プロジェクトの起こし方

どうやって新しいことを始めてるんですか?という質問が講演会で多い。
確かに始めるにはコツがいるかもしれない。始め慣れているというのもある。じゃあ、今度noteに書きますね、と伝えて数ヶ月。今思い出した。

主に「お仕事は別に新しいことを始めたい人」のために書いています。
なんとなく今のままじゃダメだ!と不安にかられている人。結構多いみたいなので少しでも参考になれば。

先に結論だけ書いておく。
方法は以下だ。
自分に目を向ける → ドキドキを言葉にする → 仲間に伝える → 他人に伝える


***

0.ワクワクに目を向けよう

ステップ0だけど、まずこれ大事です。プロジェクト起こす以前に「何をしたいかわからない」って謎の焦りあるよね。まずは周りと比較することをやめるところからスタートです。ドキドキでも鳥肌でも、何か心より先に体が反応することって生活の中で時々ないですか?それが合図。

いつもより、一歩踏み込んで「なんでドキドキしたのか?」を考えてみよう。今までの君は映画や漫画をみて、楽しかった!で終わっていた。でも今回から「なぜ?」の鍵を胸ポケットにしまっておくように。

この行為だけで「自分」がすごい見えてくる。「あ、○○だから感動したんだ。」とか、ドキドキしたんだ!みたいなことが見えてくる。そこが起点になる。

1.考えるだけじゃなくて、書いてみる

僕のPCにはたくさんの「やりたいこと」のアイデアシートが潜んでいる。
ドキドキ、ワクワクしたらとりあえず「文字に起こす」ということを必ずする。この日記もそういう使い方をしている。仮説でもいい。自分がざわついたことを書き出していく。その書いてみるこういうの中にどんどん抽象的だった「やってみたいこと」が解像度を上げていく感じがある。

多くの人は心の中で考えていることの方が多い。
言葉にしてしまおう。自分の中だけに閉じ込めておくと静かに存在を消していく。実は何個も君にとって大事なプロジェクトになったかもしれない想いはこうやって空気に消えていってしまっているだけだったりする。

2.仲間に話す

言葉に変えることで君の中で少しずつ「やりたい」ものが具体化し始める。
例えば「どこか旅行行きたいな」という最初の想いを書き出すと、「どこへ?何を?」と「旅行」という抽象的なくくりの中に「目的」という具体性が生まれてくる。「美味しいもの食べたい」「美しい景色みたい」そんな感じ。そこまでいったら、次は仲間に話しかけよう。できるだけ君のやりたいに共感してくれそうな人を誘うんだ。

俺「俺らって音楽好きじゃん?」
友「うん、うん。好き」
俺「ほんでそれぞれ良い音楽digって飲み屋とかで共有するじゃん」
友「するねー」
俺「これ、みんな見れた方が幸せな気がするんだわ」
友「たしかに、サイト作ればできそうだ。あいつも誘おうか」
俺「そうしよう。じゃあデザイン俺やっとくわ」
友「OK。またデータ頂戴」

みたいな感じにできたのが「your unknown music」の初期くらい。

この話しかける時に方法なんて何も考えてなかった。
イベント?とかすら思っていたくらいだ。でも、みんなに共有したいという言葉に対してWEBというアンサーで自分だけのプロジェクトだったものが、仲間を得ることになる。

友達(かつ共感度の高い)に伝えることは新たな気づきや展開が生まれる。
だって、同じようなことが好きで「あ、それわかる」って人なのだ。こうやってプロジェクトの芽がピョコリと土から顔を出す。

3.知らないけど、同じ人へ伝えていく

プロジェクトの赤ちゃんが生まれたら、次は育てる・仲間を増やすフェーズ。名刺代わりに君はプロジェクトを持っている。それを見せて「こんな風に思って仲間と作りました」といつでも伝えれるようにするんだ。

中にはふーんという人もいる。それを恐れない。だって、その人は他人!
全員に愛されるプロジェクトなんてないので、気にせずいろんな人へ話し続ける。伝え続ける。その中、「わかる!」って人に出会う。

それがあなたたちのプロジェクトのファン第一号だ。
その人となんども言葉をかわそう。何がよくて何がダメかを腹を割って話すだ。特に「こうした方がもっと良いのでは?」という意見はダメだしに聞こえるがじっくり考えるといい。全てを受け入れなくて良い。どう考えても正論だというものがある。君の最初の想いを加速するアドバイスを練りこんでパワーアップさせていこう。

4.無理せず続ける

プロジェクトは始めることは結構簡単になるときがくる。
次はプロジェクトを継続していくことの大切さに気づく。始めるより続けることの方がずっと難しいと気づくだろう。

こつは「無理しない」ということ。
君がこのプロジェクトの想いを失うと一気に終息してしまう。
大切なのは最初の想いに火をくべ続けること。無理ない速度で。

5.終わりを計画する

どのプロジェクトも実験的なスタートだ。
まずは消えてしまっても始めてみた事実が大切だ。
そこになれてきたら「最初に最後を計画する」ってことをやってみてほしい。

終わりがないって事実は仕事でもプライベートでも結構きみの首を締めてくる。どうせなら楽しく挑戦したいはずだ。それには期限が必要。
例えば、半年で挑戦してみて可能性を確認したい。仲間たちにはそう伝えよう。僕の場合、この謎のアイデア集団は10月までという一旦のテスト期間で計画されている。

おわりに

はじめたら、はじまり。本当始めるのは簡単です。ちょっとした勇気と想いを消さない努力だけ。「始め方」って学校でもどこでも習わない。でも、バンドマンの多くが「女の子にモテたかったから」という初期衝動でバンド結成するのは良い例だと思う。スタートは君の想いだ。

もしかすると、仲間に伝える中で否定されて挫けることもあるだろう。
数名に話を聞くことをオススメする。あなたが共感えれそうな人から否定され続けたとしら、どこか根元に大きなミスリードがある可能性がある。そこを聞き出すだけで想いを起点にピヴォットして目的は同じだけど全然違うアウトプットになることもあると思う。

え?これだけ?と思う人も多いと思う。
でも、本当初動の部分だけで消え去るマイプロジェクトというのは無限にある。その想いを逃さないということが一番のコツだと思っている。

この2,500字のお節介アドバイスまとめるとこうなる。
楽しいことをやろう!

自分に目を向ける → ドキドキを言葉にする → 仲間に伝える → 他人に伝える

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いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。

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Subaru Matsukura(松倉 早星)

Nue inc 代表取締役 / コンセプトデザイン / プランナー / 二児と3匹の猫の父 / 仕事の説明がとても難しい仕事 / www.nue-inc.jp/

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