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『らぶと♡あどべんちゃあ』妄想企画書①

前回で書いた通り、『らぶと♡』シリーズという架空のゲームシリーズの企画書を書いて行く。

今回は1作目『らぶと♡あどべんちゃあ』(GBA)の企画書を書いて行く。

※これはあくまでも妄想の企画書である。「書き方的に拙い」、「実現の有無」などは気にせずに読んで頂けると幸いである。

※12/5 加筆・修正。

初めに

このゲームを作るきっかけであるが、それは近年のゲームが「複雑」になっていると感じたからだ。

ゲームハードの進化に伴い、キャラクターの動き、グラフィック、敵キャラのデザイン、システムや操作方法などが大幅に多様化し、人々を楽しませている。

しかし一方で、やれることが増えたことで「ゲームの多様化」は同時に「ゲームの複雑化」を招いてしまい、結果ゲーム離れする人も少なくない。

そこで今回、その複雑になってしまったゲーム業界へのアンチテーゼとして、この『らぶと♡あどべんちゃあ』を企画したのである。

意識すること

さて、『らぶと♡あどべんちゃあ』を企画する上で大切にしていることがある。

それは「出来る限りシンプルである」こと、そして「誰でも簡単に出来る」ということだ。

この二つを意識するきっかけとなった作品がある。

それは『星のカービィ』(1992年、ゲームボーイ:以下『初代』)である。

『初代』制作の背景には、ディレクターを務めた桜井政博氏(『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ)のある思いがあった。

氏は当時のアクションゲームが高難易度であったことに対するアンチテーゼとして、「ゲームが苦手な人、初めて触れる人に向けた優しいアクションゲーム」という名目で『初代』を開発。

体力制にすることで敵に当たって一発ミスすること、空を飛ぶことで落下死することを防ぎ、その後のシリーズにも受け継がれる「どんな人にもクリア出来るゲーム性」を確立させる。

この逸話を読み、『らぶと♡』シリーズが向かうべき方向性が決まった。

「簡単アクション」「誰にでも遊びやすい」作品を目指す!

言うならば『カービィライクゲーム』(『カービィ』風のゲーム。ポケモンを意識して作られた『ポケモンライクゲーム』に因んでいる)である。

追記:キャラクターのデザインは、全て主人公と同じにする(『マリオ』で例えるならクリボーもクッパもピーチ姫もマリオになる感じ)。

これは『カービィ』に通常のピンク色以外のカービィが存在するのと同じことであり、それと同時に「ゲームキャラの多様化」=「物語の複雑化」、「覚えるキャラ名が多い」といったことを防ぐためでもある。

基本情報

次に本作は「どういうゲームなのか?」という点について書いて行く。

ざっくり まとめると以下の通り―。

・ジャンル:2Dアクション

・ゲームハード:ゲームボーイアドバンス(以下:GBA)

・プレイ人数:一人用(通信機能などは なし)

・ミニゲームあり。

・残機制および体力制:初期は残機3人、体力はゲージ制にする。

・総プレイ予想時間:約20~30分ほど(?)。

ただし、これらの情報は あくまでも予定!変更あり。

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今回は ここまで。

次回は「キャラクター」について書いて行く。

参照・参考・引用元


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