PRに使う写真、ここだけは注意したいポイント

広報するためには文章とともに「絵」が欠かせません。
プレスリリースでも、ブログ記事でも、DMでも、ほとんど必ずといっていいほど、写真を使います。
広報用にお預かりする写真で、時々これはもったいないなと思う写真があるので、どういう点に注意して選んだらいいか、ポイントをまとめました。

①十分な大きさがある

Webで使う分にはあまり容量の大きな写真はいりません。印刷の場合は解像度が大きくないと仕上がりが粗くなってしまいますが、Webではカメラで撮ったままの写真など、そのまま使うには重たすぎるものもあります。
ただ、サイズの大きい写真は小さく圧縮できますが、サイズの小さ過ぎる写真はどうがんばっても大きくなりません。

理想のサイズはどんどん変わっていくので数字の目安は言いにくいですが、画像のプロパティを見た時に縦横のどちらかが500以上はあって、撮りたいものが大きく写っていることは確認できるとよいです。

②撮りたいものが何か分かる

写真を見る人は写真がフォーカスしている部分に注目します。
商品の写真だと思っていると、周りに何が写っていても商品の写真に見えますが、何の写真かという前情報がない人が見ても、何を撮っている写真なのかが分かるぐらい、主役がハッキリしていることが大切です。

たとえば、製品が置かれている机の後ろのマグカップにピントがあたっている、商品よりも背景の方が大きい、といった写真では見る人が瞬時に何の写真かを理解することができません。商品を紹介する写真なら商品がどこも隠れずに全部写っていることは必須です。

③明るい

全体に明るく撮れているだけで印象が変わります。
特に、他の情報も横並びに掲載されるWebメディアやプレスリリースでは、最初の写真とタイトルが勝負です。同じ写真なら、多くの人は明るい写真の方をクリックします。実際に、以前参加していたWebメディアでは明るい写真の方が見られる確率が高い傾向がありました。
あえて、暗く撮りたいという意図が特段ないのであれば、なるべく全体に明るい写真を使うことをおすすめします。

④余計なものが写っていない

「撮りたいものが何か分かる」ようにするためにも、ノイズになってしまうものはなるべく取り除きます。撮る時に注意できるなら邪魔になるものは入らないようにした方がいいですし、もう撮ってしまったものならトリミングするなどして、なるべく関係のないものが入り込まないようにします。
また、主役を際立たせるという目的に加えて、商品名が分かるパッケージや個人情報が分かる資料などが写り込むと無用なトラブルを招く可能性もあるので、余計なものが写っていないか、周りもよく注意してみてください。

(⑤実際に手に入るものである)

試作品なので本物と微妙に色が違う、パッケージが本番と多少違う、など、手元にあるものと実際に販売されるものとが微妙に違うというケースもあります。提供側にとっては大した違いではないように見えても、そのPRを見て欲しいと思った人には重要な違いに感じられるかもしれません。
可能な限り、実際に手に入るものと同じものが写っていることがベストです。

ビジネスを始めたばかりの小さな会社や、個人で事業をしている方は忙しくて写真を撮る時間や機会がなかったり、とにかくあり物でもいいから周知してしまいたかったりと事情は色々あると思います。どんな写真でも、ちゃんと文章を読み込んで関心を持ってくれる人もいるでしょう。
でも、せっかく大事な商品やサービスを紹介するのであれば、その子たちの見た目にもちょっと気を遣ってあげてはどうでしょう?
プロの写真家に頼めなくても、自分でちょっと意識して撮り直すだけで見え方は変わります。今後も事業を続けていくのであれば、後々、必ず必要になるものです。ぜひ、素敵に見える写真を用意してあげてください。



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本多小百合

広告宣伝・広報担当の会社員→フリーランス・ライター Webに載る取材記事を書いています
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