あなたの幸せ教えてください(僕は本屋にいる時間)

もう春なんだけれども、我が家のコタツが新しくなった。
ずっと前から使っていたこたつ。結婚してから買ったものだから10年選手か。
子供も二人すくすく育ち、巨大化し、こたつは人と猫の奪い合いとなる。
足を入れれば誰かの足もしくは猫。そんなとき、無印良品に横長いコタツがあったことを思い出す。無印週間。即決で買うに至る。

我が家はオールスタッフインドア派だ。週末春の陽気にも誘われず、家で過ごしたりする。そんな我が家にとってコタツが二倍になることは面積以上の意味があった。幸福度10倍、そんな感じ。なんかでかいってだけでいい。このコタツでご飯も食べるのでうわー広いーすごいわーと広いだけでご飯も美味しく感じる。猫もそれとなく嬉しそうである。

ずっとここにいたい。

そんなふうにして、オンラインストアで購入できた我が家の幸福。
意外と売っているのだ幸福は。
そう「幸せ」について考えていた。みんなそれぞれ幸せが違うのだと。

うちとは真逆で海外旅行に行くことが幸せな人もいるだろう。
美味しい料理を食べに行くとか、美しい風景を見に行くとか、人の幸せの話って面白いし個性が出る。今度飲み会でその話みんなにきこうと思っている。
どの瞬間がいちばんしあわせ?っていうシンプルな質問。

僕は「ゲームをしてる時間」と「本を読んでる時間」、あと「本屋にいる時間」。これが僕の多幸ポイント。一番好きなのは本屋にいる時間かもしれない。1日でこれら好きな時間が少しでもないと不幸を感じる。俺仕事しかしてないじゃんと。

ゲームをする時間はゲームのクオリティに大きく依存する。なので僕はゲーム製作者の全てを応援する。なぜなら彼らは僕の幸せを構築する人だから。尊敬する。

ゲームと同じように本も内容次第で幸福度は変わってくる。震えるほどいい本やセンテンスを読むたびに拝みたくなる。彼らの文才や積み重ねが僕の幸せを構築している。

そして、僕がもっとも信頼を置いているのが「本屋さん」だ。
「歯医者さん」とか「お医者さん」とかと同じレベルで「さん」がつく大事ゾーン。僕は本屋が大好きだ。ぶらっと歩いて本屋があれば必ず入る。急いでいない限り連日でも入る。どこか1日泊まっていいなら、僕は本屋に泊まりたい。

amazonが出てきてから、インターネット的に本を買うことが増えたかもしれない。特定の欲しいものをピンポイントで検索して買っていくじゃないですか。僕の本屋さんはそれじゃないんです。目的もなくぶらぶらする。気になった本をペラペラめくり試し読む。これが至高。出来るだけ一人で長時間いたい。一人で行くと1時間はデフォでいる。なんというか、あそこは知性の倉庫。それを引き出すためにお金を払っているに近い。

僕はその知の迷路に嬉々と迷い込む時間が大好きで幸せを感じる。
誕生日なんでも買えるなら本屋さん買いたい。
一冊一冊が恐ろしいほどワンテーマで突き詰めている。そういったものが無尽蔵に固まっている。その状況がマジで最高だと思っている。

本屋さんとは本来、そういう場所なんじゃないかと思うのだ。
もちろん探してる本を買いに来るのも全然普通なんだけど、無目的に訪れ本と目が合う。それ!これ!超いいから。気付いたら何冊もカゴに入れている。僕のお小遣いはそれに消えていく。本屋さんは新しい知識へのアクセスチケットを買うような感じだ。どこへアクセスするかは、もう千差万別!あーそこいったかー!とかやりたい。お互いの入り口をトレードしたい。

いやちょっと幸せについて一人で盛り上がりすぎた。
だから、本屋さんが日本から少しずつ減ってるってニュースが寂しい。
この前も町の本屋さんが無くなっていた。業界的なのもあるのかな。事情はよくわからないし、もちろん仕事資料とかはamazonで取り寄せるけど、本屋には出会いに行ってる感じ。そして、それが僕は一番幸せな時間。

どこの本屋が好きかとかあまりなく、どの本屋もその町の傾向があって素敵。
今月何売れてます?って謎の質問してくるの僕なんでよろしくお願いします。読んでなければそれ買うので。

みんなの幸せな時間を聞きまくるの趣味にしよう。
みんなはどんな時間幸せだろうか。きになるなぁ。

(みんなのギャラリーで「本屋」調べたら濱ちゃんでてきた!)

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いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。

ビールおごるわ!
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Subaru Matsukura(松倉 早星)

Nue inc 代表取締役 / コンセプトデザイン / プランナー / 二児と3匹の猫の父 / 仕事の説明がとても難しい仕事 / www.nue-inc.jp/

あたらしいまいにちノート

まいにちのあんなこと、こんなこと。

コメント1件

これは!振りですね!

松倉さんのこういう記事を読む時間です照

(私生活では、手書きで無印のb5ノートに日記をつけているんですが、それを書く音が聞こえるほど静かな場所で綴る時間。生きるよすがというか、日記はもう20年以上書いてて、ないと生きていけないので、書かない日は家に帰れなかったような気持ちになります…)
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