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ノーベル平和賞を受賞したWFP!

PRディレクターのさやです。

日本時間21時から,ノーベル平和賞受賞の様子がオンラインで配信されました!リアルタイムで見たのですが,マスクをしながらの授与式が今年だけの光景であってほしいと思うとともに,本当に感動した様子でメダルと賞状を受け取るWFPのデイビット・ビーズリー氏の様子が印象的でした。そして、以下のように現状に対する危機感を述べ、世界の人々にむけて協力を訴えました。

「戦争や気候変動、飢えの政治的・軍事的な利用、パンデミックのために2億7千万人が飢餓に近づいている。対応できなければ飢餓のパンデミックが起きる」
「資金が十分になければ、私たちはどの子が生き、どの子が死ぬのか、決めなければならなくなる。そんな選択を私たちにさせないでほしい。全員を養おう。食料は平和への道だ

改めておめでとうございます!

ノーベル平和賞が決定したときの様子や,WFPの概要は下記のnoteのまとめているのでよければご覧ください。

本記事では,WFPについてもう少し深堀してまとめたいと思います。今回の受賞をきっかけに,多くの方に人道支援の現場を知ってもらえるように,願っています。

WFPのいろは

ノーベル平和賞受賞にあわせてWFPが、「国連WFPについて、あなたの知らない12のこと」という名で機関を紹介しています。人道支援の現場やWFP職員の様子が写真で掲載されているのも、イメージがつきやすくてわくわくします。以下で一部をご紹介します!

①国連WFPは世界最大の人道支援機関であり、1億人の人々を88カ国で支援しています。
⑦国連WFPの自立支援により、2018年の1年間に12万7,000ヘクタールの農地が開拓され、7,000ヘクタールの森が植林されました。国連WFPの自立支援は、食料の長期的な安定をはかり、気候変動に対するレジリエンスを高めています。

WFPは食糧支給だけでなく上記の⑦のように、植林活動なども積極的に行なっており、気候変動への対策も重点的に行なっています。飢餓の問題は気候変動とも密接に結びついている課題なので、幅広い活動が必要になってくるのです。

まとめ

今日はノーベル平和賞受賞したWFPについてまとめました。新型コロナウイルスの影響で食糧危機は高まっています。多くの人が現状を知るとともに、そもそもの根源である紛争や気候変動への具体的な対策が早急に望まれます。

photo©FAO/Nozim Kalandarov
Women farmers harvest grains in Gisar, Tajikstan.

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