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【2023年ベストバイ】今年買ったよかったモノを公開する。テーマは「散歩」

2023年のテーマはずばり「散歩」。
人間がどれだけ有意義に過ごせるかどうかは日々の散歩にかかわってくる。
ぼくが2023年によく散歩をして過ごした。すごく健康的で充実した毎日だった。
特に、10月はほぼ毎日外に出て深夜の散歩を楽しんだ。
この記事でぼくが紹介するアイテムのうちで、前半の(1)〜(4)はすべて歩くに紐づけられている。



(1)HOKA ONEONE BONDI 8【ファッション】

HOKA ONE ONE心斎橋にて購入。買った帰り道でうれしくなって撮影している。撮影地は江坂駅

歩きやすい靴があれば、散歩へ行きたくなる。
つまり、ぼくは靴を買ったようでいて健康を買っているのだ

ホカオネオネをはいた人の中には、「他の靴が履けなくなる」と評価する人がいるが、ぼくも彼らに同意見だ。ホカを履くと足取りが軽快になり、一歩一歩が確実に楽しくなる。ホカを履くとよく分かるのは、靴という身体機能を拡張をさせるデバイスの進歩である。
たとえば、ここに二人の青年がいる。ふたりの青年の身長や体重や生活スタイルはまったく同じだ。ただ違うのは、履いてる靴の種類。一人はコンバースで、もうひとりはもちろんホカである。
さて、二人の青年は、東京駅の皇居前を集合して、ただただ4時間歩いてもらった。
コンバースのスニーカーの青年は、その過酷な実験の参加直後、温泉
足の皮は擦りむけて、薄皮は敗れ中はピンク色に染まるだろう。そのピンクはやがて土留色の紫へと鬱血へと変わる。しかし、ホカならどうだろう。足は新品同様でまるで赤ん坊のつるんとした足である。4時間歩いた足とはまるで思えない。
中でも、ホンダイ8のシリーズは、他のラインラップの中でもクッション性能が抜群だ。72キロのぼくの重たい体躯を支え、全体重を引き受ける。「重力さん。今回はぼくに免じてお引き取りを」。
歩くの楽しい〜!!


月の平均はこれくらいの歩数を歩いている。履くのはいつもHOKA ONE ONE。



(2)HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE BASICS pants【ファッション】

このプリーツの穿き心地がたまらん

オムプリッセは、穿き心地がたまらない。肌触りがよいのだ。触れる肌がこの素材を受け入れているのがよくわかる。こういう表現は化粧品にふさわしい表現なのかもしれないが、肌によくなじむのだ。
そして、高いデザイン性だ。あまり人と被らないということもあるが、この服のデザインはすこし独特だ。ジャージのような生地感なのにジャージっぽさを感じさせない。それは、この服が持っている立体感が可能にしているのだろう。3Dの服。これが、このブランドの斬新さと魅力なのだ。服に3D感がそなわると体型が気にならないという利点がある。もしかしたらデブこそこの服に逃げればいいのではないだろうか。

この服のすごさはそれだけじゃない。ぼくは旅行へ行くとき、スーツケースにこの服を丸めてぶちこんでいる。がさつな性格のぼくは、旅行の準備など15分くらいで済ませるべきものだと思っている。だから、歯ブラシとかタオルとか着替えの下着とかそういうものといっしょにオムプリッセを丸めて投げ込むのだ。「そんなことをするとシワになっちゃう…」と思うかも知れないが、この素材は魔法の素材。シワなどまったくつかない。おまけに速乾。洗濯したらマッハで渇く。特別な洗濯は必要ない。いつもの洗濯のように丸めて洗う。このように機能性も備わってるのだ。

デザイン性・機能性を併せ持つ究極のアイテムなのだ。どう考えたって流行らない理由がない。ファッションは、街のキャッチが着始めたら終焉を迎える。そうなる前に着倒したい。


(3)Apple Watch Ultra【ガジェット】

Apple Watch Ultraがキレイに映っている写真。撮影地は京都の東山区。

Apple Watch Ultraの盤面は49mmだ。
ほかの製品よりも大きい。そのため腕につけると存在感がある。
Apple Watchをつけてますという主張している。

これまでのApple Watchシリーズはどれも小さすぎる。
この大きさがいいのだ。
そう思ってぼくはわざわざこのアイテムを買った。
Ultraともなるとエベレストに登ったり、なんとか海峡に潜って水深何メートルまで潜っても大丈夫らしい。もちろん、そんなことはぼくにはまったく無関係だ。
ぼくには、それらのワンランク上のスポーツを楽しむつもりもなければ、そういう刺激を可能な限り避けたいのだ。
じゃあ、どうしてそんなオーバースペックのものを買ったのか。値段も高いし、それこそ無駄な買い物じゃないか。

はっきり言ってそのとおりだ。ぐうの音も出ない正論だ。
しかし、だからなんなのだ。

・コスパがいいから
・お値打ちだから
・買ったほうがお得だから

買うのだろうか。
ぼくは違うと思う。ほしいと思うから買うのだ。

ただ、一点だけUltraを買ってよかったと思うポイントがある。
それは電池持ちだ。Apple Watchは通常24時間フルで使うともう電池残量が頼りない。しかし、Ultraだったら充電は丸2日は持つ。もしも充電が切れても、急速充電で20%くらいは10分で溜まる。この電池持ちは、ほかのApple Watchには出せない強みである。

Apple Watchは、長い間つけていると単なる通知を伝える時計になるというがぼくは違う。
Apple Watchには、独自の機能があって、意外と使いやすい。
Apple Watchを使う上で重宝するアプリを3つ紹介する。

ちなみに、Apple Watchを左腕につけて改札へ入る時に腕を改札機にクロスさせて伸ばす体制はあまりにもうつくしくないのでやめたほうがいいと思う。


#1:マップ

アップル純正のマップアプリだ。
これは、運転する時すごく役立つ。曲がる時に振動で通知してくれるからととも助かるのだ。おまけにスマホを傾けなくても道がわかるのだ。

#2:Auto Sleep

睡眠のログを取れるアプリなのだが、それだけじゃない。
このアプリには、睡眠の「借金」という考え方が組み込まれており、理想的な睡眠サイクルからどれくらい足りていないのかを教えてもらえる。
熟睡度合いを可視化できるのがおすすめだ。

#3:StepsApp 歩数計

歩数計はiPhoneにも搭載されているのだが、これはApple Watch専用の歩数計アプリだ。Apple Watchのホーム画面に歩数を確認できるようにカスタマイズができるので使っている。

(4)WH-1000XM5【ガジェット】



自分に合っているヘッドフォン選びは本当に苦労しました。
ヘッドフォンに関しては、いろいろ旅をしています。でも、このヘッドフォンがゴールです。
ヘッドフォンは、音楽を楽しむために必要なのはもちろんのこと、散歩しながら電話するときにも、仕事でzoomをつなぐときにも、YpuTubeやポッドキャストのラジオ系コンテンツを楽しむときにも登場する。つまり、仕事にもプライベートにも大活躍のアイテムなのだ。
このアイテムのノイズキャンセリングは、ほとんど完璧です。あのいまいまいしい甲州街道の雑踏もノイズキャンセリングをオンにするだけで、フィンランドの湖畔のような静けさが得られます。この遮音性がすごいのは、通話相手もぼくが甲州街道を歩いていることに気が付かないほどです。街を浮遊している80dBは消え去ります。iPhoneの「声を分離モード」は、このデバイスと組み合わせることで完成するのです。もちろん、音質は一級品と遜色なく、Sonyの技術力の威信が感じられます。加えて、外部音取り込みモードの取り込み方も自然な仕上がりで、右手をヘッドフォンにそっと添えると、自然な会話を楽しめます。これでけでも買う理由MAXなのですが、さらにもう一押し。8時間装着してても耳や頭が全く痛くなりません。以前買って、1週間で使うの諦めた林檎製品は、重たくて耳が痛くてかないませんでした。軽さ、使い勝手、機能、音質、つけ心地そのすべてをとっても完璧なヘッドフォンです。無段階調整による固定具は、ぼくの頭を優しく包み込み、散歩へ向かう足取りが軽くなります。

https://amzn.to/48ExaMg


(5)HHKB【ガジェット】


もともとのぼくは、べつに打鍵感なんて言葉を気にするようなタイプの人間ではなかった。
キーボードなんて打てれば全部いっしょだし、そもそもmac book proのキーボードの打鍵感は、打ち心地がよい。それに加えて、配列にも慣れていたし、重たい外部のキーボードを持ち運ぶ(Bluetoothで接続できるとは言え)のは正直かなり定着するとは思えなかった。
しかし、使ってみて3ヶ月。
他のガジェット系YouTuberの例に漏れず、すっかりぼくもHHKBの虜になりました。

性能のよい車に乗ると、もっと高速を体感したいと思うのは自然なことですが、まさに同じ現象が起こります。
これだけ性能のいいデバイスを使っているのでタイプミスをしているようじゃ恥ずかしい。
このような外圧がぼくを寿司打へ向かわせ練習をするようになりました。
練習の成果もあり、あれだけ煩わしかったタイプミスは次第に減っていきました。
このように一流のアイテムを使っているのに、その所有者が力に劣っている、マシンパワーに負けている、オーバースペックの買い物をしている。
こういうコンプレックスを払拭するための買い物だったのです。
もちろん泳ぐようなタイピングと踊るようなソフトタッチで液晶上に浮かび上がる文字を眺めているといい買い物をしたと3ヶ月買った今でも思います。
静電容量無接点方式による静音タイピングは、打つ人の心を掴んで離しません。これなら何万文字だって打てます。
ぼくはこれからもHHKBを愛用します。

ちなみに、ぼくが購入の決め手となった痺れるほどうつくしいセールスライティングを紹介しておきます。

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。

いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。

東京大学 和田英一 名誉教授の談話

(6)ulysses【メモアプリ】

Evernote、notion、bear、Craft。
ぼくはいくつものメモアプリを試しているが、メモアプリの結論はulyssesだと思う。
いくつものメモアプリを経由して結局、このアプリに落ち着た。
理由は、UIとデザインと執筆モードだ。

そもそもぼくがメモアプリに求めるものは、

・「書く」という体験が楽しめる
・「第二の脳」としての記録の倉庫
・UIやアプリデザインがうつくしい
・動作がサクサク
・階層関係を表せて直感的にわかりやすい
・記事にタグと検索機能でデータベース化できる
・操作方法が直感的

このあたりだ。
これまで、この役割はEvernoteが果たしてくれていたのだが、「動作がもたつく」「いらん機能が増えた」などの問題があり、引越しをずっと考えていた。
しかし、ずっとEvernoteに代わるメモアプリとは出会えないでいた。notionは、上記のすべてを実現できるが、「操作方法が直感的」という点だけが惜しかった。そこに甘んじて使っていた時期もあるが、ワンタップでメモが作成ができないのと、スマホでのコピペがしづらい、などの理由から積極的には使わなかった。

そんな時に出会ったのが、ulyssesだ。
このアプリはすごい。
なんといっても、文字を打つときのワクワク感だ。ぼくは、メモアプリたるもの、次から次へとにかく文字を打ちたくなるUIでなければならないと思っている。
そんな思惑にピッタリとフィットしているのが、このアプリなのだ。
白くシンプルなUIには、ついついうっとりしてしまう。
また、メモの親子関係を振り分けることができる点は魅力的だ。この操作が直感的でわかりやすい
さらに、このアプリの真価はタイプライターモードで発揮される。
詳しくは参考画像を見てほしいが、現在書いている行を目立たせてくれる機能だ。



細かなサービスとして字数が表示されるのもすごくうれしい。これまでのEvernoteやnotionでは、わざわざ別のブラウザを開き検索窓に「文字数カウント」と打ち込み、検索結果のWebサービスを活用していたので、文字数カウント機能はかなりうれしい。


(7)Timepage【カレンダーアプリ】

予定とカレンダーが一目瞭然でうつくしいレイアウト。予定がある日が視覚的にわかりやすい。


カレンダーアプリと言えば、GoogleカレンダーやiPhoneに備え付きのカレンダーアプリを使うかもしれない。
ぼくは、これまでGoogleアプリやApple純正アプリの機能が申し分ないために、新しくカレンダーアプリを利用しようなんて考えたことはなかった。
ましてや、月額200円のカレンダーアプリを使うなんて想像もしたことがなかった。

このtimepageというカレンダーアプリ。正直いってめっちゃいい。

こんな美しくカレンダーアプリを他にあるまろうか?
このカレンダーアプリを使うと、あんなに有り難かったGoogleカレンダーアプリが「無料のカレンダーアプリ」に格下げされ、なんとなくチープに思えてしまうから不思議だ。





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