父「ちょっと秘密基地(会社)いくねんけど、いく?」
娘「うーん、暇だからいく!」
父「ママチャリでいくか。パパやけど」
娘(無視)
:::自転車に乗りながら移動:::
父「あれ、小雨ふってきた」
娘「パパ、これ!これあるから!(フードをかぶる娘)」
父「ははは、無敵だ!顔びしょびしょだ!」
娘「きゃはは」
:::自転車をとめて:::
父「なんか見たいのある?」
娘「うーん、かばん!キャラクターのしかないからパパみたいなの欲しい」
父「小学生くらいのカバンかー無印みにいくか。小さいのあったはず」
娘「みて!すごい人!」
父「本当だな。全部、外人だ!」
娘「外人?日本人に見える」
父「中国か、韓国の人じゃない?お隣さんの国」
娘「何が違うの?」
父「うーん、一緒だわ。言葉が少し違う。あと美味しい料理もいっぱいある」
娘「一緒か!」
:::無印良品にて:::
娘「パパ!これ見て!けむり!」
父「それ良い匂いするやつやで、嗅いでみ」
娘「わー!へんなにおい!(大声)」
父「こら!あ、このカバン。ちょうどいいんちゃう?しょってみ」
娘(時間かけて背負ってる)
父「おぉーええやん。ちょうどやん。袋もいっぱい」
娘「これにする!公園でおもちゃいっぱい入れれるのと、どんぐりをこの小さい袋にいれて…」
父(どんぐり…)
:::バーガーキングにて:::
父「もうバーガーキングのことしか考えられない」
娘「ハンバーガー食べたい!食べたい!」
(注文を終えて)
父「ポテト、バリ多いな」
娘「小さいの食べるから、パパ大きいのから食べて!」
父「トータルですごい損してるぞ」
娘「??」
(もしゃもしゃ)
父「あーお腹いっぱい。ポテトの顔みたくない」
娘「ポテト、顔ないよ?」
父「え、ほら、これ顔やん(∵)」
娘「ふーん(むしゃっと食べた)」
父「あ!食った!すごい叫び声聞こえる」
娘「きゃっきゃっきゃ」
:::秘密基地(会社)にて:::
父「ちょっと遊んどいて〜(書類とゴミの整理)」
娘「絵、書いて良い?」
(キュッキュと描く音が聞こえる)
父「何書いているの?ココちゃん?(うちの猫)」
娘「うん!」
父「この黒い塊は?」
娘「ベルカ!(うちの黒猫)あ!失敗した!」
(すごい勢いで消す)
父「じゃあー帰るかー」
娘「かえりましょー、あ!パパ!これ!(フードかぶる)」
父「それな、パパ顔面だけビジョビジョやねん。ビジョビジョのおっさんなんねん」
娘「きゃっきゃ」
:::帰りの自転車:::
娘「久々にこの自転車のったなー」
父「ほんまやなぁ、もう自転車のれるしな」
娘「もう背も大きくなったし、大人になるなー」
父「まだもう少しかかるだろうー電車で吊り手届かへんし。電車一人で乗られへんやん」
娘「そうかーまだかー」
父「でも、あっという間に大きくなると思うよ」
娘「うん!頑張る!」
父「何を?笑」
娘「うーんと、いっぱい食べて、いっぱい寝る!」
父「むっちゃ正解やん」
娘「きゃはは!」
どんどん大きくなっていく。
嬉しくもあり、ちょっと寂しい父ちゃんの気持ち。
大きく育て。
いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。