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高校の親友から学んだ最強のコミュニケーション術

PRディレクターのさやです。

今日はコラムとして,私が友人との会話を通して学んだ人間関係の教訓を綴ります!箸休め的な記事として,人生の備忘録として,残しておきたいと思います。お付き合いいただけると嬉しいです。

私がこの記事を書いておきたいと思ったきっかけは,ある友人との会話です。一人は高校の同級生W。私にとって高校時代で唯一の親友です。

発端は,私の誕生日でした。普段,頻繁に連絡をとっているわけでないのですが,久しぶりにWがラインをくれたんです。そこで,近況を兼ねて,「実は今イギリスの大学院進学に向けて準備してるんだけど,結構大変なんだよね。」と伝えたわけです。ちなみに,私は来年秋から,イギリスの大学院に進学したいと考えていて,目下その準備中です。ただ,これが結構大変なんですね。実際よりも私が重くとらえている点もあるのですが,経済的にも,精神的にも結構つらいなぁと思うことが多いんです。

でも,もちろん自分がやりたくてやっていることだし,大変かどうかは自分の考え方だけの問題なので,弱音を吐いている暇があれば手を動かせ。そもそも弱音を吐くな。と思うわけです。

というわけで,普段は黙って取り組むわけですが,私の誕生日をきっかけに久しぶりに連絡をくれたWに,結構大変だよーとふとこぼしちゃったんです。そうしたら,「でもなんだかんだ,さやはやっちゃうやん!ほんまいい刺激もらうわ!」(Wはゴリゴリの関西人)と言われたんですね。これがなんだか,めちゃくちゃ嬉しかったんです。これ捉え方によっては,「いや,軽く言うなし。」とか,「大変なの知らんくせに。」とか,「それ言われると逆に萎える。」とか,ネガティブに捉える場面でもあるかもしれないんです。

でも,めちゃくちゃ嬉しかったんですよね。考えてみると嬉しかった理由は,3つあると思っています(急な分析)。

①私の可能性を心から信じてくれている
②高校時代を知っている(過去を共有している)
③Iメッセージを伝えてくれている

それぞれ詳しくいきます。

①私の可能性を心から信じてくれている

本当に一番大きいんですが,私ができることを信じてくれているんですよね。これって本当に尊いなと思うわけです。相手の可能性を無条件に信じて,しかもそれを言葉にして相手に伝えるという最高のコミュニケーション。

みなさん,やってますかー?(笑)私はやってませんでしたー!!!(笑)頭で相手の可能性は無限大だと思っていても,面と向かって,直接言葉にしたことってなかったなと本当に反省しました!ただし,私はややひねくれている部分があるので,あまり知らない人に同じことを言われても響きません(笑)では,なぜWからの言葉は響いたのか。それはまさに②があるからです。

②高校時代を知っている(過去を共有している)

過去を共有していることの意義は,つまり私がやればできることを実際に知っているということなんですね。エビデンスです(笑)短い間しか共有していない人に,あなたはやればできます!と言われるよりも(それも有難いけど),高校時代の3年間を共有し,一緒に涙したことも,爆笑したこともある友人に言われる言葉の重みはやっぱり違うと思うわけです。そして,私がF判定だった大学に力技で合格したことも一番身近で見ていた彼女に,やればできるぞと言われると,本当にうれしいのです。自分の成功体験をWの言葉によって,思い出すという効果もありますね。

Iメッセージを伝えてくれている

そして,Iメッセージの強さですね。

「(私は)あなたが,やればできるって知っている。」
「(私は)あなたからいい刺激をもらっている。」

Iメッセージは相手が思っていることだから,こちらが「いやいや,そんなことは…」と否定する必要がないわけです。受け取りやすいんです。特に自分の存在が誰かにポジティブな影響を与えられていることを知れて,なんだか嬉しかったんですよね。普段そんなこと全く意識していないので,自分でもちょっと意外でした。

徒然なるままに書き連ねてみましたが,本当に元気が出る一言でした。コミュニケーションは,発し手と受け取り手の間に起きるものなので,同じ発言でも誰が言うかによって全く異なりますよね。ただしそう言ってしまうと,元も子もないので,Wの発言から受けた私の感情を分析してみました。結論:友達は大切にしよう!!!!!(笑)

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