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やっぱりわたしには現場が苦しくて耐えられない

帰りの車で、涙が止まらなかった



着られなくなったお洋服を糸に戻し、また洋服にするというビジネスが出来始めていて、その現場の見学に招待していただいた。

どこか期待していた私が悪いのだけど、
でも終わった後、ショックと悔しさで涙が止められなかった

すこーしリアルを覗いてみただけなのに



うちは貧乏だからやってるだけだよ

Z世代は長期的に物事を見る目がない

もう好きな服を追い求めるのはやめた

リサイクルはビジネス的に無理



こんなにも悲しい言葉を
こんなに未来がかかってるプロジェクトの現場で耳にすると思わなかった。

企業SDGsが微妙なことくらいもうわかりきってるけど、それを微妙と言ってるその人たちも全然微妙すぎた

なんなら企業SDGsの方がまだ潔くていい

結局社会問題解決を感情起源でやってるだけの大人に手を組もうと言われても正直まったくときめかない

そんな私も感情的だと言われたらそれで話は終わりなんだが

私が言いたいことは、ファッションや服が好きって気持ち本当は秘めてるのに、
社会問題やら資本主義やらの情報に惑わされて、自分の感情の本質見失ってる人が多すぎて本当に悲しい。

そしてそんな人たちがどんどん洋服を生み出しつづけていることも悲しい

そして、私もその一員だと思われていることも悲しい


しょうがなくない?
なんて言葉は、わたしはどうしても聞きたくない

いつも頑張って流して、私も使えるようになった言葉だけど、このことに関してはどうしても嫌だ



つくづく私は社会不適合だと感じさせられ、
オンラインが普及してる世界に生まれて助かった

偽りばっかりなこの世界にいつか自分は絶望を思い出してしまうのではないかってたまに怖くなる


でも、悲しみが私を毎日前に突き動かす。


話せば離れる
ってことで、話聞いてくれてありがとう


sayuri

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