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有名フォトグラファーに師事する3つのメリットと注意点

幸いなことに、今はフォトグラファーになるために役立つ情報が溢れています。有料のセミナーや講習会、書籍から、無料のYouTube動画やネットの記事など本当にたくさんの選択肢があります。

通常セミナーは数千円から数万円、書籍は数千円、YouTube動画やネット記事はもちろん無料です。

しかし、有名フォトグラファーに師事するためには、数万から数十万円という決して安くない投資をする必要があり、この価格に躊躇してしまう人も多いのではないかと思います。

リーズナブルで内容も充実したコンテンツが溢れている中、あえて有名フォトグラファーに師事するのはどんなメリットがあるのか解説してみました。

私の経験

私はというと、趣味で写真を始めた後、色々なオンラインコースや書籍、ネットの動画などでずっと写真の勉強を続けていました。

しかし、フォトグラファーとしてお客様のために写真を撮影するようになる直前の数ヶ月間、プロカメラマンの橘田龍馬氏に数ヶ月間師事させていただきました。

橘田龍馬氏は現役のプロカメラマンとして活躍される傍ら、多くの書籍を出版したり、フォトグラファー養成講座を開くなど、積極的に未来のフォトグラファー育成に力を入れている方です。

スクリーンショット 2021-12-24 10.07.08

この橘田龍馬氏に数ヶ月間師事していた時は、まだお客様の撮影をする前だったこともあり、夫にお願いして、決して安くない受講料を捻出してもらいました。苦笑

また、お客様の撮影を始めた数年後に、私が目指すライフスタイルフォトグラフィーの分野で活躍されているもう一人の人気フォトグラファーの方のマンツーマンレッスンも受講したことがあります。

流石にこの時の受講料は、私が写真の売上から捻出しました。笑

有名フォトグラファーに師事する3つのメリット

では私が考えるメリットを解説したいと思います。

■メリットその1:プロのフォトグラファーとしての覚悟や考え方を学べる

プロカメラマンの橘田龍馬氏に師事させていただき一番良かったことの一つは、プロのフォトグラファーとしての覚悟や考え方を学ぶことができたことです

その頃の私は、自分の写真にあまり自信も持てず(今もある訳ではありませんが。苦笑)、お金をいただくプロのフォトグラファーとして、仕事を始めようかどうか迷っている時でした。

しかし、何年もプロカメラマンとして最前線で活躍してきた橘田龍馬氏から、どんな心構えで写真やお客様に向き合い、頂くフィーに見合ったアウトプットを出すための準備や努力をするのか、フォトグラファー魂の根幹に触れることができました。

こうした暗黙知はまさに書籍や動画などでは感じ取ることがなかなかできないものです。

このことがプロのフォトグラファーとしてのキャリアを始める上で、私の背中を押してくれた大きな後押しになりました。

■メリットその2:自分の質問に答えてもらえる

実際にフォトグラファーとしてビジネスを始める上では、本当に山のような疑問があります。

・写真の撮影スキル
・機材の選び方
・お客様の獲得方法
・リピーターになって頂くためのコツ

講座の受講中なら、どんな質問でも聞き放題です。しかし、一方通行の書籍や動画ではもちろんですが、自分の質問に答えてもらうのは非常に難しいです。

質問に答えてもらえる、というのは特にマンツーマンのレッスンなどを受けることができると、非常に濃密な時間を過ごすことができます。

■メリットその3:仲間ができる

複数の受講生が同時に師事する場合、大切な仲間と出会うことができます。というのも、講座ごとに集まってくる受講生のステージは大体似ているため、自分と近いステージにいる人たちはまさに同じ目標に向かって進む同志になってくれる可能性が高まります。

こうした仲間は大切な宝で、
・情報を交換したり
・一緒にフォトセッションを開いたり
・お互いの家族の撮影をしたり
・お客様を紹介しあったり
・悩み相談に乗ってもらったり
と、助け合いができる大切なネットワークになります。

有名フォトグラファーに師事する上での注意点

良いことが多い有名フォトグラファーへの師事ですが、注意点もあります。

注意点その1:投資は回収するという決意を持つ

教育が将来への投資だとすると、投資は回収して初めて完結することになります。決して安くない有名フォトグラファーへの師事ですが、ちゃんと仕事に反映して、売り上げを上げることで回収するようにしましょう。

そのためにも、しっかりと学んだことを消化し自分の一部にするための消化・吸収するための一定期間をかける必要があると思います。

注意点その2:自分のステージにあったフォトグラファーを選ぶ

自分のステージにあったフォトグラファーを選ぶことも大切です。

特にカメラを初めて間もない初心者の方は、無理に有名フォトフラファーに師事する必要はないと思います。まずは安い講座やネット動画、記事などで学べるところまで学び、行き詰まりを感じた時に受講を検討されたら良いでしょう。



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