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かつての日々の積み重ね

娘の卒園式。
不思議なもので子供の大きな声は聞けるのに
大人のあらたまった挨拶は眠たくなる。
園長先生の言葉以外、大人の時間より子供の発言増やしたら良いのにな、と仕事休みにしてるのに自分だったらどういう卒園式をプロデュースするのか考える頭を、いかんいかん今日は休みにしたんだと強制オフ。

デジカメの昔の写真でも見て大人の挨拶の暇つぶしに見ていると、ずいぶん昔の子供たちの写真が出てきた。
数年の歳月でこんな立派に育ったのか。
タイムスリップしたみたいに当時の子供たちの泣き笑いがスライドされる。

かつての日々の積み重ね
泣いてる写真とか、不思議そうに草花を見てる写真とか、ニコニコで走り回ってる写真とか。
写真では取りきれない膨大な日々の蓄積が
今目の前のここにあるのか。

周りを見るとウルウルしてる親御さんたち。
同じようにおもってるだろう。
目の前を過ぎてく子供たちの顔がなんだかグッと大人びて感じる。
この日もまた彼らを少し大きくさせるのだ。

妻と娘は謝恩会へ。
僕はタバコふかして家路を辿る。
もう桜が咲く頃だ。

#エッセイ #日記 #子ども

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。