022年度活動報告」
活動報告、Zoomを使ってのオンライン講座等の開催
始まったばかりであまり使っている人はいなかったと思う。
かなり早くに取り入れて実践した。

2 星空案内人資格認定講座を受けたら、冗談じゃなく人生変えられた話

(リコットさん)
・星や宇宙に興味を持ったのが遅かったこと
・星空案内人を受けるきっかけ
・YouTubeチャンネル「リコットの夕焼け天文部」のこれまで
・プラネタリウムブック2,015によるとチャンネル1,000人を超えている施設は11%
・プラネタリウム施設が1,000人を達成していないところもある中、個人でもうまく攻略すれば3,000人を超えられる。

3 『やいづ星人の集い』の星空観望会

・Mitakaで動画を作成している。プログラムを組んで作っている。
・屋外でも宇宙教室、車から電源取って、車の横にスクリーンを設置。
・三保の松原に羽衣伝説。七夕伝説につながる。
・35/39名が星空案内人(準含む)の資格を取得している。
・設立から5年半で67回の観望会開催。
・50cmのドブソニアン望遠鏡など持ち寄っている。
・クリーニングや修理
・30mのメジャーを公園に貼って太陽系のスケールを感じる
・フェリーのライトを消して観望会。フェリースタッフが安全管理。湾内はライト消せない。

4 合同会社プラネタリウムワークス

・立ち上げが簡単なので合同会社を選択。
・社員1人
・広告は不要で、スマホが8割。スマホで見切れたら見られない。

打ち合わせ
・主催者の目的、対象、要望、こちらからの提案
・議事録(打ち合わせメモ)を作成する。
・言った言わないがあとでもめることになる。

前日までの準備
・当日の進行表、会場レイアウト
・使用機材の手配、保険の確認と手続き
・アルバイトスタッフ(雇用契約書も)自治体の労務で相談する

終了後の入金確認
・当日現金か、後日振り込みか
・手数料をどちらがもつか

5 星のソムリエによる観光地域マネジメントの実践

アストロツーリズムラボ
与論島
・観光地としてガイドのノウハウあり、ミーハーな人多い?、与論献奉(お酒の力)、アマチュア天文家いない
・トリプルボトムラインに基づく観光地域づくり
・とにかくしゃべるアークトゥルスYさん、ほとんどしゃべらないビーチボーイクラブMさん
・星のソムリエが73/5,000人
・中2が光害について発表
・石垣島 日本初の星空保護区認定
・ルールづくり、お客さんの分配
・雨天・曇天時の対応(Mitakaなど)、天気悪い冬場のオフシーズンの雇用
・海、丘、空を活用した島づくり
・自治体とは光害対策や呼びかけ等で協力してもらっている。

○休憩時間

運営の方が気を利かせていただき、会場を盛り上げていただきました。
おかげでとても楽しめました。郡山の特産品の紹介や、雑談のテク。
オンライン参加の方の紹介や交流。みんなクリームボックスを食べていた。

6 ハートピア安八(あんぱち)天文台

・望遠鏡の操作、導入でお客さんをほったらかしにしてしまう。
・観光バスと同じと考え、望遠鏡操作は運転手。
 アマチュアあがりの人は望遠鏡操作
・主語を省略しない、出典を明らかにする
・解説データを共有できるようにしたい
・最終的にはあんちょこアプリができたらいいな

7 講座におけるコミュニケーション強化策(NPO法人ナック)

まず資格を取ってもらってからでもいいと思うくらい
・知り合いは隣にしないで、毎回新しい人と隣に座ってもらう。
・話しやすい話題で話をする(おやつや今日は何の日)
・お茶やお菓子を用意しておやつタイム

8 沖縄県北部やんばる地域における地域星空ガイド養成の取組

・やんばるの森 動植物と星空の両方のガイド
・沖縄北部は光害が少ない
・くんじゃん星の会が地域星空ガイドを認定し、さらに上を目指す人は星空案内人資格に挑戦、やんばる独自の「生き物&星空ガイド」を新設する可能性も。
・自然のガイドは別にいる。ネイチャーガイド。

9 やまがた天文台の活動の紹介

・小さな天文学者の会280名程度。
・理事長は2020年に引き継ぎ
・ニクニドームやまがた(ネーミングライツ)
・eVscope2 eQuinoxを新配備
・11月からスタッフが枯渇。

10 ディスカバリーパーク焼津(やいづ)天文科学館での講座運営の紹介

・天文科学館について
・星空案内人講座の概要(16歳以上)
・交流を充実する。
・指導者の育成を図る。
・星空を一緒に見上げ感動を共有できる!

ぜひ来年も参加してみたいです。

よろしければサポートよろしくお願いします。いただいたサポートは、星空ビジネス開業への資金にしたいと思っています。世の中の多くの人に、星空の感動体験を届けたいと思っています。