関ジャニ∞なんて大嫌い

夢の中にいるような1日だった。



渋谷すばる脱退

私は12歳の頃から関ジャニ∞が好きだった。
いろんなジャニーズが活動休止やメンバー脱退をしていった中、関ジャニ∞だけはそんなことならないと思っていた。だって、関ジャニ∞をこれからもずっと応援してくださいって言ってたじゃん。僕らは腰が曲がっても関ジャニ∞でいるって言ってたじゃん。やだ。やだ。やだ。駄々っ子。
まさか自分がこっち側になるなんて思ってなかった。
誰かの心の支えが活動休止や解散した時もファン可哀想なんて他人事のように思ってた。

万引きした我が子をかばう母親の"うちの子に限ってそんなことはない"と思う気持ちがわかったような気がする。関ジャニ∞に限ってそんなことはないと思ってたが、そんなことが起きた。

スーツ姿で会見を開く関ジャニ∞。
想像もしてなかった姿。
涙をこらえながらコメントを発表するメンバー。
なにこれ?夢?何してんの?何度も引き止めたけど意思は強かったって何度もって何回?何回引き止めたの?頭の中で関ジャニ∞と渋谷すばるを責めるような気持ちが襲ってきた。大倉が"勝手な決断をしたすばるくんを嫌いになれなかった"は丸々私の気持ちを代弁してくれてる。渋谷すばるを嫌いになれないし、新しい体制にっても頑張っていくって言っている関ジャニ∞を嫌いにはなれない。大好き。

私が関ジャニ∞のメンバーじゃないことを心から悔やむ。
関ジャニ∞が渋谷すばるが、考えてること苦しかったこと、様々なことを考えてこの決断をした苦悩や決断する葛藤を私は知ることができない。好きな人たちのことを全部知りたい。それは関ジャニ∞だけでなく全部に言えること。辛い。関ジャニ∞が感じた苦悩を全部知りたかった。


いつもファンは突きつけられる事実を受け入れることしか許されない。


『でもすばる担じゃないんですよね?まるちゃんが残っててよかったすね』
そんな言葉をかけてきたバイトの小僧がいる。

ふざけんなよ。何も分かってねえな。
関ジャニ∞が好きでそこに誰がとかはなく、渋谷すばるがいる関ジャニ∞、関ジャニ∞の中にいる丸山隆平が好き。関ジャニ∞の中で自分を表現して頑張っている姿が愛おしい。関ジャニ∞がなければ丸山隆平は存在しない。渋谷すばるが脱退した関ジャニ∞は私の中では関ジャニ∞ではない。錦戸亮が脱退しても、大倉忠義が脱退しても、村上信五が脱退しても、安田章大が脱退しても、丸山隆平が脱退しても横山裕が脱退しても、悲しいのは同じ。好きな人の一部がなくなったら悲しいのは当たり前。

私はツアーのある時期はアルバイト代を全て関ジャニ∞のツアーに注ぎ込んだ。北海道・名古屋・大阪・東京飛び回った。そもそもその為にアルバイトをしているといっても過言ではない。うん十万使ってた。積むことだってあった(悪いこと)。それくらい大好きで大好きで大好きで関ジャニ∞が作り出す空気が好きだった。彼氏とかいらない!一生ヲタしてく!なんて思ってた。
でも、区切りがついた。これからも残りのメンバーで進んでいくとメンバーは言っているが、私の中では関ジャニ∞は終わった。


私は関ジャニ∞のメンバーではないけど、とても不安がある。
メディア露出は村上信五や錦戸亮に比べたら少ないけど、関ジャニ∞のセンターと言ったら渋谷すばるである。ダントツの歌唱力、心に響くビブラート、もちろん8人で関ジャニ∞であるが"関ジャニ∞といったら渋谷すばるでしょ"感は否めない。
誰が歌うの?ど真ん中に立って堂々と誰が歌うの?サビ誰歌う?どうしよう…なんて考えている。
余計なお世話であるが、心配している。まぁどうにかなるんだろうけど。
そういえば、予知夢かは分からないけど、一昨日くらいに私が関ジャニ∞のメンバーと一緒に東京ドームで歌って踊ってファンに手を振って関ジャニ∞になった夢見たんですよ。ついにこれが正夢になる時かって思ってます。関ジャニ∞のメンバーになりたい。ボイストレーニングするから。


関ジャニ∞はファン(eighter)に向けて歌を作ってくれている。
"これから先10年後だってきっと変わらずこんな感じでいつでも笑ったり泣いたりでいこう"
"やわらかな空気が運ぶこの時間が永遠に続けなんて願わないからせめてあと少しもう少しだけ"
この曲名、元気が出るSONG。全然元気でない。むしろ無気力。この曲を今聴くことは自傷行為と同じ。言葉の意味がぶわっと頭の中を駆け巡る。この曲を作った時にこんなことが起こるとは誰も予想しなかっただろうけど、まさかこの日の為に…?なんて思わせる曲。
10年後ってこの曲からまだ3年も経ってないけど?10年後って言ったじゃん。一緒にいるって言ったじゃん。嘘つき。大嫌い。なんてクソメンヘラ女みたいなことさえ思ってしまう。
だるい。自分がだるすぎる。悲しみを通り越して怒りになってしまってる。たらたらたらたら関ジャニ∞への想いを垂れ流して泣いて、てかなんでよ!なんで脱退すんの?そのままでいいじゃん!今までみたいにソロ活動していけばよくない?!留学とかも頑張ればできるべ?てかなんで脱退許したの?誰?許可したの誰?出てきて?てかまじで無理なんだけど。え?無理。まじ無理。まじ卍。

このままだと逆上して灰皿で関ジャニ∞の頭を殴ってしまいそう。


内くんが脱退して、7人になって世間では内くんが居なかったかのような扱い方になっている。

何で関ジャニ∞ってエイトなのに7人なの?
ってね。

きっと将来私の子どもは"何で関ジャニ∞ってエイトなのに6人なの?"なんて言い出すだろう。

その時は知らないふりをしてしまうかもしれない。
その時はお父さんにでも聞きなおしてくれ、我が子よ〜。


しばらく私の中では渋谷すばるは禁句です。関ジャニ∞という単語も極力聞きたくない。まぁどうせ明日学校で関ジャニ脱退したねなんていう言葉が私に降りかかるであろう。その時は"あーね"なんてちょっと強がってみる。無理だろうけど。
ついでに言わせてもらうと、こういう時に限って"関ジャニ∞"っていう単語を使ってファンに同情してリツイート稼ぎ狙ってる某芸人が大嫌いです。


この目で見た、小さな体で魂を込めて歌う姿、キラキラした目、歌声、笑った顔、機嫌の悪い顔、最前列で目に焼き付けたあの綺麗な顔と輝く汗、全部全部心の中にしまっておきたいと思います。2013年に目の前で見た雨に濡れて夕陽に照らされたすばるくんを忘れません。

私が10年間みてきた関ジャニ∞は今日で終わりです。私の中の関ジャニ∞は終わり。終わり。終了。めちゃイケも終わったし関ジャニ∞も終わったし、終わった。わかるかなぁこの感覚、私の中の関ジャニ∞は終わった。大丈夫とか永遠とか絶対とかはねえ。この世にそんなもんはねえんだ。終わる。終わる。終わる。終わる!
関ジャニ∞でもこうやって変わっていって終わっていくんだから恋愛とか恋とかそんなもんも終わるに決まってる。決まってないけど決まってるようなもん。話変わるけど早く結婚したい。

私は関ジャニ∞のメンバーではないし1番辛くて不安でどうしようもないのはメンバーだし、もうああだこうだいうのはやめます。

好きな人たちが、好きな人がいつ会えなくなるかなんて分からないし会える時に会いたいと思ったら会うようにしようね、アイドルも友達も恋人も。

うるさくてやんちゃで楽しくて仲良くて泥臭くて不器用だけど優しくて愛のある関ジャニ∞が大好きでした。こんなところでは語りきれないくらい大事にしたい思い出、大事にする思い出です。



夢から醒めて、新しい関ジャニ∞をまた大事に思える日がきますように。



2018.4.15

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