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過去の手帳を振り返って気づいた夢を叶える秘訣

手帳選び、今年は悩みに悩みました…。去年今年と、SUNNY手帳を愛用してきたわけなのですが、今年はあろうことか、10月に手帳の余白ページがなくなってしまったのです…!!

書く場所が、足りない。

なので今年は断腸の思いでスケジュール帳とノートの2冊持ちにすることに。スケジュール帳はマンスリーだけが載っているB6の薄いものを。ノートはstandard productsのB6のバンド付きレザー調のものを採用。

2冊に分かれる不便さは否めないのですが…、これでいくらでも書き進められるし足りなくなったら2冊目、3冊目と更新できるのでストレスもなくなりました。

思っていることを思ったままに書くことへの抵抗感が薄れてきた

しかしなぜ書く場所が足りなくなったのか。去年の手帳もぎりぎり使い切れた!という感じだったわたしが、なぜ?と自分でも不思議に。

去年と今年の自分のなにがちがうのだろう?

手帳を見比べてみて気づいたことは、去年より今年のほうが思っていることを思ったままに書くことへの抵抗感が薄れている、ということでした。

たとえば夢を書こうと思ったとき、去年の自分は書く前から「自分には無理かも」「お金がないからできない」「病気だから難しい」などとできない理由が先に頭に浮かんで、自由に書くことを阻害していたように思います。書いたとしてもとても遠慮がちな夢でした。叶わなかったとき傷つくのが怖かったのかもしれません。

しかし叶うか叶わないかは別として、いま書いたことは本当に自分の心に沿っているのか、本心からの答えなのか、と自問自答していくうちに、少しずつ自分の心と手帳の間に直通のルートみたいなものができてきました。

人は不思議なもので、自分でも知らないうちにいろんなことをあきらめる癖がついているものです。

それをひとつひとつ問い直し、勝手に現状の自分から未来の可能性を判断していないか?本当はどうしたいか?本当に思っていることはなんなのか?それを素直に書く、という作業を積み重ねていった結果、手帳の余白ページが足りなくなっていったのだと思いました。

夢を叶えるには夢への抵抗感を減らし続ける

よく「手帳に夢を書くとそれが叶う」といわれますが、それは結局書くという作業が心の抵抗感を下げる役割をしてくれているからだと思うのです。

たとえばわたしは毎月新月の日に願い事を書く習慣があるのですが、今年の1月に書いた夢は、

今年中にnoteのフォロワーさんが500人突破する!

というものでした。1月時点のわたしにとって500人はなかなか大それた目標でした。

しかし新月の願い事を「300人突破」「400人突破」と毎月少しずつ数字を上げながら書いていくうちに、心の抵抗感が下がっていってその数字が大胆な目標ではなく現実的に感じられるようになってきました。

不思議なことに人は心の抵抗感が減ると自然と行動できるようになるもので、今度はどんな記事を書いたらより多くのみなさんの暮らしの役に立つのか?と具体的なアイデアも浮かんでくるようになってきたのです。

そしてありがたいことに現在600人を超えたフォロワーさんがフォローしてくださっています。1月時点では大胆だと思っていた夢も書くことで現実化でき、手帳の力を実感したすばらしい体験でした。

叶わない夢は手帳のなかで温めておく

そうはいってもわたしのなかで叶っていない夢もたくさんあります。書いても書いても叶わない、もう一生叶わないんじゃないか、あきらめたほうがいいんじゃないか、と思われるようなことも実際はたくさんあります。

しかし今叶わないからといってあきらめるのは非常にもったいないことで、今日叶わなくても明日叶うかもしれないし、未来がどうなるかは誰にもわからないわけです。

なのでそういう夢は一時保管的に手帳のなかで温めておく、という方法をとっています。

今は叶わない、でもいつか叶えたいな、と思うことは手帳のなかに保管しておくと忘れないので良いのです。それを見て「自分にはこれを叶えるのはやっぱり無理だ!」と抵抗感が出る場合は、ときどき見返す程度で温存しておくのもありだと思います。

実際わたしはパニック症状がひどいとき、ひとりで電車に乗れませんでした。だからそのときの夢は「ひとりで電車に乗れるようになること」だったんですね。

だけど書いても書いても叶わず、がんばって電車に乗る練習をするも叶わず、薬も飲んでいるのに叶わず、でいやになってしまいました。

だからしばらくこの夢は温存しよう、と。

それで手帳に書いたきりしばらく忘れていたのですが、最近ふと前の手帳を開いてその夢を思い出したのです。あ、そうだ、そんなふうに思ってたんだった。

実は今のわたしは少しずつですが電車に乗れているのです。夢はいつのまにか叶っていました。

叶うまでに時間がかかることやタイミングが必要なこともあります。だからこそいまの自分では叶わないと判断するのは早いし、非常にもったいないことなのです。そういう夢を温めておくという意味でも手帳はとても有効な場所だと思います。  

夢に対するモチベーションを保ち続けるために

だからといって、夢をあきらめるな!がんばり続けろ!と言いたいわけでもありません(笑)。がんばることでかえって自分を壊してしまうこともありますし、わたしはそのことを自分の体で身を持って体験しています。

夢を叶えるにはたいがい時間がかかります。しかしわたしたちは比較的すぐ目に見える成果が欲しいものです。がんばればがんばるほど、その見返りがないと息切れしてしまいますし、結局はモチベーションが続かず夢をあきらめる結果となりかねません。

ですから夢に対する気持ちをどれだけ長く楽しく持ち続けられるかということが、実は夢を叶える上で重要な鍵になるのではないか、と最近は思うわけです。そのために手帳という存在はおおいに役立ちます。

過去の手帳を振り返ってみると、実は叶っている夢がけっこうあることに気がつきます。人は今の自分に焦点を絞りがちですが、過去の自分からみたとき、今の自分がすでに叶えている夢があることに気づかずにいる場合が多いのです。

しかし「夢はちゃんと叶っていた!」という現実をまのあたりにすると、現在進行形の夢にも大きな活力と希望が感じられてくるのです。これこそがモチベーションなのですね。わたしは以前難しいと思っていた夢を叶えられた、だから今難しいと思っている夢も叶えられる。この気持ちを確認できる場所がまさに手帳というわけです。

大切なことは全部手帳に書いてあった

そう考えてみると「書くこと」がいかに自分を成長させるかということに気がつきます。この際細かい書き方にこだわる必要はありません。

ただ自分に素直に嘘をつかずに書く。書いたものを見返してまた新しく素直に書く。

その積み重ねが1年後、2年後と見返したとき、自分を支える自信やモチベーションに変化していきます。書くという行為は本当に絶大な力があるのです。誰に見せるわけでもないですからばかにされる心配もありませんし、思う存分自分を羽ばたかせる場所として活用してみると、想像以上の結果を受け取ることができるはずです。

過去の手帳を振り返ってみてそんなことに改めて気づいたので、少し長くなりましたが忘れないよう記録しておこうと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございます。 応援していただけたらとてもうれしいです✨