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就活講座 3.ES 「ガクチカ」編

学生時代力を入れたことは何ですか?
(タイトルの本論は太字以下から記載するので、興味の無い方、
最初のパラグラフはすっ飛ばしてください!)

就活時に必ずと言って良い程質問を受ける問いですが、実は歳を重ねれば重ねる程、この質問への回答は難しいのではないでしょうか?
筆者は社会人になってしまうと、自分の経験してきたことがどうもちっぽけに感じてしまい、「自信を持って語れる内容」と感じなくなる、いわばこれは広い世界を知ってしまったが故の苦悩なのでは無いか、と思います。
筆者は凄い人は無限に存在するんだな、と社会に出て痛感しています…

いきいきと生きるためには小さな幸せを体感することが非常に重要だと思います。そのためには小さな努力を継続し、自分を磨き続けることを忘れてはなりませんね。(できていませんが…)

ここから本論です。

今回もフォーマットと例文を記事終盤に記載しております。

就活の場では学生時代に力を入れたことは「ガクチカ」と総称され、幅広い場面で定着しています。筆者は、このガクチカは自身の成功談を述べるパートだという点を意識して就活に取り組んでいました。
ガクチカに限らず、ESには文字制限があります。こちらに自身の体験談順を箇条書きで書いたとしても、人ひとりの人生全てを書き記すことはできませんし(皆さんはもっと複雑で奥深い個人だと思います!)、
見る側に立っても体験がどの様な心理、裏付けで行われた事象なのか判断することはできません。
つまり、トピックは1つに絞り、記載すべきなのです。

ではどのトピックを選ぶのか。それはズバリ、「自分が一番熱量を持って語れるトピック」です。ガクチカを通して判定者が見たいのは、その体験談を通じて、応募者がどの様な経験をし、困難を乗り越え、結果にたどり着いたか。その過程でどの様に成長をしたか。です。
自分の身近な人に熱量をもって話したくなる内容、自慢をしたくなる経験、人間誰しもあると思います。
そんな話題を選びましょう。あなたが、一生懸命伝えようとしている内容はきっと読み手にも伝わるはずです。そしてその内容は結果的に読み手に良い印象を与え、あなたをブランディングすることに繋がるのです。

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〈フォーマット〉
私は学生時代、「目標に対する思い」という思いの元「ガクチカ」に力を入れました。
以前「目標を持つ動機」を経験し、「具体的な未来像」になりたいと思うようになったことが、この目標を持ったきっかけでした。

私は目標達成の為に、主に「アクションプラン」に取り組みました。
なぜなら、「アクションプラン」を実行することで、「アクションプランを行うことで達成できる/到達できるゴール」を達成できると考えたことです。
「アクションプラン」は当初順調に実行できていましたが、ある時を境に、「挫折経験」という壁を実感する様になりました。「挫折の背景」が要因です。
そこで私は「挫折からの立ち直り方法/継続したこと」を徹底することで、当初立てていた目標を達成することを試みました。
一つの事を継続することは困難な時もありましたが、目標を達成した自身の姿を思い浮かべ、日々努力を継続しました。
努力の甲斐があり、最終的には「目標」を達成することができました。また目標達成の為に努力を継続することで、「当初の目標とは異なるが、経験できた成功体験」を体感することができました。

コツコツ小さな努力を積み重ねることで、自身の思い描く姿になれたことは大きな自信になりました。
自身の目標はその時々で変わると思いますが、それがいかなる目標であっても、達成の為に、日々研鑽をするという初心を忘れずに、努力を続けたいです。

〈具体例〉(学業/英語学習に力を入れた学生を想定)

私は大学時代、多くの人をより深く理解したいという思いの元、英語学習に注力しました。
高校生時に、交換留学生が母校へ来た際に、個人の宗教的背景や、幼少期の境遇によって全く異なる考え方を持つ友人を持ち、彼らの母国語で深く相手を理解したいと感じたことがきっかけです。

英語学習を行う上で一番の近道は留学であると強く感じておりましたが、私の大学は4年間でその様な選択肢が無かったこと。金銭的な余裕も無かったことから、日本で英語を学習する道を選びました。

幸いにも大学には4年間留学を行っている同級生が多く、機会は多分にありました。但しいざ会話が始まると相手の流暢な英語にたじろいでしまい、相手を理解するどころか、最初はコミュニケーションすらままならない状態でした。
まずは自身の能力改善が必要と感じた私は、コミュニケーション能力の向上に目的を絞り、徹底的にリスニング・スピーキングを反復練習を行いました。当初は毎日続けるという厳しさに挫折をしそうになることもありましたが、それ以上に自身の成長、コミュニケーションを取ることができる喜びを実感し、2か月程経ったころには、勉強に嫌悪感を抱くことは全く無くなりました。
学習を継続するにつれ、だんだんと友人とのコミュニケーションも円滑になり、勉強開始当初の会話は簡単な内容が主でしたが、最終的には幼いころの生い立ちや、宗教観に関して協議にする様になりました。
友人と共に履修していた授業で共同発表をする機会があり、外国籍の友人数名の意見を取りまとめ、全員が納得行く形で共同発表を実施できる様に人と人との間に立ち奔走したことは、自身にとって大変貴重な経験となりました。

留学せずとも、コツコツ小さな努力を積み重ねることで、自身の思い描く姿になれたことは大きな自信になりました。
また、努力の過程で友人の家族と食事に行く機会ができたり、友人の母国を訪ねたり、相手を理解し、人間関係を構築することで様々なことを体験できました。
自身の時間の使い方に間違いはなかったと実感しています。
人の目標はその時々で変わると思いますが、それがいかなる目標であっても、達成の為に、日々研鑽をするという初心を忘れずに、努力を続けたいです。

以上


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