私の宝物は５歳になって、どんどん可愛くなっていく。
生まれたときに、名前は音の響きと好きなものを詰め込んだ。
調べると画数とか字画によるとどんなサイトでも「気の強い子」と出てくるから、将来友達と衝突したり娘自身が悩むことが多いかもしれないと心配したけど、全っっっく気の強いところが見当たらない優しい子に育っている。

夜の寝顔も朝の寝顔も世界一可愛いし、目が覚めたら私は世界で一番幸せなママになる。
「ママ！！」と呼ぶ声の可愛いこと、可愛いこと！！

不思議。
娘が生まれる前まで私はママじゃなかったのに。

昨日は、お風呂の後髪を乾かし終わってもまだ立ち去らず、澄んだ目でじぃーっと私を見て立っている娘。
「…？？？」
「ママ？髪とかすんじゃないの？」

夜寝てるときに髪が絡まってチリチリになるので、ブラシをする毎日の習慣。
「あ、そうだね！あれ？クシないな？」
いつもの場所にクシがなくて探していると、娘がキラキラした顔で
「ここだよー！」
と背中に隠していたクシを出した。

ただの日常なんだけど、「あぁ、こんなことができるようになったのか！」
とジーンとしてしまった。
毎日娘が遊びながらでもちゃんとママがドライヤーして、髪をとかしていることを覚えていた。
ドライヤーの後にクシを使ってことは、ママがクシを探すはずだって考えてこっそり先に隠していた。
そして「髪とかすでしょ？」と言う誘導！！

ふと感動してしまった。。
いつも忙しく時間に追われているから、こんな小さい日常にもたくさんの幸せがあると気付かず過ごしている気がする。
どんどんママから巣立っていく娘。
小さい変化や幸せに気付ける自分でいたいな。

ちなみに今日も。
ママがちゅーをしたくてパパに近づいても、逃げるパパ。
私が悲しんでると、娘は私をそっと自分のおもちゃ置き場に連れていき、自分のお財布から６１円を出して私の手に乗せた。
「パパにこれ渡したらちゅーしてくれるよ」

これだから私の娘は世界で一番かわいい♡