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なんとなく思いついたとポツポツと。

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最近の記事

子どもから教わること。

以前、ピアノの先生が話してくれました。 彼女はピアノを教えていてあることを思っていました。だいたいの子供がいつの同じところで間違える難しいポイント。 “どうしたら子供たちは間違えないようになるのだろう” と日々考えていました。 日頃から子供たちが、楽しくレッスンでできるようにゲーム感覚で楽しめる教材をあみだしたりすることがとても得意な女性です。 しかし、ある日ふと “ん?私自身が「間違える」と思っているから間違えるのでは?” と頭に浮かんできたそうです。 なんでも試して

    • 小学四年生の時の記憶。

      この前ふと、小学四年生の頃を思い出した。これは生涯忘れないだろうと思うほど鮮明に覚えてる出来事。 引っ越してしまう男の子のお別れ会をした日のことだ。多分、授業をひとつ潰して開催してたと思う。班ごとにそれぞれの出し物をやって(多分…)、最後に彼の挨拶という場面。いつも思い出すのはこの場面。 彼は先生に呼ばれ登壇した。みんなに挨拶をさせるつもりだったのだろう。でも、彼は斜め下に視線を落としたまま何も言わない。ずっと黙ったままだった。沈黙。5分とかそこらなんだろうけど、とてつも

      • 君たちはどう生きるか

        世の中では賛否両論あるらしいけど、(どんな両論かは知らないけど) 映画、3回観たよww 2回観た段階で “これは、本を読んでみなければ” と思い「君たちはどう生きるか」を購入してみた。 小学生の時に自分がやらかしてしまったこと、今でも思い出すことがあるんだよね。多分、似たような場面に出くわすと思い出すのだろうけど。それを思い出すと、鳩尾のあたりがを誰かにぐにゃと握られる気分になって、脳裏にはあの時の映像と居心地の悪さと後悔と罪悪感が込み上げてくる。 この本の中に、主人公

        • tour空想

          ライブで思ったこと、なんとなく忘れたくないからここに書いておくことにした。 米津玄師(以下、米さん)を聴くようになったのは本当に最近で、1年と半年くらい。米民の方には申し訳ないけど、あの「lemon」さえ知らなかった^^; (「パプリカ」も知らなかったの!?と友達にびっくりされた) あちこちで耳にするので聞いたことないわけではなかったけど、それが彼の作品、、、というか米津玄師すら知らなかった。 じゃ、何で知ったかというとYouTube開けたら「POP SONG」のMVがあ

        子どもから教わること。

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        記事

          1年。

          ずーっと下書きだったの忘れてたから公開w 兄貴に初めて会ったのは2002年。 あの強烈なキャラクターも何故か記憶に留めることなく、ただのきっかけに過ぎなかったようだ。 それから10年が経ち、私が企画したイベント会場で偶然、兄貴が通りかかった。 「お、久しぶり」と声をかけられたが、誰だかわからず、2、3秒黙り込んだ。それから私の脳裏に浮かんできたのは、10年前に見せて貰った兄貴の写真が先だった。そこから当時がじわじわと蘇って来たのを今も鮮明に覚えている。 私は兄貴を「絶滅

          1年。

          97回目の誕生日

          90歳の時に神社の初詣イベントで出会って それから毎年開催してる誕生日会。 今年で7回目!(100までもう少し) いつもはもっと声をかけて 大人数で開催するんだけど コロナ禍で、戦争体験のお話会も 今年は1度も開催していないので スタッフさんだけで開催。 田中さんが書いた「彩雲の彼方へ」は 単行本から文庫本へ、 そして今年の5月に増版された。 戦争関係の本でこれは稀なことらしい。 そして今日、参加メンバーにみんなに 新刊をプレゼントしてくれた。 そして「サイン希望の方はしま

          97回目の誕生日

          ある彫刻家の話

          先日、友達の彫刻家のアトリエに行った。 彼は「これが大きい作品の最後かな。なんか気に入らない所もあるんだよ。もう彫刻は辞めろってことかなぁ。」と作業しながら、後ろに居る私に言った。作業中だったから、丸くなった背中と彼が言った言葉が重なって、いつもは感じない彼の年齢を年相応に感じてしまった。 彼はアトリエの移転先を探していた。今いるところは8月で立ち退きが決まっている。 近所にとても良い場所があって、そこに決まっていたんだけど、急にキャンセルされてしまい、それから次の物件が見つ

          ある彫刻家の話

          胃袋の話

          自分は見た目よりデリケートにできていて、体に合わないものを口にすると、 胃が完全に拒否をする。動かなくなると言うか、硬くなると言うか。 まるで「お前!なんてことしてくれたんだ!(怒)」と、自分で皮膚の上から触ってみてもわかるくらいに硬直してるんだよね。そうなると、消化にひたすら時間をかけつつも、逆流してきたりする。まるでボイコットされているようにだ( ̄▽ ̄;)そう言う時は必ずも呼吸もしづらいのだ。今でさえ逆流性胃炎なんて言葉があるけど、昔からこんな胃袋と付き合ってる。

          胃袋の話

          世界は分断されている!?

          世界の飢餓人口は8億500万人で、9人に1人の割合。飢えで死んでゆく人は 1分間で17人、うち12人が子供。犬猫より以下の扱いを受けてる人たちもいると聞いたことがある。たくさんの人がコロナで訴えてるよ、でもきっと彼らも訴えてるよね。もし、地球の異常気象が色々意味で必然だとしたら、今回のコロナ騒動も同じ原理な気がしちゃう。餓死するって考えたことある?1週間のファスティングとは訳が違う。オイラは想像がつかない。飲食店で勤めている時、破棄する食材や残り物を見るのがとても嫌だったよ。

          世界は分断されている!?

          「ハレの日」と「ケの日」

          「良い日、悪い日」という意味もあるらしいけど「特別な日、普通の日」という意味もあるらい「ハレの日」と「ケの日」。冠婚葬祭の日と日常ということみたいだ。 昔は「ハレの日」の食事と日常の食事は明らかに違っていたよね。 「祭事には豚を一頭海に沈めて神に感謝をし、皆で焼いて食べたー」なんて話を宮古島の友達に聞いたり「冬にマタギが猪を仕留めて、皆で分け合って食した。体がとても温まる」と福井の友達に聞いたり。 特別な日は普段食べない食材を調理して食べたんだね。待ち遠しかっただろーね

          「ハレの日」と「ケの日」

          島国の独特の進化

          【手洗い鉢の裏の顔!?】鍼灸師の先生とTwitterで目にした記事の話になった。 「日本は島国だから疫病が蔓延すると滅びてしまう。なので、独自の感染拡大を防ぐ方法があったのでは?」という話。 参拝に行くと必ず手洗い鉢で左手を洗い、右手を洗い、口を漱ぎ、最後に柄杓を縦にして柄を漱ぐ。自分の中では「身を清める」という以外の何物でもなかった。しかし、拝殿に下がっている鈴緒には必ず参拝者全員が触るわけだから、これでは感染リレーになってしまう。表向きは「身を清める」だけど裏の顔は「感

          島国の独特の進化

          再生

          河村詩夕 ライブ書道 in 香取神社

          2018年 地元の鎮守さまで、 アコーディオン奏者 岩城里江子と書家 河村詩夕によるライブ書道を開催しました。

          河村詩夕 ライブ書道 in 香取神社

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          悪者なわけではない「奴ら」

          ちょっと前に凄まじい家を数ヶ月片付けていたので、疲れと相まってしばらく咳が続いてた。今はすっかり治ったけどね。 今年は咳ばかりいで、くしゃみはほとんど出ず(何かのアレルギー持ち)、なぜか咳が止まると、首の付け根の背中のあたりが痒くなり、血が出るほど掻きむしる日々が続いた。 いつも通ってる鍼灸の先生にそんな話をすると、悪さするもの(毒とでも言うのか?)表面に出てきたのかもね、と。 カラダの中にはいろんなモノがいて、それを仮に「毒」とすると、体力が落ちた時に騒ぎ出すらしい。そ

          悪者なわけではない「奴ら」

          19歳のアメリカの青年からインタビュー

          3年前、元海軍挺身偵察機の乗組員 田中三也さんに戦争当時のインタビューをしにアメリカ在住の17歳のC君が来日した。 彼の目的は第二次世界大戦をアメリカ側からの視点と日本側からの視点で本を出版すること。 今回改めて来日し、田中さんから当時の話をインタビューする予定だったのが… 最近の世界的なコロナウィルスの規制のために断念。そして急遽スカイプを使ってビデオ通話でインタビューをすることに! 田中さんも初めての体験とのことで…前日からバタバタと( ̄▽ ̄;) スカイプでのインタビュ

          19歳のアメリカの青年からインタビュー

          7年目の初詣イベント

          今年で7日目の初詣イベントが無事終了しました。 数ヶ月の準備を経て、大晦日からお正月三ヶ日を駆け抜けましたね(^^) 大晦日23時〜(一夜だけの香取あかり) 0時10分、50分(朝日舞・浦安の舞) ↓↓↓ ここからは3日間 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 日が明けて8時よりお正月限定の御朱印受付開始 9時〜物販・振る舞い(お神酒・甘酒)開始 10時〜干支展Open(ネズミ展) 11時、13時、14時(朝日舞・浦安の舞) よくやりました、マジで(^^;) 今年は新たな試みもあった

          7年目の初詣イベント

          田中三也さん戦争体験のお話会 9/1sun

          随分と間があいてしまいましたが、9月1日の田中さんのお話会のこと。 この日は当時に詳しい方から色々と日常のことの質問があって、いままで何度もお話を聞いてはいたものの、あまり聞かなかったこともチョコチョコとあった回でした。 まず予科練の頃の話では、入隊のための試験は、最初の頃は試験終了後に一度受験生を帰郷させてから合格通知を出して入隊させていたものの、待遇は新兵よりずっと高いと宣伝されていたのに反して、入ってみれば一番下の四等兵待遇で制服も水平服(「ジョンベラ」という呼ばれ方

          田中三也さん戦争体験のお話会 9/1sun