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決して考えることを辞めてはいけない

今朝、数年考え続けている問いの答えが急に舞い降りた。
作ることが仕事なんだけど、会社というあり方そのものを作り直したい。そう思ってのNue inc創業でした。経営しながら色々実験を繰り返し、少しずつ体幹・体感というヒントが集まったからかもしれない。

今朝、パッと。これだってのがあった。
ゴミのネットが出たまんまで道路にはみ出ていた。チャリが踏んだりで危ないから畳んで寄せている時に、その素材で答えがでた。これやんって。

そこから今日に到るまで学んできた知識がフラッシュバックみたいに頭の中で繋がって、「探していた答えこれだ…」って鳥肌がたった。
決して、考えることを辞めてはいけない。本当、マジで。答えはある。

法人経営をする中で、組織拡大することが正論のようになっていることに違和感があった。従来の法人のあり方の限界を少し感じていたのかもしれない。そのあり方が僕が素敵だなと思うあり方ではなかった。どうせ自分の会社なのであれば、失敗してもいいからトライしてみたい。でも、それはどんなものか超ふわふわしたおぼろげなものだった。

それがずっと隙間で考え続けて、今朝急に答えが舞い降りる。
ゴミのネットは4つの結び目の連続性で柔軟な面を作っていた。柔らかく素材が強固なのでほつれにくい。切れたところは別の結び目に統合されて補強されていた。これはメッシュネットワークだと思った。詳しくはググってくれ。

そのあと、大学時代にバックミンスターフラーのお弟子さんのところでジオデシック・ドームの作り方を教わった数週間があった。3点の結合点からなる、その連続体。これを三角錐の連続体にすると綺麗な球体となる。
最小の単位が三角錐という強固で攻撃的な構造体にも関わらず連続体としたときに地球でもっとも優しい形<球体>になる。まるで地球みたいな。

このジオデシック・ドームの構造原理の結合点1点を1社と考える。
その1社の構造体も3点/人とした企業群のジオデシックなメッシュネットワーク。それが答えなんじゃないか?という思考の帰結…答えかどうかはわからないけど、トライしてみて実証しなければと思っている。

小難しい話になりつつあり本題からずれていたが、
ようは考えることを辞めるってのが物事の最小単位の逃避なんだと思った。
そこから逃げなければ、どんだけ時間かかっても疑問の解にはいきつく。
なので超シンプルな「考えることを辞めない」って行為は簡単なことなんだけど、生きてく中で呼吸くらい大事なことなんだと思ったのだ。

この「決して考えることを辞めてはいけない。」って言葉は、最近はまっている漫画のKILLER APEの3巻で出てくる。
ハロルド将軍が死に際に新兵へ教訓を3つ残す。

教訓1
決して考えることを辞めてはいけない。
教訓2
守るな、攻めろ。神は自ら攻める者を助く。
教訓3
ありのままでいようとするな。Go Ape!(常軌を逸しろ)

この教訓1が身を以て実証できた気がしたのだ。
であれば、2,3を忘れずに向き合い続ければ、自分はもっと遠くまでいける。
漫画って教科書だなと思う。

もし、答えがでない問いをもっていたら、決して考えることを諦めないで。
いつか必ず答えにいきつくはずだ。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。