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2023年光州ビエンナーレに個人で行くために手配したもの

コロナ前から行きたいと考えていた光州ビエンナーレ、全て個人手配で訪問してみたものの、情報があまり見つからずに手探りだったので、記録を残しておきます。
日本は東京発を想定しています。

何日あれば光州にいけるか?を考える


2泊3日の場合、1日だけ見られます。
旅行計画を立て始めたときに、まずそもそも知らなかったのが、どうやったら光州に行けるのか?ということ。2023年のこのとき、日本から韓国に行くにはソウルの仁川/金浦空港から入るか、釜山空港から入る2つのルートがありました。が、光州はKTX(高速鉄道)と国内線空路がメジャーな移動手段で、どちらにしてもソウルを国際線の入り口とするのがベターです。

日本から光州への主なルート


東京から飛んだ私が検討したルートです。
□案1:羽田->金浦->光州(空路)
 東京から最短時間で移動するルート。金浦はソウル郊外の国内線メインの飛行場なので乗り継ぎがよく、こちらから飛ぶのが早いです。ただし羽田金浦便はフルキャリアしか飛んでおらず、成田に比べると高い傾向にあります。(2024年注:深夜便はPeachも飛んでいます)金浦-光州の国内線は数千円です。
 3時間半+30分。乗り換え入れて必要なのは半日というところ。

□案2:羽田/成田->仁川->ソウル->光州(KTX)
 国際線ハブ空港である仁川国際空港に降り立ち、ソウルの真ん中のソウル駅から高速鉄道KTXで光州松丁駅まで移動する方法。いちばん日本から予約できる便数が多い手段なので、使いやすいと思います。
 仁川空港からソウル駅はAREXという空港鉄道で移動するのが早くて楽です。
 AREXは40分に一本程度走っており日本からネット予約可能ですが、仁川空港の乗り場の券売機でその時乗れる便を買うのが楽です。18%割引の事前購入も可能。


 KTXも日本から予約できます。「KORAIL TALK」という公式アプリから買うのが楽でおすすめです。英語でいけます。乗車1カ月前から予約可能で、キャンセル料が24時間前までなら0-400ウォンと安いので思い立ったら即予約しておくことをおすすめします。平日でもいい時間は結構売り切れます。以前VISAが使えずJCBしか通らないというバグがありましたが今はどうかな。
KTXは改札のない信頼乗車方式なので、チケットのQRコードを持って自分の席に座ればそれでokです。検札なし。

日韓3時間半+AREX40分+KTX3時間
乗り換え入れて、1日見ておきたい。

□案3:羽田/成田->仁川->ソウル(スソ)-光州(SRT)
 ソウルからSRTという高速鉄道で移動する方法です。KTXより少し安い。ソウル市内のスソという駅から出て、光州ではKTXと同じ「光州松丁」駅につきます。前日がチャムシル泊などの場合はスソが近いのでよいと思います。
 ただしこれは海外から予約できません。(2023年現在)外国人向けのページは決済手前で住民登録番号(韓国のマイナンバーのようなもの)を要求され、コンプリートできませんでした。ネットで探すと個人で代行している人のページが上に出てきますが個人なので気をつけてください。
 駅の窓口まで行けば買えます。

□案4:釜山->光州(高速バス)
光州から日本海側の都市へのアクセスは悪いと書きましたが、これらの移動は高速バスですることが可能です。オンラインでチャレンジしたのですが私は失敗し、バスターミナルに行って自動券売機で買いました。
日本の高速バスと同じく、PA休憩をはさみながら3時間半程度でつきました。
韓国は高速バス網が発達しており、各主要都市間を結んでいます。KTXなどの高速鉄道網はソウルを起点にしているので、東西の移動などはバスが基本になります。日本と同じような感覚で使えます。光州のバスターミナルは「U-SQUARE」というところで、鉄道駅とは少し離れています。

なお、KTX/SRTの駅である光州松丁から市街地へは地下鉄が便利です。

光州市内の宿泊施設の種類と特徴


主なホテルのある場所はKTXのつく鉄道駅である光州松丁に国際ブランドのホテルが、クムナンロサガ-民主広場のあたりにビジネスホテルがあります。モーテルっぽくてもビジネスホテルに改装してあるところもあり、値段お手頃でよい設備です。LGのスタイラーとかあります。
いずれのホテルも、普通にBooking.comなどで予約すれば大丈夫です。
宿泊ホテルによってはビエンナーレ入場券の割引を(ほんの少し)うけるこtができます。

公共交通機関の利用方法と注意点


市内交通
地下鉄・バス
 キャッシュレス決済の非接触型カードを用意しましょう。コンビニで買えて駅でもチャージできる「Tマネーカード」がおすすめです。SUICAのようなものです。地下鉄駅では都市別の交通カードを買うことができ、光州でも他の都市のカードを使うことが可能ですが、他都市の駅ではチャージできません。友達が釜山で改札ひっかかって面倒でした…
バスは乗降時にタッチする方式。安いです。バスはだんだん現金非対応になってきているそうで、1枚あったほうがよさそうです。
ビエンナーレの会場シャトルもあるのはあるのですが、高いし、効率よくまわるには使うのが難しかったです。


KTXの到着する光州松汀駅、光州空港から市街地へは地下鉄が使いやすい
光州の高速バスターミナルU SQUARE
自動券売機で買った光州釜山のバスチケット。乗車時にQRをかざして検札となる

入れておくべきアプリ


NAVER地図
バスを調べるのに便利。地名が番組にしか対応していないのが玉に瑕だが、徒歩ルートをちゃんと出してくれる。
GoogleMap
バスを調べられます。しかし徒歩ルートは出してくれない。
Uber Taxi
決済まで一括でできるので楽。けっこう対象車両が走ってます。光州のタクシーはソウルよりさらに安く、きれいなので移動の基本にすると良いと思います。

光州ビエンナーレのチケットをどこで買うか


メイン会場で買えます。月曜日はおやすみです。会場の方は英語通じます。
KTXとセットになっているものがKORAILからでているようなのですが辿り着けませんでした。

月休をはずすべき
アートフェスにありがちな各会場休日違う問題が多発しますのでオフィシャルページをよくよみましょう。

現金を使うことはない


韓国はクレジットカード決済が発達しており、小さなお店でも現金決済はいらないことが多いです。

光州で食べるべき名物


光州で食べるべきものは、松汀トッカルビとオリタン(鴨鍋)です。オリタンおすすめ!ミナリ(セリ)食べ放題できます。鴨で身体があたたまる。


光州ビエンナーレは、民主運動の歴史記録と併せて見学することでとても興味深いものとなりました。少しでも多くの方が訪れられますように。

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