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3ヶ月後を計画して今日を過ごす

働いてると一定のクォーター(4分の1のこと)で物事を見る。なので1年は4つのクォーターで分けられている。うちの場合、7月に期初なので7−9月、10-12月、01-03月、04−06月である。ちょうど、夏→秋→冬→春くらい。

大抵は期初に1年間の計画をたてる。どのくらいの出ていくお金があり、それに対してどれくらい粗利を出していくか。この期初のところ、結構どんぶり勘定になる。だって1年後の今なんて想像つける方が難しい。なのであくまで希望的観測。そこいかないとマジダサいぞ俺、くらいのマインドセット。

そのまま丼だと困るので4つのクォーターにわける。各3ヶ月でどれだけ案件納品できるか。案件を作れるかじゃない。あくまで現金化できるかを見る。作流のももちろん大事。でもそれは次のクォーターか、もっと先のクォーターに落ちる。なので「わー案件いっぱいー余裕ー」とかいってらんない。この案件全ての現金化のタイミングが6ヶ月後とかになると危ない。

経営も、人生も同じだ。未来を見る。今を見る。これの繰り返し。
でも、忙しいとうっかり今だけを見がちだ。気づいたら崖っぷち!なんてこともなりかねない。前向いてないからね。
会社をやるようになってから、今と未来の間の「3ヶ月後の自分」を考えるようになった。とても自然に、お金が誘った視点でもあるけど。

10月7日にあなたは何してる?
まぁだいたい、10月あたりでもいいんだけど、何してる?
想像したことなかったら考えてみよう。貯金どれだけ増えてる?
仕事はどのステータスかな?3ヶ月って言えばだいたい100日あるわけで、100日あると色々変えていける日数ではある。毎日英語勉強してたら少し上達してそうだよね。本読んだら?1日1本映画見てもすごい数だよね。ちょい過密だけど。

3ヶ月って意外とすぐ過ぎてくよね。1年もあっという間。
1年過ぎの早いなぁとかいうじゃん。俺もよくいう。でも、それってそのスケールでの視点をサボってたからって結構あるんだよね。
うん、予定通りに1年過ごせた!って、あんまり思ったことなくない?

今のぬえさんになってから、しっかりそれをみようとだいたい1週間の終わりの日曜日にそういう時間にしてる。毎週は無理でも2週間に1回はあると意外としっかり見れる。それで2期目を終えたんだけど、2期目の期初に想定していた数字に見事着地できた。たまたまかもしれないけど、毎週しっかり3ヶ月先の少し前の自分を想像するってことだけをやった。

1年後の自分、それを実現するための3ヶ月ごとの自分、それをしっかり「見る」だけ。見ると遅れてるところとか、危なそうなところがわかるから行動が変わるんだよね。小さい変化だけど、それは3ヶ月後に大きな変化になる。少し仕事落ち着いてきそうだから、ちょっとずつ次の仕事作りに行こう=僕の場合は飲みにいくって行動が増える。

人それぞれ変化する行為は変わると思うけど、3ヶ月後の自分を想像して帰る手前の1mmの軌道修正が3ヶ月もあると大きな影響になるってことを自分の実験を通してよくわかった次第。

大げさに変わるな、小さく変えろ。
それを積み重ねる。それがコツだったりする。
10月の自分を想像して仕事の整理に勤しむ日曜日。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。