◼️ジャニーズ事務所と戦った35年!?

ジャニー喜多川氏の性加害を訴えジャニーズ事務所と35年戦ってきたという平本淳也氏ですがそれは正しくはありません。
平本氏がジャニー氏の性加害を訴えたのは、北公次氏プロデュースによるアイドルグループを組みジャニーズ糾弾活動を行った22歳（1988年11月）〜23歳（1990年3月）の1年5ヶ月、一連の暴露本『ジャニーズのすべて』を出版した30歳前後（1996年4月〜9月）の6ヶ月、BBCに企画を持ち込み撮影を行なった昨年夏から現在までの期間のみです。
平本氏がジャニー氏の性加害を訴えジャニーズ事務所と戦った期間は正確には35年ではなく通算約3年というのが正しい期間です。
では、それ以外の約32年の期間はというば？

平本氏ご自身も仰っているように最大限「元ジャニーズ」「ジャニーズ出身」「元ジャニーズJr.」を武器に「ジャニーズ」「ジャニーズ事務所」「ジャニー喜多川氏」をネタに書籍の出版や様々なメディア媒体・平本氏自身のブログ、時にはイベントを開催しジャニー氏含むジャニーズ事務所の良さジャニーズブランドの魅力を発信していました。
ネット記事の連載では性被害の実態を知りながらジャニーズ事務所への入所を指南するという性加害に加担する行動もとっていました。

ジモティーにまで「ジャニーズ出身」ブランドを発動されているのですね。

性被害のトラウマに苦しむ平本淳也氏ですが、当時ジャニーズ事務所所属だった近藤真彦さんのコンサートに行かれたのですね。しかも出待ちまでして偶然ジャニー喜多川氏を見かけたようです…。
インタビュー動画ではとても楽しそうに、またジャニー氏を愛おしそうに語る平本氏ですが、自分を苦しめる加害者を偶然目撃しフラッシュバックや動悸・パニックを起こさなかったのか心配になるところです…。

ジャニーズ事務所への入所を指南するなど、こういった過去の平本氏の言動についてネット上では疑問を向ける声があります。そのことについて先日、平本氏がインタビュー記事で答えています。

少々苦しい言い訳のように感じます。
平本氏の人生は良くも悪くもジャニーズブランドにすがって生きてきたと感じるのは私だけでしょうか？

◼️1年で180度変化した証言

「もちろん全然親は知ってる事実ですから。親は『ジャニーさんにお尻くらい提供しなさい（パシーン）みたいな」

昨年夏、撮影されたBBCの番組内での発言です。
ジャニー喜多川氏の性加害は親も知る事実で、寧ろ親が率先してジャニー氏の性加害を助長していた印象を受けます。

しかし今年6月4日公開されたYouTubeの日刊ゲンダイのインタビュー動画では真逆とも言える発言をされています。

「合宿所に行きました。レッスンに行きました。家に帰って来ました。『お父さんお母さん、今日ジャニーさんとヤッちゃったぁ』みたいな、そういう元気な子供はおそらくいなかっただろうと。寧ろ言えない。
『おじさんに触られたよ』と言われてもそれを聞いた親だったりする場合、どういう反応をしていいのかおそらく分からない。どうように触られてどうようにされたのかって具体性を持って答えられるだろうか。
親の性格も本人の性格もあるだろうけどそれを持って『うちの息子に何をするんだ。何をしたんだ』と怒鳴り込むという者も俺ね、少なからずあったと思うのよ。長い歴史の中で」

「警察に行った、警察に相談した」と証言していたのが嘘であったように平本氏の発言・証言は数ヶ月、酷い時には数日で発言内容が真逆に変わるのですよね。本当に不思議な方です。

ジャニー氏の性加害とは別に私がBBCでの平本氏の発言で気になったところはココです。

ジャニー氏個人の性犯罪、平本氏含めたジャニーズ事務所の問題を日本人全体のように勝手なことを言って世界に発信するのは止めて貰いたいです（怒）

◼️調査報告書が確定したメリー喜多川氏の隠蔽工作は平本氏の憶測！？

平本淳也氏の証言・要望が7・8割方採用されたというジャニーズの調査報告書
調査報告書にあるジャニー喜多川氏の性加害をメリー喜多川氏が隠蔽したと確定された部分はこれ全部、平本氏の憶測だったようです…。平本氏が先輩から聞いたというのもたぶん平本氏の創作でしょう。

被害者の証言を検証・精査せず被害者第一主義をとったジャニーズの調査報告書。調査チームの一人で「一般社団法人Spring」に共鳴し共に活動をしている齋藤梓氏のスタンスによるものでしょうか？

竹中平蔵氏や外国人の中にはエビデンスの一切ないこの調査報告書に疑問の声を上げる方もいます。平本氏の憶測を元に書かれたジャニーズの調査報告書。この調査報告書に果たして信憑性はあるのでしょうか？

ーその③へつづくー