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聖地巡礼で訪れた台湾茶のお店。癒し空間で過ごす、幸せをおすそ分けします

母と、大阪の中崎町にある「雅楽茶」に行ってきた。台湾の珍しいお茶が飲める隠れ家のようなお店である。

行ってみたら、公式HPに書かれている通り、めちゃくちゃ‘癒しのカフェ‘だった…!ということで、簡単にレポをまとめてみたい。

阪急梅田駅から歩いて10分の場所にある、雅楽茶。
Googleマップを頼りに何度か立ち止まりながら、極細の路地を通って突き当りに見つけた可愛らしいお家のような外観(詳しい道案内は下記HPにて)。

余談だが、このお店を知ったきっかけは私の推しであるSEVENTEENのTHE 8。主に韓国を拠点に芸能活動をする彼は、自らも趣味として茶道を楽しむ人で、日本に来るたび素敵なお茶屋さんに足跡を残していってくれるのだ。

(以下画像、THE8のインスタグラムより。今回ご紹介するお店とは違いますが、イメージで載せてみました)

玄関から入ると、カランコロン♪という心地よい音とともに女性の店員さんが出迎えてくれた。私たちが訪れたのは土曜の昼過ぎだったけど、先客もそれほど多くなく快適に過ごせそうだなぁと呑気に考えていたら、ほのかにお茶の優美な香りが。吸い寄せられるように座敷へと足を踏み入れた。

席に座ったら、店員さんが丁寧に説明をしてくれ、お茶の種類や入れ方を一から知っていく。事前に下調べをして、なんとなく飲んでみたいお茶を決めていたけど、いざお品書きを見ると沢山魅力的なお茶があって迷ってしまった。結局ふたりともお茶とお菓子のセットを注文し、母は烏龍茶、私は紅茶を選んだ。


茶杯はその日の気分で選ぶことができて楽しい

ふたりとも台湾茶は初めてだったので、説明書をよく読んで急須にお湯を注ぎ、ピッチャー、茶杯の順でまずは茶器を温めるところから。砂時計で時間をはかり、1分経過したところで1杯目を頂いた。ちなみに店員さんによれば1つの茶葉で5~6杯くらい楽しめるとのこと。実際は多分、それ以上飲んだように思うけれど(笑)

店員さんに勧められた通り、せっかくふたりで来たので母とシェアしながら飲んでみた。母が頼んだ大禹嶺という烏龍茶は、台湾でも貴重とされるお茶だそうで、毎回飲むたびに味が変化するのがとても不思議だった。日本で一般的な烏龍茶よりは緑茶に近いと感じたけれど苦みはなく、何度入れてもホッと落ち着く味がしっかりと残っていた。

一方私が頼んだ蜜香紅茶というお茶は、麦畑みたいに心地よくほんのり甘い香りが最後まで続いていて、お洒落な印象を受けた。紅茶好きの私にぴったりの味で、後味はすっきりしているのでお菓子との相性もバツグン。

そうして1時間半ほど幸せな時間を過ごしていると、この日の電車と人混みによる疲れがいつの間にか抜けて、とてもリラックスできている自分がいた。時折目を閉じてふぅと深呼吸しながら、静かに丁寧にお茶を入れていく自らの動作ひとつひとつからも癒されているという事実が、嬉しくて心地よかった。

周りに飾られた絵手紙や注意書きですらも、その優しい世界観を守りほんわかとした気持ちにさせてくれるものばかり。当然常連さんもいらっしゃるようで、こんな場所が身近にあったらいいなと切実に思った。帰ったら探してみよう。

どのお客さんにも「お湯は足りましたか?」「寒いのでお体気を付けて」と優しい心遣いを見せてくれる店員さんたちにポカポカとした気持ちになりながらゆっくりと過ごした後、玄関で見送りに来てくれた際の笑顔を見て、また来ようと心に決め帰路に就いた。

きっと私の好きな彼も普段の忙しい日々を忘れ、非日常でありながらも安心できるこの場所を好きになったんじゃないかなと思いながら。

(以下画像、THE8が雅楽茶を訪れた様子です。かわいい)



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