見出し画像

お母さんがハッピーになれば世界は平和に♪胎内記憶の第一人者”池川明先生”♫

池川先生が胎内記憶に出会われたきっかけのお話や、胎内記憶で世界に平和を創るお話、AI時代に人間にしかできない感情のお話、日本の精神性のお話など、様々な角度からお話を伺ってきました。

池川明先生のプロフィール出身地 横浜市活動地域 国内外どこでも経歴 1954年生まれ。帝京大学医学部大学院修了。上尾中央総合病院産婦人科部長を経て、1989年横浜市に産婦人科の池川クリニックを開設。年間約100件の出産を扱い現在にいたる。2001年9月、保団連医療研究集会で『胎内記憶』について発表し、朝日新聞で紹介され話題になる。現在の職業、活動医学博士。産婦人科医。胎内記憶の第一人者。池川クリニック院長。『胎内記憶』を通して、世界中の人たちが豊かな人生を送ることができるように国内外で講演活動を積極的に展開。著書に『ママのおなかをえらんできたよ 』(二見書房)他多数

お母さんをハッピーに!胎内記憶は世界のお母さんと平和を創るメッセージ♫

Q.池川先生はどのような夢やビジョンをお持ちですか?

池川:夢?それはー。胎内記憶を世界中に広めちゃう!(笑)私の場合はそれですね。

記者:胎内記憶を広げていくことをとおして、どんどん社会が変化していくとおっしゃっていましたね。

池川:そう!胎内記憶は世界のお母さんと平和を創るメッセージなんですね。世界のお母さんを支えたら、子どもたちがもっとよりよく育っていく。それがみんなが幸せになって生きることに繋がるし、世界平和に繋がっていくんですね。

記者:胎内記憶は世界平和にも繋がるんですね!もう少し詳しく伺いたいです。

-あなたも正しい、私も正しい、そうしたらまた新しいルールを創ればいい-

------

池川:そう。今の子どもは、喧嘩してAの考えとBの考えがあったら、どちらかに従わそうとするのでなくて、新しいCという考えを出してくる子たちなんですよ。選択肢が2つから無数になることで、新しい道が見えてくるんですね。だから子どもたちが喧嘩したら口を挟まず信じて見守るのがいいんですけど、国と国も同じで、どちらかが絶対に正しいとなったら必ず戦争になるんですよね。だから、あなたも正しい、私も正しい、あなたの国も、私の国も正しい、じゃあ新しいルールを創りましょうとなるわけなんです。そうすると戦争にならないですよね。私はこれをお家の中でもやるといいと思ってるんですよ。

記者:素晴らしいですね!子どもたちが未来のエッセンスを教えてくれるんですね。

Q.ところで、池川先生は講演活動とクリニックでのお仕事と両立されていらっしゃいますが、対象も幅広いですね。日々どのような思いで活動されていらっしゃるんですか?

池川:はい。診療と講演が半々くらいですね。2年前にお産はやめているんですけど、妊婦さんは来るのでそういった方に話をします。あとは講演ですね。妊婦さんだけでなくおじいちゃんおばあちゃんにもお伝えしたりしますよ。孫が生まれる時におじいちゃんおばあちゃんの一言が影響するんですよね。

記者:妊娠出産は妊婦さん一人だけのものではないですもんね。よくわかります。

池川:妊娠中からお母さんがハッピーだったら子どもは自尊感情をもって生まれてくるから、自殺しようなんて思わないですね。お母さんに迷いがあったら、赤ちゃんも“生まれていいのかな?”って迷いが生まれて、“生まれてきて何の意味価値があるんだろう”って思っちゃいますよね。自分に価値があって、世の中の人のためになるって子どものときから言われていたら、死ぬって選択にならないんですよね。そういう社会にしたいなって。日本が先進国で一番自殺率が多いっておかしいですよ。だからそれは食い止める必要があると思うんです。

記者:お母さんがハッピーになることで子どもたちに死ぬ選択をさせない社会を創りたいですね!

池川:その通り!だから妊娠中も大事だけれど、妊娠する前の教育も大事で、だから大前提となる性教育はすごく大事になるんですね。

記者:共感します!

出来事に良い悪いはない

Q.池川先生が胎内記憶で夢やビジョンを持つようになったきっかけは何だったんですか?どのような発見や出会いがあったんでしょう?

池川:『いきがいの創造』の飯田史彦先生との出会いですね。胎内記憶に気づかせてくれたんです。開業してから10年くらいした頃、直接お話しすることがあって「世の中に良いこと悪いことはないよ」って教えてくれました。その頃すごく嫌な歯医者がいましてね、**飯田先生に「人生で、嫌な奴っていうのはどういう意味があるんですか?」って聞いたんです。そしたら、「それは仲良しだよ」って言うんですよ(笑) **「自分がやりたいことをやっているときは調子がいいだろう?でも、これが本来の生きている目的と違った場合は、それを辞めさせる人間を自分で頼んでくるんだよ」って。物凄く嫌な役だから物凄く仲良くないと頼めないんですって。それを言われて、そう言えば彼がいたから胎内記憶やってるなって思い出したんですよ。だったら彼いい奴じゃんみたいな(笑)

池川:あと、飯田先生から例題が出されたの。
「物凄い仲良しとこの地上に生まれてきて、君はお金持っている人、もう一人は乞食として生まれて、生まれたときには仲良しだったことを忘れてしまっているの。そして、一生に一回出会って、お金を上げるかあげないかの選択肢のために約束されて来ているの。その時、君はその人にお金あげる?あげない?どっちがいい?」って。私はそう聞かれて「可愛そうだから、お金あげたほうがいいんじゃないですか?」って答えたんですよ。そしたら「違う」って言われたんですよ。だったらと思って「人生厳しくしたほうがいいですね。お金あげないのがいいですね」って言ったら、今度は「質問が間違ってる」って言われたんですよ。お金をあげるあげない、この選択までは間違っていないけれど、良いか悪いかという設問が間違っていると。あげたらあげた、あげなければあげないで人生は変わるから、常にその瞬間瞬間で自分で選択して、常に行動が変わると。変わっていった先に起きた出来事に、悪いと思った自分、良いと思った自分がいるだけで、出来事そのものに良い悪いはないと。これは私の活動のベースになっている考えですね。さっきの話とも繋がる話です。

記者:ありがとうございます。この考え方が胎内記憶のベースになってくるんですね。

感情を大事にする

Q.AIが活躍する時代に人間にはどんなニーズがあると思いますか

池川:人間のニーズ。感情を使うことじゃないですかね。AIは知識はあるんですが感情はないからね。知識をつなぎ合わせはするんですけどね。感情を使って、入ってきた情報を処理していくっていうのは人間にしかできないと思います。人間には感情という魂の膜があって、それは過去や前世の経験とかいろんなものが混じっているんですよね。知識そのものに感情はないんだけれど、フィルターを通すことによって感情が働く。みんな発言が違うでしょ?AIにはそれができないです。ということは、生きていて大事なことは、感情を大事にすること。怒りも悲しみも喜びも全部感情です。

よく感情を良い悪いで分けてしまって、怒りだめ、喜びいいとかしがちだけど、これはないですね。すべて大事な感情ですからね。その感情をいかに味わって自分に落とし込んでいくかっていうことが大事です。人間に残された、AIと違うところだと思います。

悲しいこともいいんです。日本人は魂に一番近いね。

Q.どんな美しい時代をつくっていきたいですか?

池川:今でも十分美しいですよね。美しいと美しくないを色分けするとすれば、美しいを見るためには美しくないは絶対大事。同じように、喜びのためには悲しみが絶対大事ですね。今はどちらかというと悲しみが多いのかもしれないけれど、気がついていないだけで喜びは多いですからね。悲しんでいても人生は十分に美しいんじゃないですかね。

記者:なるほど。美しいも美しくないも、喜びも悲しみも同時に美しいといった感じでしょうか。

池川:そう。なのでこれをどう創っていくかって言うと、みなさんお好きなようにって感じです(笑)。 だってみんな幸せで、生まれた時から周りは優しい人で、お金はいっぱいあるし、なんの不自由なしで死にましたっていう人の本があったら、その本を読みたいですか?私はそういうのは読みたくないもん(笑)

記者:確かに(笑)

池川:こんなに裏切られて、辛い思いをして、復讐してやる!みたいな本だったら読みたいじゃないですか(笑)。復讐を遂げて満足感があるけど、この悲しみは何?って本。なんか良いなあって(笑)。

記者:味わい深いですね。いろんな感情に出会える。

池川:そう。素敵だなって思いますね。だからすべてオッケーじゃないですかね。“悲しいってことはいいです”とか悲しみも喜びと思えるような生き方もいいと思うんですよね。

記者:悲しみを美しくみれるのは、日本の精神性の深さにも繋がってくるところだと感じますね。

池川:そうですね。和の精神。魂のことを言えば、日本人は一番魂に近いですね。宗教観がないでしょ。宗教はあるけれど、八百万の神で、特定の神じゃないし、さまざまな違いを受け入れる土壌がある。だから、魂に一番近いんですね。だから、最終的には、考え方の違う民族も宗教も、みんなが心の底からお互いを尊重して、自分も尊重されていく社会になっていくんだと思いますね。日本人にはそういうのを期待したいですね。

記者:日本人は魂に一番近い!私もそう思います。日本人の役割があると思うんですよ。池川先生も、日本人として胎内記憶で世界に出ていかれるお役目がありますね!

池川:そうなんですね。ありがとうございます(笑)

記者:今日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。


池川明先生のご活躍は以下のHPからご覧いただけます。

胎内記憶の池川明公式webサイト
http://ikegawaakira.com
池川クリニック
http://ikegawaclinic.net

【編集後期】
池川先生のインタビューを担当させて頂きました澤田と黒田です。診療と講演活動でお忙しい池川先生に、快くインタビューに応じて頂けて心から感謝でした。初めて池川クリニックにお邪魔して、映画の中の1シーンが蘇って来ました。先生のお人柄が生まれる背景や胎内記憶を広めることの意義深さにも改めて気づかされました。本当にありがとうございました。

******この記事は、リライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人々”にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?