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アニメ「デキる猫は今日も憂鬱」と、恋人・夫が「いる」ことは健康リスクという研究報告について・・・

「デキる猫は今日も憂鬱」というアニメが、今、大のお気に入りです。
これを見てたら、書こうと思っていたこととは全然違うことを
書いてみたくなって、今キーボード、カチャカチャ、やってます。
 男性と女性では体のつくりも、生理機能も、違うの、誰でもごぞんじだと思います。もちろん現実は、ひと言で男女差とくくることはできない、性差という概念を超えた、個体差があるのですけれど。
 でも、ここではざっくりと男性と女性の違いに、びっくりした、というお話を書いてみたいと思います。これからやっていきたいことを始めるにあたって、自分の頭のなかを整理するために。

幸福は死亡率を下げるのか問題と男女の違い


 2015年、世界的に権威があるとされている医学誌「ランセット」に、「幸福は直接死亡率を下げうるか」という論文が掲載されたーーという記事を、先日、見かけました。
 あたしとしては「そりゃあ下げるだろー」と。「不幸だと生きていくのがつらいだろー」そう思っていたので、「えっ⁉」と思って、記事を読んだのです。

 その内容は、イギリスの中高年女性(55~63歳、平均59歳)約72万人を対象に調査したところ「中高年女性において不健康は不幸感をもたらすが、健康状態や生活習慣で調整すると、幸福そのものは虚血性心疾患による死亡、がん死、いずれとも関連しない」とのこと。
 つまり、幸福感が直接的に死亡率が低減するという「堅固な証拠はない」ことが示されたのだそうです。

 ただし、「あぁ、そうなんだ」で終わらせられないのです。
 この調査は女性を対象に行われているのですが、日本では中高年男女を対象に「生活を楽しむ自覚的レベルと心血管病リスク」について検討された研究報告がある。それによると、男性と女性とでは、興味深い〝違い〟があるようなんです。

男性にとってリスクを低下させることが女性にとってはストレス⁉

 日本の中高年約8万人を12年間追跡したこの研究によると、生活を楽しんでいる意識が高い男女は日頃から体を動かしたり、健診を受けたり、ストレスが少ないといった傾向が見られたそうです。

 ところが、びっくり⁉ 
 それと心血管リスクは関連するとは言えないのだそう。

 男性の場合、生活を楽しんでいる意識が高いと心血管疾患のリスクが低かったーーつまり積極的な精神状態が心血管疾患の発症を抑える可能性があることが示されたーーのですが、
 女性の場合は関連が認められなかったのだそう。

「ありゃりゃ、なんで、こうなのかなあ」
 素人なりに考えて、女性ホルモンが関係あるのかな、なんて思っていたのですが・・・。

 さらに最近、中国の中高年男女を2年間追跡して「高血圧になる人の割合と、高血圧の発症に関連する因子」を調べた研究についての記事を見つけてしまいました。
 それによると、男性の場合、既婚または同棲は高血圧の保護因子――リスクを低下させる因子――となるのに対し、女性の場合は高血圧のリスクとなりうると報告されているんです‼
 報告者は、中国では仕事も家事・育児もこなさなければならない女性が多いからではないか、と推察しているとのこと。

 この記事を読んで、あたくし思いました。
「じゃあ、男性が主夫になったら、変わってくるんだろうか。高血圧をはじめ、心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病は、環境や習慣の問題、だけなんだろうか」って。
 そこで、冒頭に出てきた「デキる猫は今日も憂鬱」なんです。

猫のゆきちはかわいいのですが、生活を共にする人間は・・・⁉

「デキる猫は今日も憂鬱」というアニメに出てくる、デキる猫は〝ゆきち〟と言います。
〝ゆきち〟は元・捨て猫で、会社員の女子に拾われ一緒に生活しているうちにデカくなり、二足歩行できるようになり、今は、彼女のためにお料理作ったり、部屋の掃除や洗濯、それはそれは、かいがいしくお世話しています。

 あたしがこのアニメにハマってしまったのは元々猫好きだったのもあるのですが、第一話で、家飲みで酔っ払い、眠ってしまった飼い主(どっちが飼っているいるのかわからんのだが)を寝かしたままお風呂にいれて、体を洗ってあげるシーンがあったんです。
 それを見てあたし、「あぁ、これはあたしの夢を叶えてくれるアニメだ」と思いました。
 というのは、基本、めんどくさがり屋で、トイレに行ったり、お風呂に入ったりするのがめんどうくさくて「あぁ、誰か、変わりにトイレ行ってくれないかなあ」とか「誰か、自分をお風呂に入れてくれないかなあ」とか、そんなことをずっと夢見てるんです。
 えぇ、あほです、あたくし。
 昔から、友だちにも「あほか」と言われていました。

ただ、これはアニメなんです。
アニメだから、飼い主が「仕事で今日は家に帰れない」と言ったとき〝ゆきち〟が激怒りしても、「にゃん💕」と思えるし、「あぁ、あたしも〝ゆきち〟にお世話されたーい💕」と思った、のだと思うのですね。

これが、もし、人間の男性だったら、どうなるのか・・・。

もはや死語となった〝内縁の妻〟


 あたくし、昔10年ほどいわゆる〝内縁の妻〟👈昭和の風🍂ですね
やっていました。
 そのとき、あたくしは会社員のライターをしていて、オフィスで徹夜をすることがあったのですが、
 そのとき相手の方から電話がかかってきて
「帰ってくるまでご飯、待ってるから」
と言われると、カチン!と来てしまうコでした。

 そんなこと言われたら、プレッシャーがかかるから、やめてくれ~って思いつつ、ハラにグっと力を入れて笑顔で
「遅くなるから、先、食べてて」って。

 今思えば、そんな、気合い入れる必要なんてなかったのですけれど、
あのとき、それが、あたしのベストだったわけで。

 じゃあ、家を出て、ひとりでのらりくらりしている今は、健康ですか、どうですか、というと、日々、ケアをしていただいたり、セルフケアをしているせいだと思うのですが、健康で過ごさせていただいています。

 ドライシンドロームをはじめとする、女性ホルモンの影響は感じてはおりますが・・・。

 ただ、そもそも、この「健康」とか、「幸せ」という、とらえかたも、
いろんな、ものさしがあって、一様ではないのですよね。

 なので、そんなことも勉強しながら、セルフケアをしながら、どのように生きていると、病があっても痛みがあっても「生きていてよかった」と思えるのかーー日々、気づくことなどを、これからも記録してまいりたい。
 そんなことを思う今日きょうこの頃でありました。

 本日も、ありがとうございますm(__)m


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