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【GAMEレポ】初先発の落合秀市とブルズ打線の対決

2020年7月2日
06BULLS対兵庫ブルーサンダーズ 2回戦

06BULLS 3-2 兵庫ブルーサンダーズ
勝利投手 川咲寛司  2勝1敗
セーブ  草間サトル 0勝0敗1S
敗戦投手 落合秀市  0勝1敗

ブルズは1回、花岡洋平の四球と盗塁などで1死三塁のチャンスを作ると、奥田一弘の左前打で先制。5回には花岡雄一、佐藤蓮の連打と失策が絡み追加点。8回にも高山健太の中前打で追加点を挙げた。
ブルズ先発の川咲寛司は危なげない投球で7回を1失点で2勝目を挙げた。
兵庫は初先発となった落合秀市が5回自責点1の好投も、打線が3安打に抑えられ、援護できなかった。

落合秀市初先発

球場につくと、どうやら落合が投げる、という話を耳にした。
昨年のドラフト候補。6月19日には中継ぎでカンドクデビューを果たした。

投球練習ではネット裏にたくさんの人がカメラを構え見守っていた。(私もその一人だったが)

さて、6月19日は無観客試合でインターネット中継のみだったので、どうだったかはいまいちよくわからなかったのだが、ざっと見た感想を(素人目)ながらお伝えしたいと思う。

1回、とにかくストライクが入らない。花岡洋を歩かせると、盗塁、犠打で1死三塁。そこで奥田にスライダーを狙われた。1点を先制される。

しかしその直後から5回まで被安打なし。四球も花岡洋にもう一つ与えたのみ。結局5回2死まで来たところで花岡雄、佐藤蓮の連打、直後のアンディの失策により点を与えたが、ほぼ完璧といっていい内容だった。

特に4回からはスライダーとカーブが面白いように決まり、あの強打のブルズ打線のクリーンアップから空振りを量産。このあたりから速球も走り始め、4回から5回の2イニングだけで三振を4つ奪うほどだった。

短期間で修正して、最終的にゲームを作ったのだから大したものだ。
季節が進めばもっと長いイニングを投げられるかもしれない。
次の登板が非常に楽しみな1試合となった。

打倒堺に燃える花岡雄一

「今日の試合は先制して中押しして、ダメ押しして、という内容で、よかったなと思います」

試合後に花岡雄一キャプテンに話を伺った。

「ずっとピッチャーを一人にしてしまってた展開が多かったので、今日は全員で勝てた理想的な試合でした」

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勝率を5割に戻し、見据えるのは次戦、7月5日に相見える首位・堺シュライクス戦だ。

「(全30試合と)試合数が少ない中、4連勝されている。前回あれだけ(14安打)打って勝てなかった。これ以上走られないように5日は絶対に勝ちたい」

選抜チームの日程もあり、5日からしばらくブルズは過密日程が続く。上位浮上にために負けられない戦いは続く。

推薦

花岡キャプテンから、「うちの楢原(健汰)にも注目したって下さい!」とのこと。

この試合の翌日、8日に行われるオリックス・バファローズ戦の選抜メンバーに選ばれた。速球もよく、この日は三者連続三振を記録。オリックス戦でどのような投球を見せるか。

この日は兵庫のトルネード右腕・山科颯太郎も好投。楽しみな選手が集まってきたさわかみ関西独立リーグに今後も注目していきたい。

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