見出し画像

バリ日記10日目(1/3)

2016年9月10日土曜日。バリ滞在10日目。この日は移動日。タンジュンベノアのホテルから、ウブドのホテルに移動する。荷造り後、移動前にちょっと爪を整えておこうと、前日行ったマッサージ兼サロンのお店に出かけた。

担当は、このお店では珍しい、ショートカットで髪を部分的に金髪にした女の子。よくみると彼女の爪は凝ったアートが施されている。この人はやれる人だと確信したので、単色塗りではなくフレンチネイルにしてもらうことに。

するとマネージャーっぽい黒スーツの女性が近づいてきて、フレンチネイルなら値段は変わるよと、2倍近い値段を言ってきた。うーむ、ぼったくられている気もする……。けれど、もともとそんなに高くないからいいや。ネイリストの女の子に文字通り手足を握られているからか、強く出る気にはなれず、OKと返事をする。ものすごく丁寧に一生懸命にやってくれて、満足して店を出た。

ホテルに戻り、冷蔵庫の中身などを全部きれいにしてフロントへ。レンタルバイクのお店の人がやってきたのでバイクを返し、代わりに車を借りた。これからは車だ!

車に荷物を積み込み、ホテルをチェックアウト。泊まったホテルはルマフ・バリというホテル。1泊のみ宿泊する人も多く、そういう人たちがチェックアウトするシーンに何度も出くわしたけれど、みな「ここはもっと長く滞在すべきだった! 最高!」みたいなことを言っていた。本当に最高の居心地だった。おすすめ。ホテル詳細は、近々ブログに書くつもり。ブログはここ:http://sayakafelix.com/

でも、ウブドの宿はルマフ・バリよりちょっぴりお高く、4部屋しかないブティック・ホテルなのだ。4日目の提携店巡りでウブドのイメージはちょっと変わってしまったけれど、それでも楽しみしていた。車はすいすいと進み、40分ほどでウブド市内へ。

ところが、市内に入った途端、夫が叫んだ。「ここは……クタだ!」 何をいうのよ。ここは正真正銘ウブドですよ。「いや、違う。ウブドはこんなんじゃなかった。ここは15年前のクタだよ。観光客ばかりでびっくりだ」

確かに、観光客は多かった。タンジュンベノアにも観光客はいたけれど、ウブドは若い観光客がいっぱい。道も細くて一方通行が多く、なかなかにストレスフル。「荷物をもっと減らして、バイクのままくればよかったねえ」と夫と話す。

幸い、ホテルはウブドの真ん中ではなく、少し離れた田んぼの真ん中にあった。自分たちの想像以上にすてきで小躍りする。もうちょっと安いところでもバリなら十分に楽しめたはずだけれど、このすてきホテルも国内の普通のビジネスホテルの1泊料金よりもはるかに安いし、2016年は夫も私も大変だったからいいのだ、ということにする。

ウェルカムドリンクとして、さわやかなレモングラスのお茶を出してくれる。ホテルの中には随所に池があり、水音が聞こえる。とても爽やかだ。

部屋に大きめバスタブサイズのジャグジーがあった。入りたかったのだけれど、お湯が出ない。32度って感じ。英語ができそうなスタッフを見つけて「お湯が出ない」と伝えると、「今すぐ出す」と言われる。が、出ない。

スタッフに部屋まで来てもらって見てもらうと、「え、お湯じゃん」みたいに言われる。まあ、たしかに水ではない。ガイドのワヤンも、シャワーは水って言ってたしなあ。ここのスタンダードはそうなのか、それもと待てばもっと熱くなるのか……。夫はどうしてもすぐにシャワーがしたかったようで、32度で頑張っていた。

つづく

▼ウブドのホテルにて。プール手前の東屋。


最後まで読んでくれてありがとう。気に入ってくださったら、左下の♡マークを押してもらえるとうれしいです。 サポートしてくださったら、あなたのことを考えながらゆっくりお茶でもしようかな。