137.環境問題

 ぼくはラジオもテレビも両方やっているが、ことトーク番組の内容に関して言えば、圧倒的にラジオの方がレベルが高い。
 先日、井森美幸ちゃんと話した時(ぼくは彼女のデビュー番組を書いていた!)も、
「なんか、ラジオって喋りやすいんですよね」
 と言っていた。
 これは一つには、単純に環境の問題。ラジオのスタジオは小さく、現場にいる人間も少ない。タレントさんとしてはお仕事というよりアットホームな感じがして、喋りやすくなるのだ。二つには、テレビよりもパーソナルなメディアとしての特質もある。

 ところで、12月から始まったBSデジタルで、ぼくは「純美学」いう番組の構成を始めた。これは石井竜也さんがホストのトーク番組。
 この番組が凄いのは、なんとスタジオではなく、地上35階の豪華マンションの一室を借りてしまったことだ。毎回そこにゲストを招いて話を聞く。これでラジオ環境的なアットホーム感を出そうというわけだ。
 いくら広めのマンションとはいえ、やはりカメラだ照明だスタッフだがワサワサして、足の踏み場もない。しかそれでも、やっぱりプライベートな空間にゲストの気持ちがほぐれたのか、かなり気さくに話をしてくれた。これからの一つの方向だと思う。
 収録時以外このマンションは空いているわけだ。現在スタッフ間で「12月24日の使用権」と「12月31日の使用権」をめぐってオークションが繰り広げられている。

【モンダイ点】
◎ぼくは自宅にBSデジタル受信テレビを持っていないので、オンエアを見ることができない。

(ステラ/2000/12/13)

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藤井青銅

もっと TVのモンダイ点

前からの続き。21世紀に入ったところです。けっこう今でも同じコトがあるようで…
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コメント1件

こんにちは、はじめまして いまはもうテレビはあまりみたくないです。バラエティーは歳をおうごとに意味不明に教養はときどきみます。ラジオは友達です。でも昭和のテレビは生活とともにありました。懐かしいですね、クーラーをつける時間をちちに相談したりして(^-^)
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