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寝床どこどこ子猫のこ

寝床の始まりはお布団。
実家で畳かフローリングの上に
布団を敷いて寝ていた。

短大生時代は相部屋の寮暮らしで、
ベッドの型に畳が敷いてあって、
やはり布団だった。

毎朝7時前には朝の館内放送が流れて
強制的に起こされる。
起きたらすぐに布団を畳み、
廊下に出て点呼を取り、
礼拝と掃除までがセットだった。

仏教校だからか土地柄か、
夜明け前に遠くで
お寺の鐘の鳴る音も聞こえていた。

社会人になって一人暮らしになり、
念願のベッドを購入した。
といっても、1K7畳を最大限生かすために、通常のベッドではなく、
はしごを4段程登るパイプベッドに
折り畳みの薄いマットレスを敷く形になった。

何か…なにか違うと思いながらも、
猫の額程の収納しか備え付けられていなかったので、ベッド下が収納スペースとなったのだ。スペースを有効活用できて快適ではあった。

快適だが、思い描いていた部屋と確実に違う…2段ベッドの上段のみの様な作りであることや、学生の時に使っていた衣装ケースがそのまま使えることが、なんだか幼く感じた。

東京に引っ越してからは、憧れのインテリアショップRe:CENOで、ベッドとマットレスを買った。ヘッドボードのある、ベッドといえば!な、姿かたち。そうそう!これこれ!
と、嬉しかったことをよく覚えている。

この動画で始めて知った…すのこって折り畳め…見なかったことにしよう。

マットレスの耐用年数は8~10年らしく、
ちょうど今度の引っ越しとも交換時期が重なるので(つまり8年使った)、思い切ってベッドを買い換えることにした。

「建築家二人暮らし」で考えた
部屋を広くするベッド…布団を想定した、
ちょっとした小上がりの様な
和モダンな作り…リビングに置いても
良いかもしれない!

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