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任せることは、信じること

朝起きて黙々と仕事に向き合う。むくりと起きて動いをして、水を飲み、タバコを吸って、猫を撫で、自宅の地下デスクに腰掛ける。そこから静かにお昼まで3時間ほど仕事。あいだビデオ会議挟んで、猫を撫でて、昼飯。

午後からは出先での打ち合わせが重なる。
あまり外で資料は書かない。守秘義務的にマジアウトな物事が多い。
新幹線で資料丸見えなのとか本当不安になる。規模の差だろうか。関係ない。秘密は秘密だ。


バタバタと準備をする。出発の電車まで後わずか。
服は迷わない。黒い服しかないから。ご飯をこぼす頻度オブザイヤー受賞してるし、ポケットにレシートかタバコ入れ忘れたまま洗濯機ツッコミオブザイヤーの二冠を持っている。すっと着替えて家を出る。その前に猫を撫でる。

JRにスムーズにのると電車は外国のようだ。
欧米からアジアまでたくさんの人種がいる。子供が泣き叫んだり、チラチラこっち見たり。子供はどこでも可愛いな。と眺めている。隣のおばあちゃんも同じことを言っていた。猫と子供は絶対的に良い。


三連休は見事に1日しか休まなかった。
ちょっと忙しいね。でも、緩やかに働いていたので疲れはない。
あれもこれも掘り起こして見落としそうなタスクを洗い出す。
出るわ出るわで大忙し。破綻しそうな目を潰していく。

今日、良いことがあった。
ビデオ会議ではうちのスタッフが仕切って進行してくれていた。
これまでは僕がリードしていたけど、今日は彼女がしっかりリードした。
おぉ、すごい!と感動したのと同時にこのなんとも言えない感情は「任せる」ってことなんだと実感した。

そう、今まで全部自分でやってきた。そこを仲間に助けてもらった。
僕がこぼしそうなボールを僕の後ろでキャッチしてくれていた。
でも、今回のは彼女が前に立っている。そんな感じがしたのだ。
「これは自分のプロジェクト」という空気があった。任せることは信じることなんだなと思ったのでした。


任せる練習ってのはないのかもしれない。お互いが何度かキャッチボールしあって、やっと成立する信頼なのだろうなぁ。
さて、これからプレゼン。いつも思うけど、夏休みみたいな格好で来てしまった。それを当たり前と思ってくれてる10年来のクライアントだ。
喜んでくれると嬉しい。いってきます。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。