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タスクの無限地獄回避を考える

未来のTODOをまとめるのは難しい。
あー忙しいと言ってる間に目先のタスクに埋もれていって見通しが甘くなる。今だにこれが結構ある。

わかってはいる。こういうことだって。

・ゴールから逆算し大項目(タスク)を抽出
・大項目(タスク)を細切れに小項目(サブタスク)を抽出
・小項目の時間配分を決定
=いまここですべきことおよび、それが何に繋がるのか明確になる

いうのは簡単だけど、こういうことずっと考えてるのに出来ないときがある。なんでだろう…これには何かつまづくポイントがあるんじゃないかと思った。

気づけば目先のタスク地獄にならない案件はなんだろうと考えた時に「ポスター/チラシ/ロゴ/サイト」制作といった"単品物"が思いついた。

逆に気づけば無限地獄化するものは何かを考えると、「未知なイベント/プログラム開発」といった"立体物"なプロジェクトだと気づく。
様々な制作物が発生するのが後者のもの。それぞれの制作物が連関し合っているため、見通しが複雑になる。

この違いは何だろうと思った時に仕上がりイメージの解像度の違いがあると気づいた。例えばロゴを作る仕事だとすると、もうロゴを作ることは決まっている。そこに着地するために必要なリサーチ、類似事例調査、デザイン作業、調整作業、納品といった流れが想像がつく。そのそれぞれのアクションの内容もイメージしやすい。見通しがいい。

逆に立体的なプロジェクトだと、出来上がるものが有形/無形問わない。
かつ、納品に至るまでのプロセスが様々。このルートで行けばいいというものが明確じゃない。ゴールイメージはあるんだけど、うまくTODO化できない。

そこまで考えて、あ!と気づいた。
複雑なプロジェクトは「ゴールイメージ」+「ルートイメージ」まで必要なんだ!って。いや、みんな当たり前だよって思ってたらすいません。僕なりに、結構つまづくポイントがここだと思ったんです。

というのも、ゴールイメージってアイデアやコンセプト提案の時にすごい固めて出すんです。じゃないとクライアントも困るじゃないですか。
なのでそこの点は深く掘り下げているところ。逆にPMさんだと、そのイメージにどう効率よく到達できるかルートを考えているわけで、ここがポロっと見落としてるところだと思った。

何というか、最初の村で急にラスボスの事考えてるみたいな村人。
その前にいかなきゃダメな洞窟とか、倒すべき中ボスとか、手に入れるべき武器とか色々あるのに急にラスボスとの対策を考えている村人。ワンパンやん。なので冒険のルートを見誤る。取るべきアイテムを気付かず通り過ぎたり、ダンジョンで右往左往したり、クリアしなくていいサブクエやってたり。アホな冒険者になってしまってるやん。

ということで、ゴールイメージを固めるのは今までのようにやりつつ、それと同時に登山ルート的なルートイメージを構築しようと思う。それにはサブタスクがぶら下がり、必要日数も紐づけられるはず。

迷子にならないような工夫を他にも考えよう。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。