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8/12 ジュビロ磐田ー町田戦敗戦を考えてみる。

ごあいさつ

noteデビューとなる初投稿が敗戦の記事となるのが少々残念です。30年以上ジュビロを見てきた者として、あくまで素人目線・サポ目線・サッカー好き目線で書いてみたいと思っています。
文章構成などもつたないですが、よろしければ最後までお付き合いください。

試合内容と経過

結果は皆さんご存じの通り1-2でジュビロの敗戦となりました。
町田の得点は2点ともPKということで若干不服とというジュビロファンの方々もいるとは思いますが、内容に関してはほぼ完敗だったと思います。
スコアだけで言えば1点差なので完敗と言うのは大袈裟かもしれませんが、
どちらのチームがやりたいことをできていたか考えれば一目瞭然ですよね。
町田の良さだけが目立ち、ジュビロの良さはまったくと言っていいほど出せませんでした。
町田の良さと言えば「強度」。攻めではエリキ選手・藤尾選手の強さを生かし、守備ではハイプレスを嫌がって蹴ったボールをこれまたセンターバックの強さで跳ね返す。そしてこぼれ球をことごとく拾う。
これではまったく勝負にならない訳です。

「強度」の落とし穴と「勘違い」

話は少しそれますがジュビロは昨年J1で強度不足に悩まされました。
これは紛れもない事実だと思います。ですが、降格・勝てなかった理由が強度不足ではないと思います。
ジュビロに足りなかったのはあくまで守備の強度。攻撃面では強度に頼ってはいけないんです。(時間帯&点差によってもちろんアリだと思います)
町田戦に話を戻せばスタメンで言えば、金子選手・古川選手・ジャーメイン選手(元々裏抜けが得意)が前にいたわけです。
強度だけで勝負する選手達じゃないんですよね。
近頃ジュビサポ界隈で聞こえてくる「強度で負けたから試合に負けた」。
これでは思考停止ですね。
町田の強度はJ2では断トツ。昨年強度不足で苦しんだジュビロ、ましてや今年は補強禁止で選手はほぼ同じなわけです。
今の町田と強度でガチンコ勝負をしたいのであれば、フィジカル重視の選手を補強するか、ドーピングしてみんな屈強な戦士のようになるしかないんです(笑)当然ですがどちらもできませんよね。

横内監督が強度という言葉をよく使っていたので、その言葉が独り歩きしてしまったように感じるのは自分だけでしょうか?
現代のサッカーでは強度が必須であることは自分も理解しているつもりです。(バルサを見ていて痛い目にあっているので)
だからといって「強度があれば勝てる」みたいな勘違いはしてほしくないのです。ジュビロ好きであれば、なおさらに。(この話はまた別の投稿ができればと思っています)

ならばどうするか?

町田戦の敗因は、相手の土俵で戦ってしまった(戦わされた)こと。
覚悟を持って作った完全ターンオーバーチーム。
ジュビロが町田に勝っているのは単なる選手層ではなく、どんなサッカーにも対応できる選手層ではないでしょうか。
今こそ融合するべきだと思います。
町田戦、ベンチでもヤット選手がいたら、あんな同じペースでゲームが進んだでしょうか?
金子選手が嘆いた「誰も受けたがらなかった」。針谷選手がいたら、それでも縦にくさびを入れていったと思うんです。
うまくいったかどうかはわかりません。
それでも町田のペースを崩す、ハイプレスを一発でぶち破れる可能性はあったわけです。(当然そこにはリスクもあるわけですが)
横内監督が町田に強度ガチンコ勝負を挑んだとは思っていません。
であれば、もう少しどんな状況にも対応できるメンバーを選んで欲しかったなとは思います。
それだけの選手は揃っているわけですから。
ジュビロが戦っているのはサッカー(フットボール)というゲームですから、いろいろな戦い方があっていいわけです。
選手補強はできませんが、その中で作り上げてきた選手層を活かして「磐田は何をしてくるかわからない」それこそが今後の激しい昇格争いを勝ち抜くカギだと思っています。

長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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