見出し画像

リズムに強くなるために

サックスを上達していく上で必要なことの一つに、「メトロノームや伴奏音源、伴奏者に合わせて楽譜通りのリズムで演奏する」ということがあります。ですが、多くの方はメトロノームを聴きながら、楽譜に書かれた様々なリズムで吹くことに苦手意識を持っています。

そのために、必要なことを紹介していきます。以下の手順は必ずしも絶対ではありませんが、ステップバイステップで上達できると思います。

⑴メトロノームを鳴らしながら、手と足でテンポを取りつつ、大きな声でカウントする練習を行う
これを飛ばして楽譜のリズムを読もうとしている人が多いですが、多くの方はリズムが苦手です。これをやることで大きく前進する方が多いです。

⑵メトロノームを鳴らしながら、単音で4分音符、8分音符、3連符、16分音符のリズムをタンギング練習をする
・吹く前に手で叩いてリズムを確認しましょう。
・それぞれのリズムを単体で練習してから、連続して吹いていくと良いでしょう(テンポは80程度から)。

⑶メトロノームを鳴らしながら、スケール練習をする

最初は1オクターブ、テンポは80程度、八分音符から。慣れたら音域を広げて、テンポを上げていく。音価も16分音符などに変えていく。スケール本など使いと良いでしょう。


⑷いろんな曲を吹いて正確なリズムで吹けるように心がけていく
シンコペーションなどは、そのリズム単体をピックアップして反復練習を繰り返す。
講師の模範演奏を録音してその部分だけリピート再生して聴いたり、合わせて空練習も有効です。
吹く前に苦手なリズムをメトロノームを鳴らしながら、手で叩くのも有効です。
メトロノームを鳴らしながら、自分の演奏を録音してチェックするのも良いです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?