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【堺シュライクス】野井優星が遠征で得たもの

結果

5月29日に話を聞いてからほぼ1週間。

野井優星の昨年9月以来の代表登板機会は突然やってきた。

和歌山の遠藤智騎が初回に制球を乱し、3失点したところで緊急登板。
シュライクスでも緊急登板の機会が割と多い野井。大木に犠飛こそ打たれたものの、後続を断ち無失点。次の回も四球こそ出すも二死までこぎつけた。あと一人で3アウト。その相手となったのは上述のインタビューで出てきた安田尚憲だった。

試合後、話を聞いた

結果は四球だった。二死一、二塁となったところで関西独立リーグベンチは川咲寛司に交代を決断。

川咲が1球で細谷圭を打ち取った。野井の成績は1回1/3自責点なし、1奪三振、2四球だった。

試合後、浮かない表情をしていた。少し話を聞いてみた。

ーあの安田を迎えた場面、意識はしたのか?
野井「めっちゃ意識しました。すごく力んでしまったというか・・・それまではうまくコントロールもできていたので・・・」

ー今日のピッチングを振り返ってどうか
野井「よかったとは思います。ヒットも打たれなかったので・・・自分の思うピッチングはできたと思います」

ー代表戦を終わって思うことは
野井「やっぱり三振取れるようになりたいです。そういう球があればいいのかなって」

ーまた代表戦もあると思うが、今後の意気込みを
野井「また選ばれるように、評価してもらえるように、リーグ戦一戦一戦しっかり投げていきたいと思います」

(降板を告げられる際、安田を見つめる野井)

次こそは

同世代のスーパースターとの戦い。足は震えるはず。だが今後超えないといけない壁でもある。

また、安田ばかりにフォーカスを当てたが、宗接、加藤、茶谷と右打者も打ち取っており、大きくアピールできたマウンドだったと素人目であるが思っている。


明日からシュライクスは練習があるという。三振を取れるボールを身に付けることができたら、次はどんなピッチングを見せてくれるだろうか。

その後も無失点だったことをもう一度言ってみたがどこか納得のいかない表情をしていた。自分なりの課題を見つけたのかもしれない。

今月ハタチになる野井。その進化をもっと見ていきたい。

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