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『結果、最高の「売れる私」になる』著者 美容家 渡辺ゆきよさん

今回は、カリスマ美容家であり、『きれいでなければ稼げません』」(WAVE出版)、3月3日発売『結果、最高の「売れる私」になる』(廣済堂出版)の著者、美容家渡辺ゆきよさんにお話を伺ってきました。

名前:渡辺ゆきよ 職業:美容家/講師/講演家/著者経歴:自らが店長を務めるエステサロンは年間1億円を超える売上を達成し、世界33カ国に輸出する特許美顔器のセミナーの全国展開にも携わる。取締役に就任。2014年に独立をし、年間220回以上の企業研修(人材育成など)および、エステティックサロンのプロデュース、コンサルティング、講演活動を行う。2016年、第7回 全国・講師オーディションに出場し、ファイナリストに選ばれる。その講演がきっかけとなり、著者デビューを果たす。デビュー作となった「きれいでなければ稼げません」は発売2週間で増刷され、Amazonランキング部門1位獲得するなどたちまち話題に。その翌年には中国語版が発売、さらにはフィリピンでも講演を行うなど世界からもオファーが絶えない人気起業家となる。2018年、日本最大の国際総合ビューティ見本市であるビューティーワールドジャパンでは東京会場と福岡会場の2カ所のメインステージで講演を行う。同年12月には多くの働く女性に夢を与えるために「強かわいい女塾」オンラインコミュニティを主宰。


記者:今日はよろしくお願いします。3月3日に新刊が発売されますね。楽しみしています。
渡辺ゆきよさん(以下、渡辺 敬称略):ありがとうございます。

"稼げる人"を作りたい

Q.渡辺さんの描かれる美容家としての夢やビジョンはどのようなものでしょうか?お聞かせください。

渡辺:私は美容業界が長いですが、はっきり言ってそこまで美容に興味ないんですよ(笑)。大事なのは心の在り方です。そして、本音を言えば、"稼げる人"を作りたいんですよね。

記者:美容というよりも、"稼げる人"を作られたいのですね。

渡辺:公式HPでは"稼げる人を作る美容家"となっていますが、稼げる人は"あなたから買いたい"という「あなた」です。これはモノを売ることとは違いますね。ですから、"あなたから買いたい"という人になることは、"選ばれる人になる"ことと同時で、結果、"稼げる人になる"のですね。

記者:稼げるようになると、具体的にどのような変化が起こるのでしょうか。

渡辺:"稼げるようになる=売れる私になる"ことですね。そうすると、最終的に自己肯定感がとても上がります。私自身がそうでした。どんなに自信がない人でも自分のことを認めてもらえたと感じ、売れれば売れれるほど自分のことが好きになります。そういう人をたくさん作りたいです。

記者:新刊のタイトルと繋がってくるお話ですね。稼げるようになることで、売れる私になって、自分を好きになれるのはいいですね。私もそういう人が増えて欲しいです。

Q.具体的に取り組まれていることはありますか? 

渡辺:はい。美容業界外の人も参加出来るようにオンラインサロンを昨年12月からスタートしています。こちらは"稼ぐ人になる。強かわいい女塾"なんですよ。

強かわいい女塾

Q.強かわいい女塾。どんな塾になりますか?? 

渡辺:ありがとうございます。かわいいということは愛嬌ですよね。子犬のように尻尾をふっていけば可愛いがられるじゃないですか。でも可愛いだけじゃ売れません。お客様を引っ張っていく強さ、イニシアチブ、主導権。そして、お客様のご要望をお聞かせ頂くことが必要ですから、「聴く」技術とご要望にお応えする「話し方」の技術を身につける必要があります。この技術を習得することがオンラインサロン強かわいい女塾の目標ですね。

私はこれが一番好きなことだってわかってきたんですよ。

記者:一番好きなことがお仕事になっていらっしゃってステキです。渡辺さんの天職ですね。

渡辺:これまで仕事をやってきて、売り上げが上がるとクライアントさんはすごく喜びます。それがとても嬉しいんですよ。個人も企業も焦点をあてて取り組んでいきたいですね。

きれいになりたかった。決めることです。

Q.渡辺さんが現在のようなカリスマ美容家になられるきっかけを教えてください。

渡辺:とにかくきれいになりたかったんです。子どもの頃はアトピーがすごくて、包帯グルグルだったんですよ。小学生低学年のとき、フォークダンスで男の子に「気持ち悪い!」って言われて手を繋いでもらえなかったんですよ。ショックでした。すごい剛毛で太っていましたし、とにかくきれいになりたかったんですよね。 

記者:全くそんな風には見えないです。

渡辺:ありがとうございます。「どうやってきれいになられたんですか?」って色々聞かれますけれど、一番は絶対思考です。やっぱり"決めること"なんですね。「どうせ〜、やっぱりわたしは〜」と思っていたら絶対無理です。「私は絶対にきれいになる!」と決めて、それからスキルや知識、食べものや運動というように色々と組み合わせていきました。それぞれが相互に関わってきますからね。だからひとつじゃないんですね。 

記者:"美しさは総合力"と著書にも書かれていらっしゃいますよね。

渡辺:そうですね。ですが、やっぱり一番は脳ですね。脳は騙すというか、現実と非現実の区別がつかないので、常に自分に言い聞かせることが大事なんですね。そうすると騙されるんですよ。ですから今でも自分に言い聞かせるようにしていますよ。

記者:やはり脳ですか。渡辺さんは本当に本質を貫いて生きていらっしゃいますね。

渡辺:そうでしょうか(笑)。ありがとうございます。

あなたは一番売れる人

Q.美容家として独立されたきっかけは何だったのでしょうか。教えてください。 

渡辺:独立したのは5年前です。25年勤めた会社を辞め独立しましたが上手くいかず。渡辺ゆきよは何にも役に立たない普通の人間なんだと気づかされました。25年間も美容業界にいて、取締役だったのでお取引様のどこにいっても良くしてもらっていました。ですが、辞めた途端に手の平をひっくり返されるとはこういうことかと気づかされました。辛かったです。もう生きていく道がないというところまで行きました。そして、ふと社長にお詫びしようと思ったんですね。

社長が東京にいらっしゃるときをうかがって、約束をして頂き、これまでの数々の失礼を泣きながらお詫びしたのです。社長は笑っていました(笑)今、思うとそれからですね。運気がどんどん良くなったのは。

社長から「あなたは一番売れる人。売ることが長けているんだから、それを徹底的に教えなさい。」というメッセージを頂いて、これをきっかけに心新たにやり直しました。独立出来たのも社長のおかげなんですよ

記者:社長さんとの出会い直しを通して今があるということなんですね。

渡辺:間違いないですね。人生の師匠です。早くに家を出たので、親と過ごした時間より長いくらいです。 

記者:そうなんですか?

渡辺:母が高校一年で亡くなって、父を絶対に心配させちゃいけないと思い、父にお金を使わせては罪と思ってすぐにバイトを始め、そしたらお金を稼ぐことが面白くなりました。服飾の専門学校に行きたかったんですが、鹿児島出身ですし、外に出ればお金がいるので働こうと思いました。担任の先生に「渡辺さん、美容業界がいいんじゃない?」と会社を勧められて、すぐに就職しました。それが25年勤めた会社ですね。

記者:お母様がお亡くなりになったことと、お父様へのお気遣いが渡辺さんを"稼げる人"へと導かれたのですね。

渡辺:そうでしょうか(笑)。始めは自分がきれいになりたくてエステティシャンになったのですが、次第にお客様をきれいにする喜びを感じるようになりました。そして、お客様に必要なことに関心を寄せてお薦めすると買ってくださる。とにかく売れたんです。人懐っこかったからだと思います。売上が良いと給料が増えました。役職もどんどん昇格し、あっという間に取締役になりました。史上最年少25歳のときでした。ただ、お金をもらうようになると人は変わりますね(笑)。それからしくじり先生がはじまるのです。その内容は是非新刊『結果、最高の売れる私になる』をお読みください(笑)

記者:25歳で取締役。そしてしくじり先生がはじまるのですね。早く新刊が読みたいです!


Q.渡辺さんのご活躍の背景にはどんな基本活動があるんでしょうか。

-決める!人はすべて思った通りになる- 

渡辺:私は常にこうなる!って決めてるんですよ。例えば、本を出したって売れないと意味がないんです。毎日毎日陳列されて立ち読みをしても持ち帰りになっていくイメージとかしました。そして本が出た後、中国に行きたいと思いました。そうしたら中国版が出て、中国の企業からご紹介を頂きました。これは全て決めることなんですよ。

記者:渡辺さんの決めるパワーが半端ないのだと感じます。

-感情を使う-

渡辺:大切なのは感情をきちんと使うことなんですよ。ドキドキして心臓がバクバクして脈拍も速くなって自然にニタニタ、自然に熱くなって、背中が熱くなってきたら「これは叶う!」って分かりますね。それくらい感情を使います。

記者:"決める"ことと"感情を使う"ことはキーポイントですね。

渡辺:これが脳を騙すことなんです。そこまでいって叶う。みんな中途半端なんですよ。どこかで疑って所詮無理かなとか思っているんですよ。時間がない、お金がない、学歴がないって。いやいや!私何もないから!高卒ですし、学歴ないし、だけど決めましたよね。

記者:とても説得力があります。

-心のきれい-

渡辺:こころのきれい。毎日を気分よく過ごします自分の毛穴から出るオーラがハッピー!ってなるように。人生はいいことばかりではないです。イライラすること嫉妬することもたくさんありますね。どのように気分良く過ごすかは解釈の問題です。解釈一つでハッピーにもアンハッピーにもなります。分かれ道ですね。

記者:解釈は大きいですね。

渡辺:心のきれいは目の前の人をいかにハッピーにできるかです。まずは自分自身がハッピーじゃないと人はハッピーにできません。今は自分のことを嫌いな人が多いですね 。自分の嫌な部分も含めて自分ですから、全部好き!ってならないとですね。みんな壁はある。そういう感情も知らないと人間らしくないじゃないですか。

記者:おっしゃる通りですね。嫌な自分も含めて全部大好き!になれたら、人と出会うのも億劫にならずに楽しめそうです。

渡辺:目の前の人、まず家族、そして職場の仲間。一番近くの人から大事にしたほうがいいですよね。たとえば知らない人でも、カフェでウエイトレスさんが来たら褒めてあげるんですよ。お肌素敵ですね!とかステキなお名前ですね!とか。ハッピーになるじゃないですか。これは循環ですから私が言ったことでちょっと目の前の人が嬉しくなれば次の人に笑顔で接することができるじゃないですか。水や空気やお金もそうですけど、循環は宇宙の法則ですから。

記者:循環は大事ですね。目の前の人をハッピーにしてどんどん連鎖が起こるんですね。

-きれいは国力-

渡辺:何より自分自身の気分がよくなりますよね。そして、誰かが誰かに与える。それがずっと続いていったらどうなると思いますか?

記者:平和...ですか?

渡辺:そういうことなんですよ。私は"きれいは国力"と言っています。これが一番の願いです。

記者:美しいです。

渡辺:日本だけに限らず世界の平和にも繋がる話ですが、まずは日本、身近なところから。結局、戦争や紛争も奪おうとするからそうなるじゃないですか。諍いは奪うことから始まります。人の時間を奪う、手柄を奪うことも同じです。歪になっていきますよね。与えることをみんなで考えていけば凄いことになると思います。

記者:日本も世界も変わりますね。"きれいは国力"。素敵な響きです。

ーパッと見てハッとするきれいー

Q.最後に読者の皆さんへメッセージをお願いします。

渡辺:はい。昔から太陽のような笑顔でと言っています。太陽のような笑顔はパッと見てハッとするきれいの一番大事なことです。

眉を上げて、歯を8本見せて、そして頬を今上がっている3倍以上高く上げる。それが太陽のような笑顔。

渡辺:やっぱり日々の努力。毎朝10秒。数えると結構長いですが、仕事をする上でのウォーミングアップです。

つまりは、なんとなく仕事をするなと言うわけですよ。スポーツ選手は試合の前に練習試合があって練習がありますよね。同じようにお客様に接客するのは本番です。ウォーミングアップしないでいくなんてすごい失礼な話です。私は、太陽のような笑顔の前に、発声練習をしたり、玄関を磨いてお手洗いをきれいにしたりしますが、全部自分のウォーミングアップなんです。

記者:お客様に会う前に自分の場を整えていくのですね。

渡辺:そうです。ですから毎日が真剣勝負。でも、そうやって真剣に臨む人から買うと嬉しいですよね。

記者:嬉しいですよ。私も渡辺さんにまた会いたいと思いましたし。

渡辺:ありがとうございます。だから、売れる人というのは、また会いたいと思われる人なんですよ。

記者:そう繋がって来るわけですね。今日は、売れる人が会いたいと思われる背景を渡辺さんを通して垣間見させて頂きました。

今日はお忙しいところお話しを伺えて本当に良かったです。新刊も楽しみにしています。ありがとうございました!


◎渡辺ゆきよさんの情報はこちらをご覧ください。


【編集後記】
インタビューをさせて頂きました澤田と清水です。今回は渡辺さんの美容家としての真髄に触れさせて頂いて本当に感謝の思いでいっぱいでした。編集にあたっては、渡辺さんのあり方が伝わるようにと試行錯誤しつつ向き合わせて頂きました。渡辺さんの言葉一つひとつにある背景を感じながら、是非みなさんに渡辺さんの著書にも出会って頂けたらと思います。

**この記事は、リライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人々”にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36

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