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精油の香りで心をぽかぽかに。お部屋は暖房でぬくぬくに。

こんにちは、さざなみきょうこです。いつもお読みくださいまして、ありがとうございます。

11月も後半、私が住んでいる地域でも最低気温が10度を下回る日があります。特に、しんしんとした底冷えはつらいですね。

せっかくですから、精油の香りで心をぽかぽかに、お部屋は暖房や毛布、着られるこたつ、人をだめにするソファ(でしたっけ)でぬくぬくにしませんか。

個人的には「柑橘系精油とスパイス系精油」、「柑橘系精油と木の精油」の組み合わせが「温まるなあ、ほっこりするなあ」と思います。いくつか例を挙げますね。まずはいつもの「芳香浴」で香りを試しましょう。

もし、興味を持った精油の組み合わせがあれば、ぜひブレンドして心をぽかぽかにしてみてくださいね。まずは1種類、試しにかいでみても構いません。なお、(◎)の精油は、妊娠中のかた・妊娠の可能性があるかたはお使いにならないよう、お願いいたします。

まずは、柑橘系精油。そっと背中を撫でて「今日もお疲れ様」と労ってくれるような香りです。

(柑橘系)オレンジ・スイート精油、タンジェリン精油、ベルガモット精油、マンダリンレッド精油、ユズ精油

いかがでしょうか。タンジェリン精油は「温州みかん」、マンダリン精油は「ぽんかん」がそれぞれ原料です。

ベルガモット精油は、「ベルガモット・フロクマリンフリー(FCF)」または「ベルガモット・ベルガプテンフリー」と書かれた精油をお使いくださいね。光毒性(★)があるためです。

次は、スパイス系精油。柑橘系と一緒に使うと、おいしそうな香りの出来上がりです。(注:どんなにおいしそうでも、絶対に舐めたり飲んだりしないでくださいね。)また、スパイス系精油は皮膚刺激があり香りも強いので、少なめに使いましょう。柑橘系精油3:スパイス系精油1の割合で充分です。

(スパイス系)ジンジャー精油(◎)、ブラックペッパー精油(◎)

ジンジャー精油は「生姜」、ブラックペッパー精油は「胡椒の実」が原料です。

それから、温かみを感じる木の精油、ハーブの精油も載せます。優しく隣にいてくれる印象です。

(木)シダーウッド・アトラス精油(◎)サンダルウッド精油

シダーウッド・アトラス精油は甘く深い木の香りです。サンダルウッド精油は「白檀」です。お寺の香りを思い出すかたも多いでしょう。

(ハーブ)スイート・マジョラム精油(◎)

スイート・マージョラム精油は、最初はすっとした香りが入ってきます。あとからじわじわと温かくなってきます。

お気に入りのブレンドができたら、こちらでご紹介したアロマスティックに使うのも良いですね。

光毒性(★)について

ベルガモット精油には、光毒性を持つ「ベルガプテン」や「ベルガモテン」が含まれます。ほか、レモン精油とグレープフルーツ精油、ライム精油などにも含まれます。「精油が肌についた状態で日光に当たると、シミになったり炎症が起きたりすることがありますよ」ということです。

【 光毒性とは 】
光毒性とは、(精油などの)光感作物質を肌につけた状態で日光に当たることで、「色素沈着(シミ)」や「炎症」などの皮膚トラブルが起こること。精油に含まれる成分が紫外線に反応することで起こります。
【ベルガプテンとは】
精油に含まれる成分で、光毒性作用をもつ代表的なものです。
IFRA(国際香粧品香料協会)の基準では15mg/kg(ppm)以下であれば安全とされています。

<引用元>(公社)日本アロマ環境協会ウェブサイト「柑橘精油に含まれるベルガプテン量の比較」

<個人の考え>芳香浴では問題ないだろうと考えております。ただ、後日使うときに、肌につける香水や、トリートメントオイルなどを作る可能性を考えると、あらかじめ「ベルガプテンフリー」「フロクマリンフリー」の精油を買っておくのが良いのかなと思います。

最後に※精油を使うときに注意していただきたいこと

精油を直接肌につけたり、飲んだりしないでください。あの1滴1滴にたくさんの化学成分が凝縮されていますので、あなたの肌や内臓を痛めてしまうことがあります。

もし肌についてしまったら、すぐに水道の水をたくさん出して、精油を洗い流しましょう。そして万が一、かぶれたり赤くなってしまったりしたら、皮膚科を受診してください。その際は、精油を持って行ってくださいね。よろしくお願いいたします。

ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。


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