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読書日記(2024.3.20) 八瀬童子

春分である。外はみぞれ。

アキ・カウリスマキ監督の『枯れ葉』を観に行ったら風邪引いてしまった。節々が痛い。ジジイになって風邪引くと熱や咳が出るまで無理しないので、その手前で、ただただ体が痛くて動けないという症状が何日もぐずぐず続く。加齢をつくづく自覚する。


新日本風土記 「京都 すぐそばに源氏物語」をみた。

八瀬童子という人々がいるのが紹介されていた。

要するに京都のパルチザンである。



八瀬の集落には、美智子皇后の歌が刻まれた歌碑がある。
「大君の 御幸(みゆき)祝ふと 八瀬童子 踊りくれたり 月若き夜に」
平成16年8月。天皇皇后が京都に行幸したある夜、京都御所に招かれた八瀬童子たちは、御所の前庭で八瀬に伝わる踊りを両陛下に披露したのだという。
〈この御歌はその夜三日月の光のもとで踊りをご覧になり更に踊りの人々と共に三日月を仰がれた喜びをお詠みになったものであります〉
横に添えられた説明文には、こうある。
ひっそりと、だがたしかに八瀬童子は今も深く天皇家と繫がっているのだ。

FRIDAY DIGITAL 天皇の棺を担ぐ人びと「八瀬童子」700年の秘密に迫る


西部邁 『六十年安保 センチメンタル・ジャーニー』

少し読んだ。

雑談でまた紹介したいと思う。


松下裕 『評伝中野重治』 

映画を観た帰りに古書店で買ってきた。

(おわり)



お志有難うございます。