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やや顎を上げて生きる

今年は大変な年になりそうだな…という勝負っぽい年が毎年続いてるわけですが、年始城崎へ向かう満員電車の中で読んでいた本に大道芸の剣を飲む話が出てきた。

簡単にいうと剣のような平らなものしか、喉の構造上入らないらしい。そして、喉はまっすぐを向いていると斜め下に向けてカーブをしているため、飲み込むときは必ず真上を向く。すると喉がまっすぐ直線を描き剣が入れやすい。

なるほど…と思ったところで、もしかして落ち込んでるときは下を向いて、ポジティブなときはやや上を向くってのを書いていた本を思い出した。
もしかして、これ酸素を効率的に体に届けるための構造の問題なんじゃないの?というひっかかりだ。

で、本当にそうなのか?と思いながらWEB人体模型を眺めていたのが今朝。
これ。

見てみるとたしかにまっすぐ向いてるとカーブしている。さらに落ち込んでいると足元ばかりみる視点になるじゃないですか、さらに顎が引いて喉がしまる。その逆にやや上を向くだけでどんどん呼吸器がスムーズになっていく。おもしろい。人って通常時はベーシックなところで定まっている。生き物としてポジティブである方がいいように見えて、その間をとる神の采配よ。

この人体模型を見ながら「下を向きながら呼吸をする」というのと「やや上を向いて呼吸する」でどんだけ違うかやってみてほしい。すごい入り込む酸素の量が違う。おぉ!とすごく当たり前のことなんだけど、今まで検証すらしてこなかったので驚いている。

めちゃくちゃ些細なことだけれど、これスーパー些細なことで凄い意味あるんじゃないの?と年末に少しサボった大掃除をサボって日記を書いている。

このnoteの毎日日記も超簡単にできることまで身に付けたいものごとを切り刻んで人の目気にせず継続するということで実際に身についた。僕はアイデアの仕事をしているので出来るだけ年間のネガティブな時期は減らしたい。落ち込んでる人からあんまりいい企画出てこない、というか落ち込んでると面白いこと楽しいことって発案されにくいのを知ってるから。

なので、新たに今年身に付けたいものごととして、「若干上を向いて歩く」というものを加えていた。まっすぐじゃなくてやや上。凄い上向くと事故るから。今日の天気はどんなもんかな?くらいの視点で顎をあげていこう。こんな簡単な抱負やばい。でも、できるだろうこれなら。

なので今年の松倉はやや上を向いて生活しています。
体に変調を来したら報告します。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。