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フタガミサヤ

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記事一覧

忘れたかな

忘れたかな

ちょっと前にめっちゃ怒ってたことがあった。
珍しく怒って、怒って、それを直接伝えて、結果、
「しかるべき手続きがとられるまでは許さない」
って選択肢をとった。

それを今日、ひょんなことから思い出して、あれ、そもそもなんで怒ってたんだっけ?ってなったので、紐解いてみた。

いろいろ発掘して思い出して、やっぱり私の選択は間違ってなかった。
ほんで、ちゃんと順調に忘れてるところが、自分スゲーっ

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Text-Revolutions(テキレボ)アンソロジー

Text-Revolutions(テキレボ)アンソロジー

文学フリマ京都のフリーペーパーに載せた短編をテキレボアンソロにて公開しました。

「幕が上がる」

http://text-revolutions.com/event/archives/5718

短編集「9畳のテラリウム」(https://note.mu/saya2g/m/m5adf529b2b91)は
4/1(土)に東京・浅草の台東館で行われる
Text-Revolutions(テ

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第一回文学フリマ京都【開場後の様子編】

第一回文学フリマ京都【開場後の様子編】

第一回文学フリマ京都に出店者として参加しました。(サークル名「フタガミサヤ」 、ブース【お-05】)

今回は、開場後の様子についてレポートします。

会場設営編はこちら↓
https://note.mu/saya2g/n/n26bd5c0c74bd

①ついに開場!

開場の前に何度かアナウンスがあり、横の方と挨拶しましょー!とお声がけいただいたおかげで、横のブースの方々と挨拶で

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1/22(日)に行われる文学フリマ京都の会場図が出ました!フタガミサヤのブースは【お-05】です。告知ばかりですみませんが、よろしくお願いします。WEBカタログ→‪https://c.bunfree.net/c/kyoto01/6860

文フリ京都のブース番号決定‼︎

文フリ京都のブース番号決定‼︎

2017/1/22(日)に行われる文学フリマ京都のブース番号が決定しました!

フタガミサヤのブース番号は

【お-05】です!

初めての即売会が徐々に現実味を帯びてきてドキドキしております。

たくさんの人に読んでほしいです。

販売するのは「9畳のテラリウム」という短編集です。

価格は500円で、61ページの文庫本サイズとなっております。

WEBカタログもチェックしてみてください。
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短編集「9畳のテラリウム」表紙完成!

短編集「9畳のテラリウム」表紙完成!

初の短編集「9畳のテラリウム」の表紙が完成しました!

ジャーーーン!!

イノグチシマちゃんに作っていただきました。

1/22(日)にみやこめっせで行われる文学フリマ京都で販売します!
どうぞ遅めの初詣、あるいは二度詣、三度詣ついでにおいでください。

マガジンに試し読みもございます。https://note.mu/saya2g/m/m5adf529b2b91

文学フリマ京都
http:

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第一回文学フリマ京都と徒然

第一回文学フリマ京都と徒然

2017年1月22日(日)に開催される

第1回文学フリマ京都
http://bunfree.net/?kyoto_bun01

に出店することが決定しました!

noteに執筆した作品を加筆修正し、書き下ろしも載せて
「9畳のテラリウム」
という題名の本にして、販売しようと思っています。

それに合わせて、こちらで執筆してきたものも、順次、マガジンにまとめて販売していきます。

ここで応援し

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牛肉と春

お姉ちゃんは言った。

「恋のはじまりってね、新しいスケジュール帳を買うときの感じと似てる。これから何が始まるんだろうってワクワクするの!」

そんなお姉ちゃんはスケジュール帳も割と早いスパンで買い換える。今の手帳にどれだけ予定が書かれていても、買うって決めたお姉ちゃんは、決して迷わない。

だから、家には使いかけのスケジュール帳がずらり。見本市が開けそう。

そんなお姉ちゃんにも

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みかん鯛とチャリンコ

みかん鯛とチャリンコ

母方のじーさんは、7、8年前に死んだ。自転車で近所を爆走してた日に、風呂場でポックリ逝った。何の予兆もない死に、誰もがびっくりさせられた。

里帰りをしていると、母の実家に泊まることも多い。第2の家、という感じだ。

そのとき、仏壇のある畳の間に寝るのだけれど、欄間にじーさんのいい顔した写真が飾られている。じーさんに見守られながら、寝る格好になる。

じーさんはどこにでもチャリンコで行

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お寿司とさくら

お寿司とさくら

家庭の味が面白い料理の一つにお寿司がある。一人暮らしをするまで、お寿司といえばサラダ巻きやちらし寿司、お稲荷さんのことだった。

家のちらし寿司は、鮭フレーク、塩もみきゅうり、炒り卵、枝豆、ごまが混ぜ込んである、いかにも春らしい色合いのもので、いろんな食感、特にきゅうりがポリポリとアクセントになって、いくらでも食べられた。

サラダ巻きとお稲荷さんは、ばあちゃんの係だった。
サラダ巻きは、

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よしむらひらくさんの一曲選曲コメントに寄稿しました。saya2g名義で書かせてもらっています。
d.hatena.ne.jp/hrkysmr/touch/…

弱音(2016/01/07)

ここのところ、赤子がかなり高音で泣くようになった。笛のような、鳥の声のような、ピイピイとキイキイの間くらいの感じで。

これが、実にまいる。
ドラえもんにどこでもPA(ライブの音響の機械を操る人)を召喚して欲しくなる。どこでもDJにして泣き声をサンプリングして陽気な音楽に仕立て上げてくれるのでもいい。

原因もよく分からずに泣かれるのでその度に試行錯誤を繰り返す。でも、いつも、コレが原因だったのか

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さくら餅

2015年を振り返って、思ってた以上に美味しくってハマっちゃった食べものランキングがあるとすれば、
1位はさくら餅だ。

久しぶりに来た地元のスーパーで、母が、軽いドヤ顔で「私いま、さくら餅がヒットなの」と言ってきた。そして、あの透明な音のうるさいプラスチックの、細い凸凹がついてて、ホッチキスで留められてあるとちょっとイラっとする(かといってテープで留められててもちょっとストレスな)容れ物に入った

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