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ストレスなく生きるコツは、形容詞を避けること! そう思い至った長女との会話

こんばんは、岩戸さゆです。
今日から決めたことがあります。

それは「形容詞を使わないこと」。
意味がわかりませんよね。

そのように思い至った経緯を説明します。

昨日、長女と入浴しておりました。
長女がボディソープを片手にこのように言うではありませんか。

「ママさん。これから私は体を洗います。どこが良かったか、教えてね」

え!?なんだ突然!とびっくりし、私の脳内に緊張が走りました。
ここで私がどう伝えるかで、娘の今後の自己肯定感に関わってウンタラカンタラ(このように考えるので私はいつも育児に対してプレッシャーを感じています)

娘は体を洗いました。背中や首が全く洗えていません。

しかし笑顔で
「どうでしたか?はいママさん。良かったところを教えてください」

良かったところしか言ってはいけない!!背中や首のことは今度伝えるとして

私の脳内の声(うーん。綺麗に洗えてた、と言いたいところだけど、なんて曖昧な表現なんだろう。綺麗か綺麗じゃないかって、ジャッジになっているではないか。今求められているのはジャッジではなく「具体的に何がよくできていたか」という意見だ。あ、そうか、形容詞を使うっていうことは「他人を評価する」ということなのかもしれない。そういえばさっき読んだ本に、語彙を増やすには「形容詞を使わない」と書いてあったぞ。そうかそういうことなんだ。語彙を増やすだけでなく、子供との対話でも、安易に形容詞に頼ることをやめることは非常に有効だぞ。

※ちなみに読んだ本はこちら

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よっしゃ具体的に伝えよう!そうだな、いいところは)心の声終わり。

※ここまで0.5秒くらい


私「はい!良かったところを発表します!泡がとても満遍なく広がって洗えていました!」
心の声(ふう、どうだ!良いところを探したぞ、よしこれからもこの調子で…)

長女「はいわかりました。では次、弟さん発表してください(←私が長男の声真似をして長男の意見を代弁してほしいとのこと)」

私「!? えええと、お姉ちゃんは自分で洗えていました。僕もできるようになりたいです」
心の声(な、なんとか対処したぞ!)

長女「はいありがとうございます。最後にパパさん発表してください」

私「…。えっと、綺麗に洗えていると思います」
心の声(あぁぁ〜負けた。形容詞使っちゃった)


とまあ、こんなことがあったわけです。
流石に3者の意見を一人で答えたので頑張った方ですよね!?

形容詞を使うことをやめる。やってみたいと思います。

ここまで考えて、非常に違和感を抱いたことがあったことを思い出しました。

週末に髪の毛を切って、月曜日に会社に行きました。
そしたら同僚が、

「髪の毛切りました?かわいい〜」

と言ってきたんです。
私は違和感でいっぱいになりました。かわいいと言われたので喜ぶべき?アラフォーの私が?
そんな違和感は表に出さず「ありがとうございます」といいました。

「髪の毛切ったんですね」
その一言で十分ではないでしょうか?

私はいつも通りに出社して同僚と顔を合わせただけで、容姿を評価されたわけです。頼んでもいないのに。

そしてアラフォーの人に「かわいい」という言葉は、たとえ発した本人が誉めている(あるいは社交辞令として発して自分の印象を良くしようとしている)つもりでも、あまりふさわしいと感じられませんでした。

ということで、
他人に対する形容詞 = 一方的な失礼なジャッジ
だと私の中で紐付けがされたので、私はなるべく形容詞を使うことを控えようと思います。

さてそうなると、花を見て綺麗だな、とかはどうなんでしょうか?
それももっと具体的に、どんな色をしていてそれが好きだとか、この形がどうだとか、そういう表現をすることで語彙力も高まってきそうですね。

日常生活のあらゆる場面を観察してみると、形容詞を除去していくことで、すれ違いなども防げるのではないかな?と思う場面も多々あるように思えてきます。

また気付いたことがあったら書きますね!

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