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僕はその未来を作りたい。

新入社員の歓迎会を終えて帰宅。来年の新卒も含めてワイワイ飲む。
何気にアブさんを飲んでしまった。魔法の酒だ。
僕含めて来年の内定含めると4人になる。1世帯ほどの規模だ。

自分の会社にいてくれていて、こう思ってる、これをやりたいと言う話は本当に嬉しいものだ。そもそもお金を生み出し続けることに憧れはない経営者ではあるので(しっかり生きれる金額があればいいと思っている)自分ではない仲間のあれがしたい、これがしたいは聞いてるだけでワクワクする。

僕は一応社長ではあるが基本的に自分がやりたいことをやっている。
このぬえという組織が何なのか?となると松倉のチームだとなる。これは避けようがないことだと社員が加わって痛感したことである。

この小さい組織でいくと、どこまでいっても僕の世界観の中での存在でしかない。でも、仲間たちは個別でそれぞれのユニーク性があり、魅力的だ。それが自分という存在で見えなくなることがある。そういったジレンマがあり、色々考えていた。

各スタッフのアイデンティティや作りたい未来がある。
それが一番好きなんだけど、僕はそれを実現させたい。厳密にいうと自己表現させたいと思っている。そこに僕の力が必要なければ独立したっていいし、転職もしたらいいと思う。成し遂げたい未来を語って、それを実現する風景を見たい。できれば隣で凄いところまで来たねと一緒に感動したいなと思う。

じゃあ、これはうちの社員は全員経営者になればいいんじゃないかと思っている。今日は自然とそういう話になった。それぞれの想像した未来を実現するための会社。僕の元に集ってくれた仲間たちなのである程度同じ価値観を共有している。みんなが描く未来に僕はワクワクしたい。そして、その挑戦を進めたい。

安定して、超稼いで、悠々自適に暮らしたいと思っていない。
過酷でも大変でも失敗もしても、何かイメージした状況に進もうとしている、その最中に僕はいたい。何歳になっても。

たった一人の思いと行動が何かを変えていくというのに心底惚れているし、それができると信じている。そういう人たちをたくさん仲間にしてる、それでいて、いつも飲んでいる集団であれば最高だなと思うのだ。

僕が頭の中で描いていた状態を自然と仲間たちが語り出したことに感動した夜。
せっかく生きているのだから、この時代に何か傷跡を残したい。誰かの心に刻まれる問いかけをしたい。

そういえば、まだ僕が一人だった時、「なんで松倉さんは一人なのにぬえのことを語る時に<ぼくたち>というんですか?」と聞かれた。
言われて気づいたけど、ずっと複数形で語っている。僕がイメージする未来は、チームなんだけどバラバラの個性ある人たちで、各々に実現したい状況があり、そのリソースを分け合いながらも自由気ままに活動している状態を想像している。それぞれが向き合うべきフィールドを見て、背中を守っている。法人格はバラバラでも同じマインドでいる。家族的であるかもしれない。そういうチームのあり方をずっと想像していたので僕は常に複数形で語っていた。

僕という自分が作りたい未来。
僕らというチームが叶えたい状況。
バラバラなフィールドで何かを一斉に変えていく。
そんなチーム、最高だと思わない?
僕はその未来を作りたい。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。