WJ感想(2019年09号)

風邪をひいて通院と睡眠の一日でした。やったのは他人の仕事だけ。
インフルエンザじゃなくてよかった。

さてジャンプ。今週は鬼滅の刃でしょう。正直、この結末はないだろうなと事前に予想していました。再起不能くらいで十分でしょ。鬼滅は無闇に登場人物を殺す漫画じゃない。煉獄さんはあくまで緊張感を高めるための布石だから。一人退場させるだけで緊迫させられるから上手いなあ。くらいに思ってました。

ナメてました。容赦なかったですね。

さらに救いのない話になりますが。童磨さんについてちょっと。昔サンデーの有名バトル漫画で、「普通の人間が闇のアイテムと融合してできたバケモノ」なラスボスがいました。そのラスボスは元々権力者なおっさんだったので、部下に命じて若くて美人なメイド女子を差し入れさせるわけです。恐怖にひきつるメイドさんをバックバックと食べるわけです。食べ終わって彼が一言「新鮮な感覚だ・・・性欲と食欲を同時に満たすことができる・・・もっとだ!」みたいなことを言うわけですよ。

カニバリズム&セッ〇スのコラボレーション。

私の性癖もそこまで特殊ではなかったので、純粋にラスボスの格を演出する描写として受け止めましたが、まあ背徳的なエロさは否定できなかった。

今週の童磨さん。普段は信者の女の子を食料として適当に食い散らかします。でも今週のしのぶさんに対しては「君は俺が喰うに相応しい人だ」と執着を見せます。ハグしていただきますです。単なる殺害と違う、尊厳の蹂躙。もっとよろしくない行為の暗喩にすら思えます。

ぜひカナヲさんには派手に死刑執行していただきましょう。

約束のネバーランド。鬼の秘密解明。キメラアントでした。これはしてやられた。全く予想していなかった。タイミングの問題です。ネバラン連載開始時、もうキメラアント編が終了して5年くらい経過していたんです。ちょうど読者の中からあの生物の印象が薄くなったところ。加えてぽすか先生による頭身の高い鬼のデザイン。これは連想できない。加えて、ストーリーの運び方も上手かった。そもそも世界観の開示が小出しな作品。世界の謎を把握することに読者の思考リソースは精一杯で、そもそも鬼って何なの?というところまで疑問は進まない。鬼は鬼でしょ、くらいの思考停止。「鬼」という日本人には非常になじみ深いモンスターワードのパワーも感じます。

ジモトがジャパン。最後のスラムダンクパロが最高でした。スラダン好きは必ず反応するあの坊主でモップかけながらのアングル。最高です。久々にスラダンが読みたくなりました。

ハイキューもアクタージュも「ヒーロー」の話。木兎さんは桐生さんの「ヒーロー」だし、景パネルラはアラヤバンニの「ヒーロー」にならないといけません。景は最終的に星アリサも救わねばなりません。それも言葉ではなく演技で。まあ、それは息子のアキラ君の役割かもしれませんが。

新連載三つ。チェンソーは今回盛り上げが上手くいった印象。次週で爆発すれば安定でしょう。ネオレやヒグマも悪くはないけど。あと、ソーマはどう考えてもシメに入っています。TLでは絶賛大不評ですが、私見として、ソーマ、かなり早い段階から完結を意識しているように思えます。BLUEに突入したのもやたら早かったし(もっと裏料理人と遠月が戦ってからで良くない?)BLUEに参加した遠月のキャラが少なすぎです(アキラとかリョウとかいるでしょうに。)。えりな様が拉致られましたが、アレその後普通におうちに返されているんじゃない?そういうところも描写なしです。まあ、そういいながらあと1年くらい連載続いたら笑いますが。BLUEはサクッと終わらせて、その過程で母上の回想をやって、その後エピローグ的にえりな様と決着すれば綺麗に終われそうだなとか思っています。

さて次週。サンジの変身が超楽しみ。





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